Dirty WorkDirty Work
(2009/07/14)
The Rolling Stones

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いよいよ公開が迫ってきた「パイレーツ・オブ・カリビアン~ザ・ワールド・エンド」。
そこに以前から出演が噂されていたキース・リチャーズが、遂にカメオデビューを果たすので、この映画とキース、両方とも好きな身としては今から非常に楽しみなのだけど、考えてみりゃ今の今までストーンズのアルバムをレビューしていなかったではないかっ!(クローズする前のブログの時には書いたんだけど)

とはいえ、何故このアルバム?と思うだろうけど、私にとってのストーンズのアルバム初体験がこのアルバムだった。
実は前作「アンダーカヴァー」の時にはリアルタイムで引っ掛かってるのだけど、中学生が買うにはかなり勇気のいるエロいジャケットに気が引けて(笑)シングルで我慢したモノだった。

で、このアルバムの時期って、確かストーンズ解散説がかなり噂になってる時期で、ジャケットでもキースがど真ん中に位置して、端にミックがキースに蹴りを入れてる様にも見えたりする(それに対抗するが如く、キースもミックに急所蹴りみたいなアングルで写ってる/笑)。

実際、レコーディングも大変だったみたいで、ミックはソロの方に執着していてバンドの方が殆ど疎かだったみたいで、代わりにキースがバンドを主導していたらしく、そこに加えてこの2人の確執も表面化(って、いつもの事だけど/爆)、6人目のストーンズであったイアン・スチュアートの死、しかもアルバムが発売されてもミックのソロのお陰でツアーは無し...挙句の果てにはキースまでソロ製作に走ったので、ストーンズは暫しの間活動が止まってしまうくらいの問題作でもあった。

そんな状況で作られたアルバムでも、キース主体だけあってかなりロックテイストな仕上がりになっていたのは良かった。同時期にミックのソロアルバムも聴いたけど、豪華なメンツの割りには疑問符が付く出来だったので「やっぱ本家だよな!」と、当時は諸手を挙げて歓迎したモノだ。

当時のキーボード主体の流行など関係ない「HARLEM SHUFFLE」の渋さにやられ、「ONE HIT」のビデオクリップで、ミックとキースの小競り合いがやたらとリアルに見えて、「TOO RUDE」でレゲエを演ってしまう懐の深さ。
熱狂的なストーンズ信者には受けが悪いアルバムだけど、初体験の身としては「これが王道ってヤツか」と唸らせるだけの力を持っていると思う。

このアルバムの最後に入ってる、キースがVoを取ってる「SLEEP TONIGHT」がまた泣ける曲で...イアン・スチュアートのピアノがフューチャーされている為か、彼への追悼曲の様に聞こえるのも泣ける原因の一つなのかも知れない。
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