YOU TUBEで配信されているダリル・ホールの「LIVE FROM DARYL'S HOUSE」。以前からその存在は知っていたのだけど、この番組はダリル・ホールが気の合うミュージシャン達をスタジオに呼んでホール&オーツやゲストの楽曲、色んなミュージシャンの楽曲を演奏するのだけど、その番組に何とブッチ・ウォーカーが出演していて、ブッチの「MIX TAPE」やホール&オーツの「SAY IT ISN'T SO」などをプレイしていたので思わず見入ってしまった。
ダリル・ホールとブッチが親交あったのは意外だったけど、ブッチの楽曲は何処となく80sソングを想起させるモノが多いのでダリルの事をリスペクトしていてもおかしくはないかと。それにしても「MIX TAPE」はホントに良い曲だよなあ...

という訳で、久々にブッチの作品が聴きたいと思い、今回はこのアルバムをチョイスした。ブッチが以前組んでたバンド:マーヴェラス3のメジャーデビューアルバム「HEY! ALBUM」。リリースは1999年。
実はこのアルバム以前に、マイナーレーベルからマーヴェラス3名義で「MATH & OTHER PROBLEMS」というアルバムを1枚リリースしているのだけど、こちらはさすがにCDは廃盤でストリーミングでは聴けるみたいだ。中古CDなら手に入りやすいとは思うけど、ちょこっと聴いた感じだと普通のロックバンドっぽい雰囲気かな。

そもそも何故このバンドを知ったのかは思い出せないけど、多分シングルになった「FREAK OF THE WEEK」を聴いてCDを買ったのは間違いない。CD帯には「晴れた日に聴きたいロック!」と書かれており、1曲目の「YOU'RE SO YESTERDAY」の冒頭を聴いただけでこの帯の言ってる事は正しい、と素直に納得(笑)。
音楽性はポップバンドとロックバンドの中間を狙った感じだけど、そういう意味ではチープ・トリックに近い音なんじゃないかと。実際に3人のメンバー達は(バンド名にある通り3ピースバンド)全員チープ・トリックが大好きみたいだし。あと、何処かしかニューウェーヴっぽい雰囲気も若干感じられる。
私的には、前半の1~7曲目まではどの曲でもシングルカット出来るんじゃないか?と思わせるほどのキャッチーなメロディが楽しめるけど、後半は比較的地味な印象でちょっとクールダウンしてるのが惜しい感じ。それでもデビューアルバムとしては十分な出来かと。

こういうポップでキャッチーなメロディが聴けるアルバムって、普通に日本で人気が出てもおかしくないと思うけど、何故かこのアルバムは不発に終わった。音楽メディアやレコード会社が全然プッシュしなかったからかも知れないけど、普通に良い曲満載なんでこの音が気軽に聴ける環境さえ整っていればそれこそバカ売れしたんじゃないか?と思うとホント残念でならない。今聴いても良いアルバムだと思うし、ブッチのソロ作よりもこの音の方が好きな人は結構多いと思うんだけどなあ。

彼等はこの後、以前ここでも紹介した2ndアルバム「READYSEXGO」をリリースして解散してしまい、ブッチはソロ活動に入って同時にプロデュース業も務める様になった。アヴリル・ラヴィーンのプロデュースが有名だけど、他にも様々なスタイルのミュージシャン達を手掛けて、日本では織田裕二さんがカヴァーしたワム!の「LAST CHRISTMAS」で共演したのが有名。マキシ・プリースト同様、何で一緒に組んだのかは未だに謎だけど(やっぱ大人の事情ってヤツですかね?/苦笑)。


「FREAK OF THE WEEK」


「YOU'RE SO YESTERDAY」
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レディーセックスゴーレディーセックスゴー
(2000/09/27)
マーヴェラス3

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今日の休みは、ちょいと海までの遠出のドライブに行ってきて、地元では曇り空の1日だったみたいだけど、海では晴天で如何にも”夏”を感じさせる気候だったのが最高だった。

それでふと思ったのが「夏のイメージにぴったり合う音楽」とは?
家に帰ってきてCDラックを眺めていたら、何気にコレが目に付いた。ブッチ・ウォーカー率いるマーヴェラス3の2ndアルバム「READYSEXGO」。

残念ながら既に解散してしまったバンドだけど、デビューアルバムからリアルに追って来られたのは幸いだった。でも不幸なことに一度もこの面子でライブ観る事が出来なかった...未だに何で日本に来られなかったのかが不思議でしょうがない。

最初からポップで疾走感が心地良い「LITTLE HEAD」に続き、間髪入れずに始まる「GRAND PARK」の派手でスケールのデカいロックが展開される時点で、既にアルバムの世界に引き込む魅力は前作同様変わらない。
メリハリの展開が絶妙だったデビューアルバムに比べて、こちらはミドルテンポを中心に進む構成が特徴。
何処か切なさを感じさせる「RADIO TOKYO」や、タイトル通り綺麗なメロディの「BEAUTIFUL」、80'Sテイスト全開の「SUPERNATURAL BLONDE」、モット・ザ・フープルの「ALL YOUNG THE DUDES」(作曲はデヴィッド・ボウイ)のメロディに自分のオリジナルの歌詞を加えた「CIGARETTE LIGHTER LOVE SONG」など聴かせどころも満載。

またこのアルバムで面白いのは、アルバムのクレジット欄をそのままナレーション入れて、BGMに過去の楽曲をランダムに編曲したモノが収録されてる。コレが何気にカッコ良く決まってるのが面白い(笑)。

幸運なことに、ブッチはソロになって3枚アルバム発表し、アヴリル・ラヴィーンのプロデュースのお陰で知名度も上がり、その恩恵で(ホントか?)やっと日本の地を踏む事が出来た。やっと観る事が出来たブッチのライブは、それまで思いが込み上げてきてちょっと感傷的な気分だったな。

「GRAND PARK」のPV↓

http://www.youtube.com/watch?v=I5zMNXkmMj4