インフェルノインフェルノ
(2004/07/21)
モーターヘッド

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先週は久々にフットサルの練習があったので、その帰り道にあるブックオフに寄って色々チェックしてたのだけど、モトリー・クルーの1st~4thまでのBOXセットが¥2500で売ってたので非常に迷ってしまった。
先日発売されたモトリー・クルーの自主制作盤1stアルバムBOXなんてオマケにTシャツくっ付けて¥1万弱の金額なんて、今のご時勢売れる訳ねーだろと。しかし、評判の良い自主制作盤はやはり聴いてみたいしなあ~と思うと、このBOXセットは見過ごせないかな?と。

しかし、このCD見つけてしまったんでモトリーはちょっと保留にしてこっちを買ってしまった。レミー率いるモーターヘッドの2004年発表の作品「INFERNO」。

「極悪レミー」を観て以来このアルバムがずっと気になってたのだけど、金額見た時に中古で¥1550はちと高いかな?と思いつつも、なかなか購入する機会も無いかな?と思って購入。輸入盤だと半額以下だけど、日本盤にはボートラでストーンズの「JAMPIN' JACK FLASH」のカヴァーが入ってて、しかもCDエキストラでPV2曲とライブ1曲入ってるのでちょっとお得感があったのでこっちにしたと。

じゃあ、何故数あるモーターヘッドの作品の中でもこのアルバムが気になってたのかというと、単にバンド初となるブルース曲「WHOREHOUSE BLUES」が入ってるから。またこの曲、いつもパターンではなく(笑)アコギとブルースハープだけというシンプルな構成で、レミーの声がまた渋くて非常にカッコイイのだ。
大体、今までのアルバムは最初から最後まで爆音ですっ飛ばして終わるというパターンなんでレビューする側としては非常に書きづらいのだけど(笑)このアルバムはこういう曲が1曲でも入るとかなり印象が変わるという典型的な例かと。

また冒頭の「TERMINAL SHOW」では「極悪レミー」にも登場したスティーヴ・ヴァイがゲスト参加しているのだけど、ヴァイの独特のトーンがあるにせよそんなに違和感もなく、むしろレミーに敬意を払ってプレイしているのが伝わって好感が持てた...って、レミーと絡めばむしろ飲み込んでやる的なモノなんだろうけど(笑)。

全体的には、いつものノリにHMのエッセンスが多めといった感じなのでマンネリに陥ってないトコも新鮮に聴こえるのが非常に良いと思う。

しかし、マジでこの親父はどこまでも突っ走るんだろうなあ...と非常に頼もしい限り。最近、大物ミュージシャン達がこぞって病気が発覚して大変な事になっているけど、レミーも糖尿病を患ってるとはいえ末長く活動し続けて欲しいと願うばかりだ。


「TERMINAL SHOW」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=spOabIgcxlE

「WHOREHOUSE BLUES」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=uJ7Voy9YK1I&ob=av3n

「KEYS TO THE KINGDOM」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=MSIIMgCzIY4&feature=related
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極悪レミー OVERKILL EDITION(初回限定生産) [DVD]極悪レミー OVERKILL EDITION(初回限定生産) [DVD]
(2011/03/09)
レミー・キルミスター、フィル・キャンベル 他

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東日本大震災から約1週間。毎日仕事に行ってやってる事は同じでも、生活では計画停電があったり、ガソリンスタンドでの大渋滞やコンビニ/スーパーでの品不足だの、徐々に変化が見られている。
被災地の方々の暮らしに比べれば全然大した事ないけど、それでも不便な生活になってしまったな...と実感。
それでも通販の方のは大分改善されたみたいで、今日なんかもHMVからのメールで通常発送が可能になったと。勿論東北の方は無理だけど、なるべく早急に被災地の方々の生活が元に戻る様にと願わずにはいられない。

先日、某音さんのブログでこのDVD購入されたのをチェックして、やはり直ぐに観たくなってしまったので、早速密林サイトにて購入。ご存知、モーターヘッドのレミー・キルミスターのドキュメンタリー映画「極悪レミー」(原題:LEMMY 49%MOTHERF**KER. 51%SON OF A BITCH.)←如何にもレミーを表わした、超カッコいいタイトルだ!

しかし、何故今になってレミーのドキュメントを映画化しようなんて思ったんだろうか?同世代のミュージシャンに比べて露出が極めて少ないし、こういっちゃ何だけどモーターヘッドの全盛期はとうの昔に過ぎている、しかしHR/HMのファンはレミーを当然の様に知っている。思えば不思議なミュージシャンだよなあ。

私もモーターヘッドのファンではないけど、この人の魅力は言葉で伝えるのは難しいかと。以前レビューした「ヘッドバンガーズ・ジャーニー」でのコメント集を観て、強面なのに意外とお茶目だなあ...と感じていたので、この映画の存在を知った時は是非観たいとは思っていた。

で、早速観てみたのだけど、冒頭でいきなり散らかってる自分の部屋でTVゲームを嗜む御大が...還暦過ぎたオヤジが自宅でTVゲーム!?という、思いっ切りミスマッチな映像に最早釘付け(笑)。

で、日常や彼自身の過去話、他のミュージシャンの証言などがこれでもか!とばかり見せ付けられるのだけど、ホントに興味を惹く内容ばかりで、最後まで目が離せない。
私が特に印象に残ったのは、レミーの息子のシーン。この部屋での一番の宝物は何ですか?との問いに「息子だ」と語るレミーは普通に父親の姿だし、またその言葉を聞いた息子が「この父親からこんな言葉が出るとは思ってもいなかった」と語るシーンも良い。

