ジ・イヤーズ・オブ・レイジ [DVD]ジ・イヤーズ・オブ・レイジ [DVD]
(2008/02/27)
OUTRAGE

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このお盆休み中、特に何処にも行く予定がないので、ちょっとウチのCDラックの整理をして数枚中古CD屋に売りにいったのだけど、そこで偶然こんなモノを発見。アウトレイジのバンド結成20周年記念で発売された、5000枚限定のCD+DVDセット「THE YEAR OF RAGE」。通常価格¥5800のトコ、何と破格値の¥1550にて購入。コレはお買い得。やっぱ、店頭に行かないとこういうブツにはお目にかかれないモンですなあ~。
このブツの購入ポイントは、何といってもこの20周年記念で一時的にバンド復帰を果たした橋本直樹を含めたラインナップの音源という事でしょう!結果的には橋本さんのバンド完全復帰も相成って、新作にして最高傑作となった「OUTRAGE」を生み出す事になった訳だけど、勿論この企画が無ければこの4人が再び揃う事はなかった訳で、その経緯を示す重要な記録が収められている。
ライブには2度ほど足を運んでいるのでどんな感じなのかは分かってはいたけど、冷静に映像として観るのもなかなか機会がなかったので、このDVDはホントに有り難い。

で、そのDVDは冒頭でバンドのメンバーがそれぞれ今回の経緯について語っており、この企画を話を橋本さんに打診しようとした時、彼の居場所も何をやっているのかも他の3人は知らなかったというのは少し驚いた。てっきり友好的な脱退だと思ってたんで、バンド辞めてもオフでは仲が良いと思っていたので。
その橋本さんもバンドが恋しかったらしく、快諾してこのイベントに参加した割りには、肝心のVoが衰えてるどころか以前よりも迫力が増しているのには驚かされた。コレは新作のレビューでも書いているけど、10年以上もシーンから離れていた人が久しぶりのライブでこれだけ歌えるってホントに驚異的な事だと思う。

選曲もそれまでのバンドを遍歴を網羅したベスト的な内容で、個人的には「Mr.RIGHTMAN」や「CONCRETE MIRROR」が無いのは惜しいけど、それを言ったらキリがないので十分過ぎるかと。
またライブの音像がかなりラウドなスタイルなのも好ポイントで、このテのバンドには重要事項だったりするけど、例えば「MY FINAL DAY」でのスピードを増したプレイや、「HOW BAD?」~「FANGS」~「MADNESS」の畳み掛ける流れには、ライブならではの興奮が詰め込まれている。

改めて、ホントに凄いバンドなんだと実感出来た。前回のラッシュのDVDでも語ったけど、過小評価というのは何処の世界でもあると思うし、ましてや音楽の好みは人それぞれだから無理強いは出来ないけど、HM/HRというジャンルが好きでこのテの音に理解のある人達には是非、体感して貰いたいバンドだと思う。

「MEGALOMANIA」ライブ(DVDと同内容)↓
http://www.youtube.com/watch?v=WW9k_ud7bNA&feature=related
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アウトレイジアウトレイジ
(2009/11/25)
OUTRAGE

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ホントはフレディ・マーキューリーの命日という事で、クイーンのアルバムのレビューを書くつもりだったのだけど、このアルバムを聞いて思いっきりテンション上がってしまったのでこっちに変更。日本が誇る最強のHMバンド、アウトレイジの橋本直樹復帰作。
橋本さんが復帰した経緯や、その他の諸々の事情はよく分からないので何とも言えないけど、ネットでの噂に聞いていた「新作の出来が素晴らしい」という情報は、今日聴いてみてよーく理解出来た。

その前に、たまたまYOU TUBEで観た「RISE」のVCがエラくカッコ良かった事、それに今年のラウドパークでかなり好評だったというパフォーマンスの話題を含めて、最近のバンドから遠ざかっていた私を引き戻すには十分過ぎる理由だったので久々にCD買ってみたのだけど、まさかこんなに素晴らしい出来だったとは正直思っていなかった。

