ファンク・ディスファンク・ディス
(2007/10/10)
チャカ・カーン、マイケル・マクドナルド 他

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最近は新作で欲しいモノがそんなに出てきてないので、先週は中古盤探しに色々チェックしてたのだけど、近年CDが売れてないお陰なのか、それとも洋楽自体が盛り上がってないお陰なのか、ユニオンの中古サイトやアマゾンのバーゲンあたりで未開封で安く売られてるパターンを結構見掛ける。リスナーとしては非常に喜ばしい事なんだけど、何だかちょっと複雑な気分。まあ、こういう時だからこそ色々冒険出来るんで良いんだけどね。

で、結果的に4枚買って今日届いたんだけど、その中の1枚:チャカ・カーンの2007年発表の「FUNK THIS」を今回はチョイス。
ちょっと前に輸入盤廉価5枚組のCDボックスを中古で購入したけど、5枚全部聴いて思ったのは、当時の音処理とかの関係で古臭く感じる部分があるにせよ、基本的なこの人の声自体は全く衰えないという事。ホントに何でも歌えるんじゃないか?と。

で、その5枚組を購入しようとした前後にこのアルバムの存在を知って、いつも中古CDを購入するネットショップでこのCDが新品¥780くらいで売られてたのを発見、意気揚々とカートに入れてその5枚組もカートに入れ、さて会計へ...と打ち込んだら「この商品はありません」の文字が。どーやら、タッチの差で他の客に先越されたらしい(苦笑)。
買おうと思って翌日にチェックしたらもう売れてた...というパターンは今まで何度かあったけど、買おうとしたその時点で無くなってたのはこの時が初めてだったんで、ちょっとショックだったな(笑)。

で、今回買うまで試ちょこっと試聴で聴いたりして、かなり良さげな雰囲気で期待してたのだけど、こうして全曲聴いてみたらやはり素晴らしいアルバムだった。前作はジャズに挑戦した彼女が、今回はタイトル通りファンク路線を突っ走ってるんで、ファンク路線が好きな人には堪らない内容になっている。
リズムが図太いゴリゴリの音にも全く負けてないチャカのボーカルが凄みを効かせて、バラードでも何でも彼女が全て支配してる様は非常にカッコイイ。
今から7年前の作品だけど、現代的なアレンジや音処理が為されてない分、古き良きのR&Bスタイルが聴ける。プロデュースがジャネット・ジャクソンで名を挙げたジミー・ジャム&テリー・ルイスという事で、チャカと非常に相性が良いと思った。
また参加ミュージシャンもメアリー・J・ブライジやマイケル・マクドナルドと豪華で、カヴァー曲もプリンスの「SIGN 'O' THE TIMES」やジミヘンの「CASTLES MADE OF SAND」、アース・ウィンド&ファイアの「SHINING STAR」など計6曲も収録。

聴いてて、素直に明るくハッピーになれる作品かと。R&Bやファンクが嫌いな人にはお薦めしないけど、こういうスタイルを余り聴かない人達には是非聴いてもらいたいな、と思う。
で、このアルバムからずっと新作リリースしてないんで、そろそろ何かアクション起こしてくださいな!

DISRESPECTFUL (ACAPELLA:MARY J. BLIGE)


BACK IN THE DAY

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恋するチャカ恋するチャカ
(1989/04/10)
チャカ・カーン

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今年も明けましたね。宜しくです~。

さて、こんなにゆっくりのんびり出来る正月休みはホント最高で、殆どTVゲームと映画三昧に勤しんでますよ。さすがに夜更かししてまではやらないので、結構健全な生活だし。
CDも年末に購入したモノが結構多くて、未だに手を付けてないモノが多いのでこういう時間で色々聴けるのがホントに有り難い。仕事疲れで音楽聴く気も起きないのが一番困ってしまうので、こういう癒しの時間は絶対に必要かと。

で、今年一発目のアルバムは何故かチャカ・カーン。しかも初ソロアルバム「CHAKA」(邦題:恋するチャカ)。発表は1978年。
以前ベスト盤のレビューにも書いた通り、数あるR&B系のミュージシャンの中でもチャカ・カーンは結構好きだ。リアルタイムで聴いたのは「I FEEL FOR YOU」からだけど、それ以前のアルバムにはなかなか手を出すチャンスがなくて、いつか聴いてみたいとは思っていても毎月HM/HR系だの何だの買ってれば、そりゃいつまでもチャンスなんてない訳で...
でも、チャカ・カーンも輸入盤の5枚組セットで発売された時には「絶対手に入れちゃる!」と思ってて、そしたら偶然覗いた中古CDのネット通販サイトにて¥1300で売られてたので即捕獲したと。アルバム1枚約¥217ですよ!

