やっと週末。今週は余り天気が良くなかったんで、ウチの前の桜が大量に咲いてる公園では今日は花見の客がかなり多い。なので、気分的にはのんびり散歩したい気分なんだけど、自宅前なのに敢えて人混みを歩くのは正気の沙汰ではないので(笑)明日は東京へ行くんで散歩出来ないし今年は諦めた。しかし、午後になって風が強くなって花吹雪が物凄くて、部屋から見てるだけでも結構綺麗だったのが救いだな。

さて、そんな気分を吹き飛ばす(苦笑)自分自身のテンションを上げる為に遂に禁じ手を投入。そう、泣く子も黙る帝王スレイヤーの、1991年に発表された「DECADE OF AGGRESSION」を今回はチョイス。
先日、某音サンに「メタルを聴いて発散しよう」というコメントを頂いたのにも関わらず、当の私は疲れてる時にハードな音楽すら聴く気が起きないという、ちょっと末期の様な雰囲気だったんで(苦笑)暫くハードな音楽は聴いてなかったんだけど、今週車で聴いてるメタリカのCD-Rを作り直してた時に、そのままハードな音楽を聴く流れになってしまい(笑)久々にこのCDを手にしてしまったと。

実はこのCD、何の手違いか以前売ってしまった事があってずっと国内盤を探してたのだけど、ようやく数ヶ月前によく利用する中古サイトで¥1000で売られてたのを発見。購入出来たのは良いけど、届いたブツの中身が1枚はあってるんだけど、もう1枚は何故かスーパーサッカーズのCDが入ってるではないか!?直ぐに連絡取って、メールのやり取りしながら再度中身を送ってもらって、結局1ヵ月近く掛かってしまった。
まあ無事届いたから良いけど、中身が見付からなかったらまた探すのか...と思うと、ちょっとテンション下がっちゃうよなあ。なかなか国内盤見付からないし。

何故、国内盤に拘ってるのかというと、当時発売された時に「SKELETONS OF SOCIETY」と「AT DAWN THEY SLEEP」の2曲が入ってたのに、後からこの2曲が省かれて再リリースされてしまったので、せっかくなら2曲入ってる方がお得だろう...という事でずっと探してたのだ。

久しぶりに聴いたけど、相変わらず血の滾る様なテンションの高さで、このライブ盤でスレイヤーの帝王たる地位は確立されたものだと思ってる。どーしてもバンドの代表作となると「RAINING BLOOD」を挙げる人達が多いけど、個人的にはこのアルバムこそが最高だと思ってる。
5thアルバム「SEASONS IN THE ABYSS」までの集大成的なライブ盤で、選曲も問題なし。しかもスラッシュメタルとは何ぞや?という答えを明確に出してくれる意味でも実に素晴らしい作品かと。
演奏は正直言って下手だけど、ドラムが走ろうがギターがミスろうが、スタジオ盤のそれを上回るテンションの高さ!コレに尽きると思う。
全体的にドラムの音が若干小さいのと、「RAINING BLOOD」が途中までしかプレイされていない事が不満だけど、「WAR ENSEMBLE」や「CHEMICAL WARFARE」がスタジオ盤と比べてスピードが上がっているのがめちゃくちゃカッコイイ。こんなの車で聴いたら事故の素だって(苦笑)。

この後にデイヴ・ロンバードが脱退してポール・ボスタフが加入する訳だけど、ポールも上手いドラマーだけど、やっぱデイヴの凄さは超えられないなあ...とこのライブ盤聴く度に思い出してしまう。バンド自体も、この後からは何かが違う雰囲気になってしまったし。
そういった意味も含めて、個人的にスレイヤーと言ったらこの作品を強くお薦めします。今のサウンドプロダクションでこのアルバムをリミックスしたら、更にヘヴィさが増して物凄くカッコ良くなりそう...


「WAR ENSEMBLE」


「CHEMICAL WARFARE」

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レイン・イン・ブラッドレイン・イン・ブラッド
(2009/10/14)
スレイヤー

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という訳で、前回のアンスラックスで予告した通り、メガデス→メタリカ→アンスラックス→と来たらこのバンドでしょう。当時スラッシュ四天王と謳われた残りの1つ、スレイヤー。しかもバンド史上最も強烈な印象を与えてくれた3rdアルバム「REIGN IN BLOOD」。

意外な話かも知れないけど、私は当時スレイヤーが一番取っ付き辛かった。いや、当然実力は認めていたしそれなりに聴いていたけど、残りの3バンドと比べると演奏が荒くてスピード重視のバンド...という事くらいしか耳に残らなかったのだ。間違ってはいないし、今となってはその荒さもスピード重視もスレイヤーの大切な要素な訳なんだけど...
またジャケットにも見られる様に悪魔崇拝のイメージも付いてまとわって、他のバンド達とも一線を画していた雰囲気を持っていたのがまた「一見さんお断り」みたいな感じだったし。発売前にソニーが配給権を拒否してゲフィンが買い取ったという有名な話も、この悪魔崇拝的な歌詞の内容が問題だったみたいだし。

しかし、このアルバムは「スラッシュとは何ぞや?」の問いに答える絶対的なモノだと言うのは疑いない事実でしょう。デイヴ・ロンバートのドラミングを初めて聴いた時は人間技じゃないな...と絶句モノだったし、リフの切れ味は尋常じゃないくらい鋭いし、スラッシュメタルに必要なモノが全てここに収められている。

私的には「REIGN IN BLOOD」と「ANGEL OF DEATH」があれば十分なのだけど、「ALTER OF SACRIFICE」や「JESUS SAVES」なんかも捨てがたいなあ。まあ、全10曲で30分くらいで終わってしまうので選曲どうこうのレベルではないけど(笑)。

他の3バンドの音楽性を「攻撃的」と表現するなら、スレイヤーのそれは「破壊的」という表現がぴったりだと思う。それを3rdアルバムで達成してしまった感があるけど、メタリカやメガデスも3rdでブレイクした事実を考えるとちょっと面白かったりする。また、この2バンドは音楽性を変化させつつも活動しているけど、スレイヤーに関してはほぼ変わっていないトコも凄い事だと思う。

久しぶりに今聴いているけど、現在のシーンでこのアルバムを超えるモノが出てきていない事を考えると、もうスラッシュという音楽性はこのアルバムを持って既に完成されてしまったという事なんだろうな。

「ANGEL OF DEATH」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=G0AGUywHntw

「REIGN IN BLOOD」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=CUDWLp1yIWw&feature=related