今日、たまたま車でFM聴いてたらデフ・レパードの「PHOTOGRAPH」が掛かって随分懐かしいなあ...と感慨。そーいやもう30年以上も前の曲だし。この曲って中学生の頃に土曜の朝放送されてた(確か日テレだったと思う)情報番組でよく取り上げられてたのを覚えていて、この時はデフ・レパードが何者か全く分からなかったんだけど「PYROMANIA」のジャケをはっきり覚えてたので記憶に残ってるんだよなあ。

という訳で久々にLEPPSを取り上げてみようかと思い、ちょいと趣旨の違うモノで彼等初のカヴァーアルバム「YEAH!」をチョイス。発表は2006年。
そーいや彼等の歴史の中でカヴァーソングというモノは余り聴いた事がない。ライブではCCRの曲とかを演ってるという話を聴いた事があったけど、実際に音源となってるモノはそれほど多くないのでは?
そんな彼等が何故カヴァーアルバムを作ろうと思った経緯はよく知らないけど、実際に並んだナンバーを聴いてみると音楽嗜好が幅広いジョー・エリオットが如何にも好きそうなナンバーがずらりと並んでいる。

普通にロックを聴いてきた人でピンと来るのはやっぱT・レックスの「20TH CENTURY BOY」だろうなあ。コレは普通にカッコイイし、LEPPSのイメージにも合ってると思う。しかし、殆どの他の曲が余りにもマニアック過ぎる選曲なので、アルバム全体で聴くとかなり散漫な印象を受ける。デヴィッド・エセックスの「ROCK ON」なんて全く知らない曲だったし、確かライブ盤の「MIRROR BALL」にこの曲が収録されているのだけど、最初聴いた時は「何だ、この地味な曲は?」と不思議に思ったモノだ。同様にジョン・コンゴスの「STEP ON」も全く知らない曲だった(ついでに人物も全く知らない)。

HM/HR界隈だとシン・リジィの「DON'T BELIEVE A WORD」(邦題:甘い言葉に気をつけろ)くらい。意外だったのはブロンディの「HANGING ON THE TELEPHONE」とかロキシー・ミュージックの「STREET LIFE」かな。デボラ・ハリーやブライアン・フェリーの曲をジョーが歌うって何か変な気分だし(苦笑)。
デヴィッド・ボウイ「DRIVE-IN SATURDAY」やキンクス「WATERLOO SUNSET」、スウィート「HELL RAISER」やモット・ザ・フープル
「THE GOLDEN AGE OF ROCK 'N' ROLL」は何となく想定内のレベルだし、トム・ぺティ&ザ・ハートブレイカーズ「AMERICAN GIRL」やフェイセズ「STAY WITH ME」辺りも前述のCCRのカヴァー演ってたくらいだから特に意外性は感じない。

私的なハイライトはやっぱモット・ザ・フープルかな?ジョーは熱狂的なモットのファンだったという話だし、曲もバンドのイメージにピッタリで良いと思う。バッド・フィンガーの「NO MATTER WHAT」(邦題:嵐の恋)も色んなバンドがカヴァーしてるけど意外にもフィットして面白い仕上がりになっている。

オリジナルアルバムでは音の作り込みが緻密過ぎてアルバム完成が遅れるバンドとして有名な彼等だけど、このアルバムに関しては選曲や演奏はリラックスして楽しんで作ったという印象を感じた。たまにはこういうアルバムも面白いけど、やっぱオリジナルアルバムと比べると趣旨が違うのであくまでも”別モノ”として捉えるのがベストなんだろうなあ。


「20TH CENTURY BOY」


「NO MATTER WHAT」
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早いモンですねえ~。LEPPS待望の新作が発売されましたが、前作から何と7年振りだそうで。元々アルバムのインターバルが長いバンドとして有名だけど、既に7年も経ってたとは思わなかったなあ...そりゃ、私も歳取る訳だ(苦笑)。
この7年の間に音楽業界も大分様変わりしてしまって、まさか80年代にあれだけアルバム売ったバンドがレコードディールを失うとは夢にも思わなかった。幾ら大物バンドであっても、今の時代は安定した売り上げは見込めないという訳かな?
先日、この新作の事を語ったTV番組がBSで放送されてたので観たのだけど、ジョー・エリオットがやたらとレコード会社の批判繰り返してたのがやけに印象に残ったのは、こういう事があったからなんだろうな。