元々アウトレイジは「THE FINAL DAY」以降、アルバム毎に見せる方向性が微妙に違う事もあって「LIFE UNTIL DEAF」以降徐々に興味は失ってしまった。橋本さんが脱退した後もバンドは3人編成で活動続けていたらしいけど、この辺はあまり詳しくなく、当時の楽曲も視聴などで聴くと余り魅力的には聴こえなかったな。

しかし、橋本さん復帰という事情を抜きにしても今回のアルバムは純粋なHMとして傑作だと思う。プロデューサーのフレドリック・ノルドストロームの力量もあるのだろうけど、楽曲が良くなければ素晴らしいアルバムになるハズもなく、間違いなくバンドの力量を見せ付けた結果かと。

インナースリーヴでも書かれていたけど、12年振りにボーカルを取る橋本さんのブランクは全く感じさせず、むしろ上手くなっているのには驚いた。発音のニュアンスも全く違和感なく、アルバム作る前にライブをこなしていた事も影響しているのだろうけど、ここまで歌いきるとは全く想像していなかったな。

「RISE」は勿論、「YOU CARE? I DON'T CARE」「UNTIL YOU ARE DEAD」「FISTS FULL OF SAND」「LANDSHARK」「TERRORIZER」あたりに通ずる、デカい音の塊をぶつけられているの様な激烈スラッシュは聴いていてホントにスカッとする。こういう如何にもHM聴いてます...的なアルバムをこの時代に作り上げたバンドにはホントに感謝したい。

文句無く、海外でも十分通用するレベルかと。気の早い話だけど、次作もまたこのプロデューサーと作ってもらいたいなあ。

「RISE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=8i_bbuhV1e4

MY SPACE ↓
http://jp.myspace.com/outrageousjapanese

ザ・ファイナル・デイザ・ファイナル・デイ
(2007/06/06)
アウトレイジ

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何だか突然、久しぶりに聴きたくなったので眠ってたCDを引っ張り出してみました。このブログ、3度目の日本人です。

初めて彼等を知ったのは勿論BURRN!からの情報で、当時大々的に取り上げられて絶賛されていたので「そこまでいうなら...」と買って聴いてみたトコ、それまで日本のHM/HR系はラウドネスやVOW WOWあたりしか聴いた事がなかった私にはかなり衝撃的なアルバムだった。
明らかに海外を意識した音作りで、ドイツで録音された影響なのか、全体的に欧州的な雰囲気が漂ってる気がするし(気のせい?)スラッシュメタルだからVoがハイトーンを駆使するタイプではなく吐き捨てタイプなので、それまでの日本のメタルバンドとは一線を画すのも新鮮で良かった。
あとギタリストの腕前も確かで、緩急付けたソロなんかもなかなか面白くてカッコイイし、リズム隊の2人も実にタイトなプレイでバンドとしても魅力的で、素直に次作や旧作を辿って聴いてみたいと思わせる力量を彼等は持っていたな。

もう1曲目の「MY FINAL DAY」から掴みは確実で、最後まで飽きさせないで聴かせてしまう力技は見事の一言。私的には「MY FINAL DAY」は勿論、「MADNESS」「WINGS」「FANGS」などの激烈スラッシュ系や「VEILED SKY」の”静と動”をはっきり分けた構成が大好きだ。

次作「SPIT」の時に、地元のライブハウスに彼等がやってくる...との情報を知り、早速ライブを観に行ったのだけど、こんな狭いライブハウスで彼等を見れたのはホントに幸運だった。
そのライブハウスは3Fにあって「床が抜けない様に注意しろよ」とMCで言ってたのには本気で心配したモノだ(笑)。客数は少なくとも、それほどまでに激しいライブだったのを覚えている。

彼等の最高傑作といえば後に出る「LIFE UNTIL DEAF」の方だけど、衝撃度で言えば間違いなくこのアルバムだったと思う。昨日リマスターで再発されたばかりなので、新たに買い直そうかなあ...