Angel DownAngel Down
(2007/11/20)
Sebastian Bach

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前回のメタル・チャーチのアルバムを聴きながら「このスタイルの楽曲を彼が歌えば間違いなくハマると思うのに...」と感じたのが、今日のお題セバスチャン・バックその人である。

発売日に手に入れられなかったのがそのままずっと尾を引いて「買わねば」と思い続けていたバズのフルレンス1stアルバムをやっと手に入れる事が出来た。しかも新品CD¥1000で(!)。
決算セールの中に1枚だけ入ってて、ちゃんと普通の棚にも新品が1枚入ってた。どんな経緯でそういう売り方してるのかよく分からないけど、とりあえずはお得な買物だったと(笑)。

しかし、スキッド・ロウから脱退(解雇?)してから既に10年以上経ってからのソロアルバムとはホントに長かった。正直言ってスキッズの3rdアルバム「SUBHUMAN RACE」は全然好きじゃなかったのだけど、それ以前の2枚は大好きだったので、もしスキッズにバズが在籍したまま続いていたならその幻の4thアルバムには大いに期待していたのだけど、バンドから抜けてしまってそのままずっとお預けくらった感覚なので、ホントに待ちくたびれたというのが本音だった。

で、掲示板などで既に情報は知っていたのだけど、スキッド・ロウの面影はこのアルバムでは殆ど見られない。あるのは現代的なラウドロック系の音に乗るバズの声。しかもオープニングのタイトル曲では絶叫スタイル...一通り聴いた感想は「期待はずれ」。スキッド・ロウの音に思い入れのある人は絶対そう感じると思う。
しかし全曲ダメという訳ではなく、何曲かは引っ掛かるものがあった。アクセル・ローズが参加してるから...という理由ではないけど「(LOVE IS)A BITCHSLAP」や「OUR LOVE IS A LIE」は普通にスキッズ路線でカッコイイし、相変わらずバラードでは聴かせる「BY YOUR SIDE」「FALLING INTO YOU」はさすがの一言。「STABBIN' DAGGERS」の力まないで歌うスタイルは今までにちょっと無かったスタイルで面白い。

ただ繰り返してしまうけど、やはりラウド系の音は納得行かない。何でバズがそのスタイルなんだ?と疑問がずっと残る。ミュージカルやってた経験からか、歌唱の方はスキッズ時代よりも上手くなっているので正直勿体無いと思う。
ロイ・Zのプロデュースも良い人選だと思うけど、「YOU DON'T UNDERSTAND」は如何にも彼がハルフォードで書いた曲に近いモノを感じるのがちょっと気になったな。

...とまあ、余り良い事は書けなかったけど、決して駄作なんかではなく「もう一つ特出したモノを」という感じだろうか。久々のアルバムだったので期待が高まるのは仕方ないけど、長い時間掛けた分もっと焦点を絞ってくれれば良かったでは?
でも、バズがこうしてまたHM/HRシーンに戻ってきてくれた事だけでも嬉しいし、次のアルバムではスキッズ時代をも超える物凄いモノを作ってくれという期待を込めたいと思う。バズにはそれが出来ると信じてるぜ!
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