チャカ・カーンの何が好きかって、あの圧倒的な歌声に尽きる訳で、私の洋楽聴き始めた頃にはホイットニー・ヒューストンとか歌の上手いR&B系シンガーは結構揃っていたけど、その中でもチャカはダントツで好きだった。「I FEEL FOR YOU」なんて今聴くとあからさまなディスコソングだけど、やはりあの歌声あってこそ成り得る曲であって、並のシンガーならここまでのヒットにはならなかったのでは?と今でも思う。

この1stソロアルバムは今回初めて聴いた訳だけど、この時点で既にズバ抜けた歌唱力を披露しており、今の時代には少々古臭い、如何にも70年代的な楽曲が揃っているけど、こういう音楽が廃れつつある今だからこそ却って新鮮に聴こえる。
よくグレン・ヒューズの歌唱力をR&B系のミュージシャンと比較される事が多いけど、やはりグレンはチャカの影響も絶対にあるとこのアルバム聴いてて思った。
何と言ってもチャカの代名詞的な楽曲「I'M EVERY WOMAN」に尽きるけど、他にもちょっとAOR風味が掛かった「LOVE HAS FALLEN ON ME」や、絶品のバラード「ROLL ME THROUGH THE RUSHES」、都会的な雰囲気の「A WOMAN IN A MAN'S WORLD」な辺りが私のフェイヴァリット。

たまーにこういう毛色の違う音楽を聴くと、かなり新鮮な気分になれるのがホントに心地良い。R&B系のマニアになるつもりは全くないけど、気に入ったミュージシャンは出来る限り後追いでも聴いていきたいので、いずれはルーファスの方まで手を出す事になるのかな?まあ、その前にチャカのアルバムを聴きまくるのが先だけど。


「I'M EVERY WOMAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=OTgKscVa7-A

「ROLL ME THROUGH THE RUSHES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=D_b8bUiRuC4

Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1
(1996/10/31)
Chaka Khan

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意外かも知れないですが、結構チャカ・カーン好きなんですよ。
まあ、初めて存在を知ったのが、1984年に大ヒットした例の「チャカチャカチャカチャカチャカカーン~」というグランドマスター・メリー・メルのラップで有名な「I FEEL FOR YOU」(原曲はプリンス)だったのだけど、当時としては斬新なラップを取り入れ、しかもスクラッチ多用のダンスチューンがカッコ良かったのは間違いないけど、一番驚かされたのはチャカ本人の歌唱力だった。

当時のブラック・コンテンポラリーは、今みたいにラップが幅を利かせてる訳ではなく純粋にR&B・ソウル系が大半を占めていて、時代こそ感じるけど歌を基調としている楽曲が多かったので、好きな曲も結構多かった。
そんな中、チャカのアルバムは従来のR&Bに染まらず、案外ポップに聴ける楽曲が多かったのが私の耳に十分訴えるモノがあった。前述の「I FEEL FOR YOU」や「I KNOW YOU、I LIVE YOU」なんかは普通にポップだし、ブルース・ホーンズビーとのコラボ「LOVE ME STILL」や「THROUGH THE FIRE」の様なバラード、「THE END OF A LOVE AFFAIR」でのジャズ風味の楽曲でも、そのド迫力の歌唱は変わる事なく素晴らしい。

このアルバムはベスト盤で、チャカの90年代中期までのヒット曲を収めたモノなのだけど、当時の新録で何とフリートウッド・マックの「EVERYWHERE」をカヴァーしていたのには驚かされた。何故なら、絶対にチャカがカヴァーしそうな曲だと思っていなかったからだ。
しかし聴いてみると、コレがなかなか味わい深く、オリジナルよりもテンポを緩めてよりソウル系に近付けている見事なアレンジだと思う。

余談ではあるけど、最近はどーなのか知らないけど、何年か前にチャカの映像見た時は体がゾウみたいになっていてびっくりした覚えがあるけど、アレサ・フランクリンといいどーしてソウル系の女性歌手はあんな体系になってしまうんだろうか?余計な事だけど気になる。