ヒューズ・ターナー・プロジェクト2ヒューズ・ターナー・プロジェクト2
(2003/09/03)
ヒューズ/ターナー

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先日、亡くなったロニー・ジェイムズ・ディオの追悼コンサートが発表されて、注目のヘヴン&ヘルのボーカルはマスタープランのヨルン・ランデとグレン・ヒューズに決まったらしい。
マスタープランは聴いた事ないのでどんなボーカルなのか判断出来ないけど、グレンが関わってくるのは何となく想像は出来た。
元々トニー・アイオミのソロアルバムでボーカルを担当してた訳だし、ソロアルバムのライブも演りたかったけどヘヴン&ヘルの活動が優先されてしまった為にグレンは自身のソロに専念するしかなかった訳だから、何かしら絡んでくるだろう、と。
ソロを出してもイマイチ地味な扱いのグレンにも少しは陽が当たりそうで、ファンとしては素直に嬉しいけど、ここで御大には得意のR&B系な歌唱は抑えて、HR/HM系なスタイルで通してもらいたいトコ。

そんなグレンの、現時点でのHR/HM系の最後のアルバムがこの「HTP2」。言わずと知れたジョー・リン・ターナーとのプロジェクト作2枚目。先月中古CD屋で¥580にて購入。
前作の時は発売日に併せて購入した記憶があるけど、この2枚目は前作の内容が良かったにも関わらず何故かスルーしてしまい、中古屋で探してもなかなか置いておらず、今頃になってようやく手に入れた。

基本は前作と同じスタイルで、グレン・ジョー両人が個別に歌う楽曲と2人で一緒に歌う楽曲に分かれているのだけど、さすが2作目だけあって彼等に期待するスタイルがこれでもかとばかり詰め込まれている。充実度は前作と同等くらいといったトコか。

しかし、私的にはもう少し冒険が2~3曲あっても良かったと思った。2人共古典的なHRスタイルを得意としているからアルバム全体はソツなくこなしてるけど、それは前作とやり遂げているので今回も同じでは面白味が感じられない。

これは前作でも感じた事だけど、このプロジェクトってグレンのバンドが中心となっているので、名前こそ両名義だけど基本はグレン・ヒューズのHRアルバムにジョーが参加しました的なモノだったりするのがこのアルバムの全てだと思う。
案の定、この方向性に疑問を感じてたグレンがあっさりプロジェクトを解消し、本人は自身のソロでもっとソウル/ファンク寄りのHRスタイルに移行してしまった。ジョーもそれほどこのプロジェクトには固執してなかったみたいで、直ぐに解散の事実を認めてたし。

要はジョーにもっとやる気があったら、と思う。この人の悪いクセは、自身のソロアルバムでも人任せな部分が多いから、いつも同じ場所にしか留まる事しか出来ないのではなかろうか?グレンは地味ながらも自分の演りたいスタイルで楽しんでるのに。

もう2度と実現しない競演作だけど、作品自体は悪くないので、ふと思い出して聴きたくなった時に手が伸びるアルバム...と言ったトコかな?

「LOSING MY HEAD」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=f4Om8CmtF1k&feature=related

「ALONE I BREATHE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=P5I5BlmqxBk&feature=related



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ヒューズ・ターナー・プロジェクトヒューズ・ターナー・プロジェクト
(2002/02/06)
ヒューズ/ターナー

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グレン・ヒューズのアルバムを久々に聴きたくなって、今朝から色々と引っ張り出して聴いていたのだけど、一番しっくり来たのがこのアルバム。言わずと知れた元レインボーのジョー・リン・ターナーと組んだ1stアルバム。

元ディープ・パープルと元レインボー...両方のバンドのファンなら間違いなく興味深いアルバムである事は間違いないけれど、私は以前も語った通りパープルはそんなにファンでもないし、実はレインボーも大好きという程でもなかったりする(汗)。
しかしグレンは大好きだし、ジョーの声質も結構好きなのでかなり興味があったから、当時は即購入したのだけど、何故か頻繁に聴く事がなかった。それは、バンド名義が2人にはなっているし殆どの楽曲も共作にはなってはいるけど、実際にアルバムを耳にしたらグレンのアルバムにジョーがゲスト参加みたいな印象を受けたからである。

音楽的には、この2人のキャリアそのままの70年代ハードロックを演っているので目新しい事は何も無いのだけど、だからこそ凄みが伝わるというもの。
ジョーとグレンが1曲ずつ1人でボーカルを取る以外は全部ボーカルパートを分け合って歌っているのだけど、2人共歌が上手いのは言うまでもないので安心して聴ける。

グレンが1人で歌う「HEAVEN'S MISSING AN ANGEL」ではあのジョン・サイクスが参加してるのだけど、この曲だけはジョンがギターソロとバッキングボーカルを担当しているお陰か全体的にみても突出していると思う。
結構前からこの2人(ジョンとグレン)で作品を作りたいと言ってたらしいけど、絶対に良いモノが出来ると思うのでいいから早くアルバム作れよ!と言いたい(爆)。

バンドのメンバーは基本的にグレンのバンドを軸としているのでそんなに有名なミュージシャンが参加してる訳でないけど、ポール・ギルバートやジョーのソロに参加した梶山章がゲストで弾いている。だけど、私的にはハモンドっぽいキーボードが良い味出してるのがこのアルバムのポイントだと思う。

今日久々に聴いたら、こういう音楽って古臭いと言われてもやっぱクセになるんだよなあ...と改めて実感した。2作目も出てるのだけど、まだ購入してないのでちょっと探してこなければイカンな。