AegisAegis
(1998/08/18)
Theatre of Tragedy

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こうも暑い日が続いているのに、聴いている音楽といったら何故かゴシック...。
というか、パラダイス・ロストばかり聴いていると言った方が正しいのだけど、この季節にこの音楽は激しく合わないと...(笑)まあ、梅雨はまだ明けていないから曇り空の時には雰囲気は合うだろうけど...

と、久しぶりにゴシック系という訳で、このバンドはまだレビューしていなかった事を思い出して久々に聴いてみた。そのスジでは有名なシアター・オブ・トラジディーの3rdアルバム「AEGIS」。私が知る限りの数ある音楽の中で、最も暗黒の世界に誘う様な音楽を演奏していると思う。

確かセンテンストのヴィレがインタビューで語っていたと思うけど、彼等の母国フィンランドでは自殺者がかなり多いらしく「何も無いから自殺くらいしかする事がないんだ」なんて語っていたけど、センテンスト然り、そしてこのTOT然り(TOTはノルウェー出身)こんなにも物悲しいく暗い音楽ばかり聴いていると、ホントにそっちの世界に行っちゃいそうになってくる位ヤバイ雰囲気を持っている。
しかし、TOTの音楽は終始それだけでは終わらなく、その中には「美しさ」「儚さ」といったモノも感じられる。その原因は女性Voを担当するクリスティーンのソプラノだろう。単なるゴシックメタルの枠に捉われない美しさがある。

ただ、もう一方の男性Voのロホニーがはっきりいってヘタで足を引っ張っているのが惜しい。ただ語っているの様な感じの方がまだ救いはあるけど、歌となるとかなり厳しい。ナイトウィッシュのマルコみたいにアグレッシヴになれとまでは言わないけど、もっと何とかならないのだろうか?
これが原因だか何だか知らないけど、後にクリスティーン嬢はバンドを脱退してしまうのが非常に勿体無い。

私は聴いていないのだけど、前作まであったデス声のスタイルはこのアルバムでは完全に姿を消したらしいので、デス声が苦手な私でも聴き易く聴けるのが特徴かな?「LORELEI」「SIREN」「VENUS」「POPPAEA」などが比較的キャッチーで好きだ。
また、前作のアルバムジャケットがゴシックのイメージにハマっていて素晴らしく美しいのだけど、このアルバムのジャケットもなかなか良い感じだ。

「LORELEI」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=bFSb9pyqR7Y&feature=related
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