今日から3連休なので、今日は久々にブックオフ巡りを敢行し、3ヵ所回って以前から買おうと思ってたのになかなか手が出なかったジーノの1stリマスター盤を¥950で捕獲。
最初の初CD化のモノを所持してるけど、このリマスター盤でかなり音質が変わり「買い替えても損はしない」という評価をよく見かけたけど、実際に聴いてみてやはり全然違う印象。ジーノ本人が監修しただけあって流石の出来ですな。久々に聴いてやっぱ良いアルバムだと再確認。

そのジーノ関連で、フェア・ウォーニングの3rdアルバム「GO!」を今回はチョイス。発表は1997年。ほほう、もうこんなに年月が経ちましたか。

1stアルバムが発売された時、BURRN!誌で絶賛されてたのを読んで聴いてみたらキャッチーでメロディアスなハードロックという、如何にも自分好みの音だったんで、その後もミニアルバムやらこぞって買って、このアルバムも当然の如くリリース初日に購入した。初回盤の3Dジャケットは「する意味あるの?」とは思ったけど(苦笑)。

そのBURRN!にてクロスレビューで4人中3人が90点台を付けていたので期待値もかなり上回ったのだけど、一聴した時は「正直そこまでのモノじゃないな」と感じた。1stアルバムが大好きだったお陰もあるし、2ndアルバムも良いんだけど1stには叶わないと思ったので、このアルバムも路線は変わってなくてもインパクトを残せるモノは?と言えば「ANGLES OF HEAVEN」と「SAVE ME」くらいしか思わなかったのだ。
しかし、何度か聴いていくウチに他の曲も段々と馴染んでいく感じでやっぱ良いアルバムだなと認識した。メロディの質が変わったのか曲作りが変わったのかよく分からないけど、1stアルバムみたいに一聴して分かり易いメロディというよりも流暢に流れる様なメロディになった印象を受けた。こういう部分が如何にも欧州のバンドらしく感じる気がする。
久々に聴いて、当時から地味だと言われてたアルバム後半の曲が意外と新鮮に聴こえたな。やっぱトミー・ハートは上手い!

このアルバムのリリース後の来日公演にも行きましたよ。半券を見ると1997年6月16日:クラブチッタとなってますね。結構真ん中の中央付近で観た記憶がある(Aブロック300番台)。結構観客も入ってて当時の人気振りを感じさせるモノだったけど、ライブの方は余り良くなかった...というか、余りにも優等生過ぎるライブで面白味に欠けたのはよく覚えていて、当時一緒に行ったメンツに「もうコレ1回で十分かな?」と言った事も覚えている。1stアルバム時のライブビデオを観て良いライブだなとは思ってたけど、実際にライブ観たら印象が違うというのはどういう事?ってずっと思ったんだよなあ、未だに謎だけど(苦笑)。

個人的にはこの3rdアルバムまでで、4thアルバムも当然買ったけどジャケの酷さも相俟ってか(笑)余り良いアルバムだとは思えなくて数ヵ月後に売ってしまったくらい。その後解散したのも何となく分かる気がしたし。再結成後も余りピンと来ないという印象だし、未だに活動してるのはファンにとっては嬉しいだろうけど、もうこういうアルバムは作れないんだろうなあ...残念な事だけど。


「ANGELS OF HEAVEN」


「SAVE ME」
スポンサーサイト

RAINMAKERRAINMAKER
(1995/04/10)
フェア・ウォーニング

商品詳細を見る


このアルバムも今日みたいな夏の暑さにぴったりな雰囲気を持つ、非常に熱いアルバムかと。フェア・ウォーニング渾身の2ndアルバム「RAINMAKER」。

デビューアルバムであれだけの完成度を誇った彼等の新作...という事で、発売前から非常に期待していたアルバムだったけど、実際に聴いてみて1stほどの衝撃は感じられなかった。
まあ、アルバム全曲名曲と言っても過言ではない1stアルバムを超えるのは並大抵の事じゃ揺るがないから仕方ないけど、それを差し引いても彼等らしさを十分に感じるアルバムであった事には間違いない。つまりハズレではなかった、と(笑)。

