暗闇の天使 (紙ジャケット仕様)暗闇の天使 (紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
バウハウス

商品詳細を見る


今までこのブログを書いてきて、改めてアルバムを聴き直す事は幾度もやってきた事だけど、第一印象が悪い作品とはなかなか向き合わないのはCDを毎月買ってる人なら分かってくれると思う。買ってきたCDがその時の旬に成り得るモノだし、一度聴いてみて「これはちょっと」なんて思うと次はなかなか手に取り辛いし。

正にバウハウスがそうだった。以前2枚組ベスト盤のレビューを書いた時にも「余り心に引っ掛かるモノがない」と書いたけど、図書館で借りたモノで現物を持ってないお陰か、それから殆ど聴いていなかった。
だけど、昨年オリジナルアルバム4枚+シングルス1枚を含めた5枚組ボックスが低価格で発売されたのを切っ掛けに「もう一度トライしてみるか」と好奇心が湧き上がって(笑)購入してみた。

そのBOXセットが発売されたにも関わらず、何故かアマゾンではマケプレ価格が¥4000越えで一向に入荷する気配がない。まあHMVでも良いか...とも考えていたのだけど、HMVではなかなかポイントセールやってくれないし買うタイミングが全くなかったので、痺れを切らしてアマゾンで単品注文し(マケプレ価格じゃなくアマゾン価格で)来月上旬入荷の予定だったのだけど、何故か入荷が早まったお陰で今日ウチに到着。

ちょっと話が逸れるけど、別なネットサイトで注文してあったのが同時期に届く雰囲気だったので、郵便局に用事もあったからついでに「届いてますか?」と確認したら、郵便局のオヤジが確認もせずに「まだ最終便帰ってきてないんで」と客の質問を却下しやがった(怒)。お前の仕事だろうがっ###
しかも、今日届けにきた局員が、目も合わせずに一方的ベラベラ喋ってさっさとドア閉めてるし。コミュ障ならこんな仕事は向いてねーだろ?これならメール便で玄関に置いてもらえば全然良いって。

何はともあれ、両方共無事に届いたんで早速聴く事が出来るので、やっぱコレは1stから順に...って事で「IN THE FLAT FIELD」(邦題:暗黒の天使)をチョイス。発表は1980年。しかし何なんですかね、このジャケ。全く意味が分からないっす(苦笑)。

こうしてアルバム1枚通して聴くと、なかなか良い感じじゃないですか!?以前ベスト盤聴いた時とかなり印象が違う。ジャケの雰囲気も相成っているのかも知れないけど、音を大きめにして暗い部屋で聴いてると「なるほど」と唸ってしまう音楽性。このバンドに付き纏うゴスの薫りが強烈に漂ってる。

苦手なハズのピーター・マーフィーの歌声も、(自分の許容範囲で)若干キビしい面があるにせよ(苦笑)それほど気にはならない感じで、何より演奏をじっくり聴いてみるとダブやパンク、ニューウェイヴやレゲエなどの影響を独自の世界観で構築しており、その後の後続バンドの礎を築いた事がはっきり分かる。初期のBOΦWYは明らかに影響受けてたんだなあ、と思った。

なるほど、これは自分の認識を改めなきゃイカンですねえ。今の時代にこういうスタイルを持ったバンドが皆無という事実は、このバンドが当時全てやり尽くしてしまったからなのか、それとも今の時代には噛み合わない事なのかは定かじゃないけど、聴かずにスルーするには勿体無いという事だけはよく分かった。まだまだ勉強が足りませんなあ~。


「IN THE FLAT FIELD」ライブ↓



「DOUBLE DARE」ライブ↓





スポンサーサイト

1979-1983ベスト・オブ・バウハウス VOL.1 VOL.2(紙ジャケット仕様)1979-1983ベスト・オブ・バウハウス VOL.1 VOL.2(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
バウハウス

商品詳細を見る


以前、ウチの近所にある市立図書館で借りてきたバウハウスのベスト盤。某音さんが自身のHPでかなりこのバンドを持ち挙げていたのと、それまで彼等の音楽を聴いた事がなかったので(あの有名な目だけの写真は目にはしていたけど←シャレではない)とりあえず聴いてみる事に。

時期的にはちょうど私が洋楽に興味を持ち始めた時期だったのに、何故かこのバンドに関してはノーマークだった。というか、当時の音楽雑誌にはそんなに露出されてなかったと思うし、何より(CD聴いた限りでは)音楽的にもそんなに注目される様な事は演ってなかったと思う。ただ、暗鬱な感じのパンク~ニューウェーブ系というのジャンルはそれまで無かったと思うので、この人達がこのテのジャンルの先駆者なんだろうな。

某音さんには悪いけど、私的にこのバンドはちょっと引っ掛かる部分が少ないと思う。いや、こういう暗い感じの音楽って嫌いじゃなくてむしろ大好きな部類なんだけど、初期に見られるVoの荒いスタイル(敢えて下手とは言わないけど)が私には合わないのだ。なので、楽曲のバリエーションが豊富な後期のボリューム2の方がまだ聴き易いんだけど、ノリと勢いでは初期の方に軍配かな?
デヴィッド・ボウイの「ZIGGY STARDUST」やTレックスの「TELEGRAM SAM」のカヴァーの選曲には如何にも英国的なセンスを感じるのがポイント高し。

しかし、当時の英国の音楽シーンであったパンク~ニューウェーブの流れを見事に体現したバンドだったんだな...というのは評価出来るし、理解も出来る。パンクにしては荒い演奏というよりもVoの絶叫の方がパンキッシュな感じだし、ニューウェーブ系独特の冷たい質感はデビュー当初から最後まで一貫していたと思うし(少なくともこのアルバムを聴いた感想では)。
ボリューム2に入ってる「WHO KILLED MR.MOONLIGHT」が一番お気に入り。このバンドの代表する楽曲ではないだろうけど、全体的にゴシック的な冷たい雰囲気を味わえるが良い。

と、私の評価はこんな感じになってしまうのだけど、映像とかライブとか観るとまた評価が変わってくるかな?