RAINMAKERRAINMAKER
(1995/04/10)
フェア・ウォーニング

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このアルバムも今日みたいな夏の暑さにぴったりな雰囲気を持つ、非常に熱いアルバムかと。フェア・ウォーニング渾身の2ndアルバム「RAINMAKER」。

デビューアルバムであれだけの完成度を誇った彼等の新作...という事で、発売前から非常に期待していたアルバムだったけど、実際に聴いてみて1stほどの衝撃は感じられなかった。
まあ、アルバム全曲名曲と言っても過言ではない1stアルバムを超えるのは並大抵の事じゃ揺るがないから仕方ないけど、それを差し引いても彼等らしさを十分に感じるアルバムであった事には間違いない。つまりハズレではなかった、と(笑)。

彼等にしては珍しいブルージーな雰囲気のバラード「TOO LATE FOR LOVE」、爽やかな夏の雰囲気を感じるポップな「THE HEART OF SUMMER」、私的に彼等の楽曲の中でかなり上位にランクされる「DON'T GIVE UP」、日本的な切ないサビが魅力的な「ANGEL OF DOWN」、第一弾シングルで如何にも彼等らしいHRアンセム「BURNING HEART」、その「BURNING HEART」の余韻を哀愁というカタチで引き摺る「WHAT DID YOU FIND」、日本盤ボーナスにしてはコレが無いとアルバムが引き締まらない(爆)心が潤う「RAIN SONG」が私のベストソングかな(...多すぎる...)。

また楽曲の良さに加えて、トミー・ハートのボーカリストとしての説得力がかなり増したのもプラス要因かと。そりゃ1stアルバムでも歌の上手さは光っていたけど、このアルバムの比較的地味な楽曲でも彼の存在感が圧倒的なのはそれだけ表現力が増したという事なのだろう。ホントに良いボーカルだよなあ。

以前、私は3rdアルバムまではどれも甲乙付けがたいとコメントした事があったけど、アルバム全体の完成度としてはこの2ndアルバムが低いと思っている。アルバムの中間がミドルテンポの楽曲が続くので幾分中だるみを感じる事が理由なのだけど、楽曲単位だと先述した楽曲なんかはホントに素晴らしいし、ライブで外せない定番曲も多いし。

ま、何はともあれこの2ndアルバムも良作に仕上がったのだけど、彼等は次作3rdアルバムで更なる高みに駆け上がっていったのにはホントに恐れ入ったよなあ...

「BURNING HEART」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=2v6hmi2QVQY
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FAIR WARNINGFAIR WARNING
(2009/12/31)
FAIR WARNING

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暫くHR/HM系から遠ざかっていたので、久々にこのアルバムを引っ張り出して聴いたのだけど、ホントに良いアルバムだなあ...と実感。

MR.BIGやLIONなどによく表現された、いわゆる「BIG IN JAPAN」的なバンドだったけど、アメリカやイギリスではともかく、何で本国ドイツでは全く受けなかったのかが不思議でしょうがない。
当時はグランジ・オルタナ勢が隆盛を極めていた時代であっても、こうしたメロディアスHRの需要はいつの時代でも残っているモノだと思っていたので、本国では数ヵ所のクラブ周りだったというのがちょっとショックだったな。

BURRN!からの情報で買ったクチだけど(というか、当時はBURRN!でしか扱っていないバンドだったし)レビューに書かれていた通りの音で、BON JOVIをもっと若々しくした感じのメロディアスでフックのある楽曲が目白押し、一度聴いただけで直ぐにハマってしまった(...でも、メロディアスHR系のリスナーでこのバンドが苦手という人は余り聞いた事がないし)。

お気に入りはほぼ全曲...と行きたいトコだけど(笑)、中でもスケールのデカい「WHEN LOVE FAILS」、初来日のライブでのオープニングにも使われた疾走感が気持ち良い「OUT ON THE RUN」、感動的で号泣モノのバラード「LONG GONE」「THE CALL OF THE HEART」「TAKE ME UP」(って、バラード全部じゃん!)そして、切っても切れない関係なZENOのカヴァー「THE HEAT OF EMOTION」(コレは本家よりも好きだ)あたりかな。

しかし、別にシングルヒットがなかろうが、メジャーなシーンで全く受けないだろうが、良い楽曲が詰まってるアルバムならそれに勝るモノは無い...という典型的なアルバムだと思う。しかも、それをデビューアルバムで成し遂げてしまった事に凄く意味があると思う。
再結成してくれたのは素直に嬉しいけど、このアルバムのクオリティに近い楽曲はもう書けないのだろうか?次作に期待!!