とにかく、ここ日本ではワーズレコードがリリースしてくれたのは良かったけど、ワーズレコードからだとCDが高めに設定されるんで、もうちょっと何とかならないモノだろうか?Tシャツ抱き合わせで¥5000とか、アナログとCDとおまけくっ付けて¥20000とか、一体誰が買うんだよと??
正直Tシャツはいらないんで、CDのみの通常盤を購入したのだけど¥2700プラス税なので結構な値段。ジョーシンで¥300クーポン使っても¥2616。輸入盤をチョイスしたトコでも円安も相変わらずだから、そりゃCD売れなくなる訳だわ。

さて、肝心の内容。今回はキャリア35年以上の大ベテランでありながらも、タイトルがバンド名という意気込みが感じられて、発売前から「HYSTERIAを凌ぐ内容」と報じられていたけど、私自身はそれほど期待はしてなかった。
別にバンドに疑問を持つという事ではないんだけど、前作もそれほど聴き込みしなかったし、個人的に「SLANG」「X」は全く面白くなかったので、期待すると肩透かしを喰らうだろうなと思ってたからだ。

でも、今回の新作は久々の快心作ではなかろうか?冒頭の「LET'S GO」が、タイトルとは裏腹にちょっとスローなミドルナンバーという事で異質な感じがするけど、続く「DANGEROUS」からはいつものLEPPS。「MAN ENOUGH」がクイーンの「ANOTHER ONE BITES THE DUST」みたいなノリというのはジョーもインタビューで語ってた通り、確信犯的なモノだそうで。
私のお気に入りは「WE BELONG」「BROKE 'N' BROKENHEARTED」「DANGEROUS」「SEA OF LOVE」「BLIND FAITH」あたりかな。特に「WE BELONG」は今までの彼等とはちょっと変わったナンバーで、これもジョーがインタビューで語ってた通りU2の「WITH OR WITHOUT YOU」みたいな雰囲気が面白い。

某巨大掲示板では賛否真っ二つに分かれてるけど、私はこれで全然OK。私が今の彼等に求めるのは「HYSTERIA」でも「PYROMANIA」ではなく、従来の彼等らしさとほんのちょっとの変化を上手くブレンドしたモノなんで。「マット・ラングがプロデュースしてないから...」とか言うのは全くのお門違いだと思う。

聴けば聴くほど良いアルバムだと思う。そりゃ若さ故の激しさは無いし、かつての重厚なコーラスワークも無いけど、今の彼等にしか出来ないモノが十分なほど詰まってる作品かと。伊達に長年続けてるバンドの格の違いが見せ付けられた気分だ。

「LET' GO」


「DANGEROUS」

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さて、4連休と大喜びだったGWも終わりが近付いて、徐々にブルーな気分が(苦笑)。
でも結構充実してた4日間で、心身ストレス溜まりまくりだったのが随分改善された気分。最近悩まされてた頭痛も殆ど出なかったし、やっぱゆとりのある生活で気分も一新された感じがする。

そんな訳で、ずっと映画ばっか観てたので音楽の方が疎かになってたのだけど、約半年前にリリースされたこの作品がたまたまアマゾンにて半額以下で売られてたのを目にし、ホントは今月分は打ち止めだったのにも関わらず慌ててポチった(笑)デフ・レパードの「VIVA! HISTERIA」。ブルーレイ+CD2枚組を購入。国内盤は定価¥7180だったので、ちょっとこの金額はデカイなあ...とスルーしてたのだけど、¥3220なら文句無いです(笑)。良いお買い物でした。

言わずと知れた、レップスのモンスターヒットとなった4thアルバム「HYSTERIA」を全曲プレイライブの模様を映像に収めたモノなのだけど、最初聞いた時は「何故今のタイミングで?」と疑問だった。まあ、今のご時勢CDが全く売れないんで、ミュージシャンがあれこれ色々と策を練らないと自分達のキャリアもままならない状況になるのだろうから、一つの企画モノという意味合いなのだろう。

しかし、あれだけ大ヒットしたアルバム、しかも私も当時はリアルタイムで散々聴きまくったアルバムなので、アルバム全曲演奏となるとやはりテンションが上がる訳で(笑)。勿論、当時のまま再現という訳でもなく、スティーヴ・クラークは不在だし、ジョー・エリオットの声も当時よりもハイトーンは出なくなっているけど、今現在のバンドでやれる事を全力でやってる雰囲気が何より素晴らしい。
個人的には「GODS OF WAR」からの、アナログでいうB面曲が何より聴きたかったので文句無し。アルバムで聴くとイマイチかなって思ってた「EXCITABLE」も、ライブだと普通にカッコイイし。