彼等にしては珍しいブルージーな雰囲気のバラード「TOO LATE FOR LOVE」、爽やかな夏の雰囲気を感じるポップな「THE HEART OF SUMMER」、私的に彼等の楽曲の中でかなり上位にランクされる「DON'T GIVE UP」、日本的な切ないサビが魅力的な「ANGEL OF DOWN」、第一弾シングルで如何にも彼等らしいHRアンセム「BURNING HEART」、その「BURNING HEART」の余韻を哀愁というカタチで引き摺る「WHAT DID YOU FIND」、日本盤ボーナスにしてはコレが無いとアルバムが引き締まらない(爆)心が潤う「RAIN SONG」が私のベストソングかな(...多すぎる...)。

また楽曲の良さに加えて、トミー・ハートのボーカリストとしての説得力がかなり増したのもプラス要因かと。そりゃ1stアルバムでも歌の上手さは光っていたけど、このアルバムの比較的地味な楽曲でも彼の存在感が圧倒的なのはそれだけ表現力が増したという事なのだろう。ホントに良いボーカルだよなあ。

以前、私は3rdアルバムまではどれも甲乙付けがたいとコメントした事があったけど、アルバム全体の完成度としてはこの2ndアルバムが低いと思っている。アルバムの中間がミドルテンポの楽曲が続くので幾分中だるみを感じる事が理由なのだけど、楽曲単位だと先述した楽曲なんかはホントに素晴らしいし、ライブで外せない定番曲も多いし。

ま、何はともあれこの2ndアルバムも良作に仕上がったのだけど、彼等は次作3rdアルバムで更なる高みに駆け上がっていったのにはホントに恐れ入ったよなあ...

「BURNING HEART」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=2v6hmi2QVQY

FAIR WARNINGFAIR WARNING
(2009/12/31)
FAIR WARNING

商品詳細を見る


暫くHR/HM系から遠ざかっていたので、久々にこのアルバムを引っ張り出して聴いたのだけど、ホントに良いアルバムだなあ...と実感。

MR.BIGやLIONなどによく表現された、いわゆる「BIG IN JAPAN」的なバンドだったけど、アメリカやイギリスではともかく、何で本国ドイツでは全く受けなかったのかが不思議でしょうがない。
当時はグランジ・オルタナ勢が隆盛を極めていた時代であっても、こうしたメロディアスHRの需要はいつの時代でも残っているモノだと思っていたので、本国では数ヵ所のクラブ周りだったというのがちょっとショックだったな。

BURRN!からの情報で買ったクチだけど(というか、当時はBURRN!でしか扱っていないバンドだったし)レビューに書かれていた通りの音で、BON JOVIをもっと若々しくした感じのメロディアスでフックのある楽曲が目白押し、一度聴いただけで直ぐにハマってしまった(...でも、メロディアスHR系のリスナーでこのバンドが苦手という人は余り聞いた事がないし)。

お気に入りはほぼ全曲...と行きたいトコだけど(笑)、中でもスケールのデカい「WHEN LOVE FAILS」、初来日のライブでのオープニングにも使われた疾走感が気持ち良い「OUT ON THE RUN」、感動的で号泣モノのバラード「LONG GONE」「THE CALL OF THE HEART」「TAKE ME UP」(って、バラード全部じゃん!)そして、切っても切れない関係なZENOのカヴァー「THE HEAT OF EMOTION」(コレは本家よりも好きだ)あたりかな。

しかし、別にシングルヒットがなかろうが、メジャーなシーンで全く受けないだろうが、良い楽曲が詰まってるアルバムならそれに勝るモノは無い...という典型的なアルバムだと思う。しかも、それをデビューアルバムで成し遂げてしまった事に凄く意味があると思う。
再結成してくれたのは素直に嬉しいけど、このアルバムのクオリティに近い楽曲はもう書けないのだろうか?次作に期待!!