またCD屋で普通にビートルズのCDーBOX探してたり、家で料理してたり(笑)、これだけ長いミュージシャン稼業なのに二部屋のアパートの家賃払って暮らしてたりと、至って普通の人達と余り変わらない生活をしてるのにも驚かされた。某音さんも語ってた通り、ホントに地に足が着いてる人なんだなあ。

またレミーのコメントが要所×2に面白く、それがまた魅力を際立たせてる。
爆笑モノなのが、息子に対して

レミー:いいか、大人になってどんな事があってもヘロインには手を出すな。約束だ、絶対だぞ。
息子:うん、分かった。約束するよ。
レミー:よし。どーせやるならスピードにしろ。そっちの方がずっと良いぞ。

...こんな感じ(爆)。
他にも、息子の彼女と自身の彼女を混ぜて親子仲良くスワッピングやったり(爆)数年前に患った糖尿病の薬と血圧を下げる薬をジャックダニエルのコーラ割りで流し込んだり、常人とはまた違うレベルもレミーだったら「ああ、なるほど」で納得(笑)。
また新旧問わずミュージシャンからここまでリスペクトされてるとは思わなかった。確かにロックの生き字引みたいな感じだし、デイヴ・クロールが語ってた様に、金持ちになったキース・リチャーズよりも、説得力が違うというのも頷ける。
80年代にポーザーとして世間から嫌われてたポイズンのCC・デヴィルみたいなミュージシャンでさえ、一緒にジャムってしまうこの懐の深さは、彼の人柄そのものなんだろうなあ。

この映画は、レミーを知らない人達が観た方が絶対に楽しめると思う。奇人で知られるオジーでさえ「アイツはおかしい」とまで言わしめる(笑)この人の魅力が存分に詰まってる。
誰もこういう生き方は出来ないだろうし、誰にも真似が出来ない。ましてや彼の代わりなんて誰にも出来やしない...こういう人には、ホントに長生きしてもらいたいモンだ。


予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=l_7h9t6zsJ8

エース・オブ・スペーズエース・オブ・スペーズ
(2009/03/04)
モーターヘッドガールスクール

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昨夜は久しぶりにCD屋を覗いて、最近発売になったユニバーサル系列の廉価版音楽DVDをチェックしよう...と考えてたトコ、偶然にもCD在庫処分で新品CDオール¥1050というセールが開催されていて、一気に身体の血液が逆流する勢いの如く燃えたのは言うまでもない。
で、いつもならこのCD屋のセールはせいぜいワゴン2台分くらいなのだけど、今回は5台分。欲しいモノもそれなりに出てきてしまい、今月もCD控えなきゃと思いつつも結果的に7枚購入。もう今年はコレで打ち止めで良いな、と思ったけど、考えてみりゃ予約していた「ダークナイト」のDVDは来月届くんだった...

で、そのCDは順を追ってレビューしていくとして、まずは一発目。最近、新作も発表して還暦越えているのに未だに現役バリバリのレミー・キルミスター率いる爆走3ピース、モーターヘッドの超有名アルバム「ACE OF SPADES」。紙ジャケ+ボーナストラック12曲(オリジナルの曲数と同じ数!)24ビットデジタルリマスター盤ってな具合です。

勿論、HM/HR系を愛する者としては絶対に避けては通れないバンドではあるけど、何故か今までCDは1枚も持っておらず(大汗)テープでは何本か持っていて、いつか買おうとずっと後回しになっていた。
その理由は、基本的にどのアルバムを聴いてもどれも同じというAC/DCやラモーンズみたいな存在である事で、AC/DCも最近になってエアボーンみたいな後継者的バンドが現れてきたけど、モーターヘッドに関してはメタリカやへラコプターズみたいな明らかに彼等の影響下にあるバンドが結構多かったので、浮気ばかりで本家の存在までになかなか辿り着かなかったのだ。

で、勿論このアルバムもテープで散々聴いていたけど、ホントに十数年振りに全体聴いてみたら、まずリマスター効果がかなり明確で、正直「こんなに音良かったっけ?」と感動しきり。テープの録音が汚かったのかも知れないけど(でも、このバンドに関してはそれが味になるから面白い/笑)それでも音がかなりクリアに聴こえる。

内容に関しては言うまでもなく、彼等のスタジオ盤では最高傑作に挙げる人達も多く、私もアルバム全部聴いた訳ではないけど完成度はかなり高い。
全12曲、捨て曲なんて存在しないし「ACE OF SPADES」や「THE HAMMER」、「(WE'RE)THE ROAD CREW」みたいな代表曲もある、「FAST AND LOOSE」や「THE CHASE IS BETTER THAN THE CATCH」(この曲を聴くと、何故かシン・リジィの「CHINATOWN」をみたいなグルーヴの利いたミドルテンポで押しまくる楽曲もあって、アルバム全体にメリハリがある構成も見事。
ボーナストラックは、シングルのB面だった「DIRTY LOVE」を含め幾つかの別ヴァージョンが続くので、ちょっと食傷気味な感じだけど、ボーナストラックだから資料的価値というトコでOK。

しかし、モーターヘッドが現在まで続いているとは誰が思っただろうか?歳取ってレイドバックするかと思いきや、未だにやかましい暴走スタイルだし。ホントに死ぬまで現役続けてそう...

「ACE OF SPADES」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=4BstyQX-kQQ

「LOVE ME LIKE A REPTILE」(現ラインナップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=iMRxaoaebHk&feature=related

「FAST AND LOOSE」(現ラインナップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=5gXLYCiH-1k&feature=related