また、面白い事に彼等の前座で「DED FLATBIRD」なるバンドの映像が...というのも、ファンの間では有名なバンド名だけど、実際は彼等の覆面バンドで主に初期の曲を取り上げてライブの模様も収録されており、これも必見。正に一粒で二度美味しいってヤツですな(笑)。
最後にアコースティックメドレーで締める構成もお見事。余韻を引き摺って終わるのは本物のライブみたいで、十分にバンドを堪能出来た。

しかし、改めて良い曲の多いバンドという事を思い知らされた。リリース期間の長いバンドとはいえ、これだけ長い間第一線で活動続けているにはやっぱ理由があるんだな、と。

ヴィヴィアン・キャンベルが癌と闘病中との事だけど、彼等の新作は期待しても長い間待たされる事で有名だし(苦笑)まずは病を完治させてから素晴らしいアルバムを作って欲しいと願うばかりだ。


予告編


「HYSTRIA」

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さて、連休も後半戦突入...と言っても特にやる事はないので、今日は1日家でダラダラとX-BOX360の「スカイリム」をプレイして過ごす...って中坊の休日かよっ(笑)。
でも、この「スカイリム」がとんでもなく面白いんで、なかなか止め時が分からない。気が付くとエラい時間プレイしてるし。まあ、休日ならではの醍醐味なんでこういう時間の使い方もありかな?とは思うけど、いい加減HDに録り貯めた映画も早いトコ観なくてはイカンのだけど...

さて、今回は昨年のクリスマスに隣町のTHUTAYAで、何と新品半額で見付けたレップスの最新ライブ盤「MIRROR BALL - LIVE & MORE -」をチョイス。勿論初回限定DVD付きだ。
以前、近所のTHUTAYAにてスティーヴィー・ワンダーの3枚組買った時、この半額セールって他の店舗でも実施してるんだろうか?とずっと思ってて、それ以来足を踏み入れていない店には必ず入って確認する様にしてたら偶然見付けてしまったんですね~(笑)。
しかも金額が元々高かったんで、中々手を出しにくくて後でいーやって思ってても買えなかったから、さすがに半額には直ぐ飛びつきましたよ。非常にラッキーでした!

さて、ライブCDは現時点での最新作「SONGS FROM THE SPARKLE LOUNGE」のツアーからの音源で2枚組。DVDの方は「NINE LIVES」と「C'MON C'MON」の2曲のPVとツアードキュメントで、ライブも4曲「ROCK! ROCK!('TIL YOU DROP)」「ARMAGEDDON IT」「POUR SOME SUGER ON ME」「HYSTRIA」が収録されている。

まずCDの方の選曲は、正にグレイテストヒッツ的な内容で全くブレてないっすね。評判の悪かった「SLANG」「X」からは完全に省いており、ファンが聴きたいモノを上手く取り入れて選曲してる印象を受けた。
とはいえ、1枚目の最後に入ってる「ROCK ON」って曲だけがよく分からない。これってクレジット見るとメンバーじゃないんでカヴァー曲か何かかな?大して面白くないけど(笑)。
あと何故か「EUPHORIA」からも1曲も選択されていないのは意外だった。あのアルバムはかなりキャッチーで聴き易く、如何にもレップスらしいアルバムなのに勿体無い。

しかし、ヒット曲を持ってるバンドはホントに強い!どの曲聴いても知ってる曲ばっかで直ぐに口づさめるのは単純に凄い事だし、しかも2枚組でそれが出来るんだからさすがとしか言い様がないし。しかもまだまだ「アレが聴きたい、コレも聴きたい」という曲もあるんだから尚更だ。個人的には「HEAVEN IS」や「GOOD BYE」、「PEPER SUN」や「STAND UP」とか、マイナーな「SHE'S SO TOUGH」とか「DIE HARD THE HUNTER」など、ホントに幾らでも出てくる。

新曲3曲もボーナストラックとして収録されているけど、これまた如何にもレップスらしい楽曲ばっかで新作に対する期待も高まるってなモンだ。ピアノから始まる「KINGS OF THE WORLD」はクイーンらしい展開で「X」に入っててもおかしくない感じだけど。

DVDの方はライブやPVも良いんだけど、ツアードキュメントでジョー・エリオットがリック・アレンを称えるシーンには感動した。あの事故をリアルタイムで知ってる人にとっては、今改めてメンバーから語られて何も思わない人はいないでしょう。ドラマーにとって大切な腕が片方無くなるというのは致命傷でもあった訳だし、それを乗り越えて未だにメンバーチェンジなしでここまで来た事に対して敬意以外何者でもないし。
ライブでは未だに亡くなったスティーヴ・クラークの「SWITCH 625」もプレイされてるし、本当にメンバーを大切にしているバンドなんだなあ~と改めて思った次第。新作も勿論楽しみにしてるけど、それまではこのアルバムで十分楽しめるので、また4年も空けないで早く作って(爆)。

このアルバム、国内盤は意外にもマーキーから発売されているけど、ライナー読んだら大手のユニバーサルとの契約が終わって今はメジャーレーベルと契約しないで配給権を国によって変えてるらしい。今の時代、大手レーベルも厳しい訳だし、それをレップスみたいな大物バンドでさえ感じてるのだから、それなら自分達でコントロール出来る方が良い訳だし、極端な話、彼等なら自分達でレーベル作っちゃった方が儲かるだろうし。
ただ、マーキーの帯は何かレップスには合わないんだよねえ~(苦笑)。


「MIRROR BALL」全曲(ライブ)曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ucs3RZQffZY

「UNDEFEATED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CVAOJdBuVzM

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(2011/12/21)
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お盆で実家に帰って親戚の家へ向かって...という一連のお盆行事以外は外出しなかったのだけど、それでも外の暑さはやはり異常な暑さ。どーにかならないっすかね?

今日は、CDがかなり貯まってきたので少し整理整頓をやったのだけど、そろそろ新しく棚を買わなきゃマズイかな?と。
数年前にニトリで¥2980のCDラックを購入して使うも、やはり安物は土台の棚の部分が反り返り、端の引っ掛かり部分が反ったお陰で引っ掛からなくなって意味ねー状態...これじゃもう使えませんって。

そんな整理整頓時に聴いたのが久々のデフ・レパード。通産5作目となる「ADRENALIZE」を今回はチョイス。

このアルバムは発売前からかなり期待度の高かった作品で、前作の大成功でバンドも4作目にして既に大物バンドの風格が備わってた時期なので、次作ではどんなスタイルで勝負してくるのか非常に楽しみだった事をよく覚えている。

ところが、その製作途中でバンドを更なる悲劇が襲ってしまった。ギタリストでメインソングライターだったスティーヴ・クラークが過度の飲酒と精神安定剤や痛み止めの摂取で亡くなってしまう。
コレはホントにショックだった。今みたいにネットで直ぐに詳細が分かる時代ではなかった事もあって、BURRN!のニュース欄を読んだ時は全然信じられなかった。

後のホームビデオでジョー・エリオットがスティーヴについて語ってたのは、メンバー達がしつこいくらい彼に飲酒を止める様に説得してたとの事らしいけど、メインソングライターでしかも前2作があれだけ売れてしまったお陰で、彼の重圧はかなり高かったのでは?それで飲酒に走ったというのも責められるモノではないと思う。ただ、30歳ってまだまだこれからって時にあっさり姿を消してしまったのは残念でならない。

バンドも製作時には後任ギタリストは入れず、ギターパートは全部フィル・コリンが担当し、何とかアルバムを完成させたけど、そこで聴ける音はやけに明るく、そしてポジティヴな印象を与える楽曲が多かったのが救いだった。ただ、その明るさもスティーヴ急逝の悲しみを”顔で笑って、心で泣いて”的なモノを感じずにいられなかった。「MAKE LOVE LIKE A MAN」や「I WANNA TOUCH U」なんか特にそう感じる。

当時はそんな事をよく思ったモノだけど、月日が過ぎて今聴いてみるとスティーヴの件を抜きにしても非常に完成度の高いハードロックアルバムだと思う。プロデュースがロバート・ジョン・”マット”・ラングからマイク・シップリーに変わったお陰で、前作ほどの過剰な作り込みは消えたけど、それでも聴いて直ぐLEPPSの曲と分かる音作りやコーラスなど変わらない部分が多かったのも嬉しかった。

日本盤には「MISS YOU IN A HEARTBEAT」と「SHE'S TOO TOUGH」がボーナストラックで収録されていたけど、この2曲もボーナストラックにしては勿体無いほどの出来で、普通に収録した方が上手くまとまって良かったのでは?と今でも思う(後に2曲共「RETROACTIVE」には収録されたけど)。

しかし、スティーヴが亡くなってもう20年近く経つのも驚きだけど、何よりバンドが今も存在している事が素晴らしい。後に方向性を変えて迷走もあったけど、そんな彼等の歴史の中でも重要な作品の1枚の一つだと思う。


「LET'S GET ROCKED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aQSpNQznfRI&feature=related

「HEAVEN IS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=qTTdl2Pj_QQ

「STAND UP (KICK LOVE INTO MOTION)」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=OqXxn6jK4uE