太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)
(2006/02/22)
キング・クリムゾン

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前回書いた”唇にヘルペス”は、放っておけば治るだろうと思いきや、実は鼻の中にまで被害が及んでしまい、しかもそれが化膿してしまうという最悪の事情になってしまった。
唇や口の上あたりは潰れてしまえば後はかさぶたになってしまうので暫くすると治ってしまうのだけど、鼻の中はさすがにそうはいかなく、中々空気に触れ難い場所でしかも化膿した部分が潰れると、痛みも伴い治りにくい。
仕方なく、昨日は有給使って病院行って来たのだけど、医者の診断は診るなり「あ~、コレはかなり荒れちゃってますね~」と。鼻の化膿は放っておくと脳にウィルスとかが行き易いので、早目の対処が必要との事。とりあえず塗り薬2種類貰って、何とか痛みは治まったので一安心。
しかし、元々ヘルペスは疲労や睡眠不足、栄養のバランスが悪い時に出来やすいとの事なんで、やっぱ疲れてんだよなあ~と。今年ももうちょいなんで、ラストスパートで頑張らねば!

で、今日のレビューはキング・クリムゾン通産5作目となるオリジナル「LARKS' TONGUES IN ASPIC」(邦題:太陽と戦慄)。先日、某音さんのブログにて40周年記念盤を購入したと書かれてましたが、この40周年記念盤、何でもCD13枚組って事じゃないですか!?1枚のアルバムに13パターンのあれこれがあるという事なのだろうか?ピーガブの「SO」もアナログやら何やら色々付けて値段吊り上げてたから、最近はこういうカタチでの儲け主義に走ってるのが主流とか?

何でこのアルバムかというと、単に市内の中古屋をプラプラしてたらこの紙ジャケ盤が¥980で売られてたんで、試しに買ってみようか?と。
私は五大プログレバンドの中でもそんなに得意じゃないキンクリだけど、得意じゃない理由ってのはやっぱ難解だからというのが一番かと。でもまあ、そろそろ本腰入れてじっくり聴いてみようじゃないか~と思ってたトコだったので、偶然の賜物というか良いタイミングで購入出来てラッキーだ。

まずこのアルバムの時点で既にバンドは5作目だったというのがちと驚き。初期の頃はアルバム毎に音楽性が変わって、イマイチどれが本質なのか見極められないのだけど、このアルバムで以降の作品の骨格みたいなモノが提示されたのではないかと思う。
タイトル曲での、タイトでヘヴィな音像と曲調は相変わらず難解を極めており、一方で「BOOK OF SATURDAY」や「EXILES」の様な叙情性を活かした”静”を感じさせる楽曲のバランスが見事。「THE TALKING DRUM」でのビル・ブラフォードのドラミングもタイトル通り。凄いドラマーだなと思わせながらも、このアルバム発表の翌年、フリップ爺が勝手に解散発表をするのは驚いただろうなあ。イエスを抜けてまでも参加したのにそりゃねーだろ?って(苦笑)。
私的な一番のポイントはデヴィッド・クロスの奏でる狂気のヴァイオリンではなかろうか?ほぼ全編で聴こえるこの音色こそ、このアルバムの一番の聴き所だと思ってる。

また、ちょっと調べたらあの「エマニエル夫人」のBGMで「LARKS' TONGUES IN ASPIC PART 2」が盗作されたというのは驚いた。まあ、あの映画は小学生の時だし、しかも内容は子供が見る様なモノではないから印象も何もないんだけど(でも、小学校の通学路に映画のポスターが貼ってあってインパクトはあったなあ)。結局、示談でカタは着いたらしいけど、この曲ってそういうイメージのモノなのか??

来年、フリップ爺を除いたクリムゾン・プロジェクトなるプロジェクトが来日公演を行うけど、フリップ爺抜きで大丈夫なのかと?演奏のみなら何とかなるとは思うけど、やっぱ御大不在のライブってのはイメージが沸かないなあ。


「LARKS' TONGUES IN ASPIC PART 1」↓
http://www.youtube.com/watch?v=tCed47HdRu8

「LARKS' TONGUES IN ASPIC PART 2」↓
http://www.youtube.com/watch?v=eGNcU8Goc5w

「EASY MONEY」↓
http://www.youtube.com/watch?v=H_gzyaafZd8
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ディシプリン(紙ジャケット仕様)ディシプリン(紙ジャケット仕様)
(2004/02/21)
キング・クリムゾン

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さて、このブログでは初登場となるキング・クリムゾン。
最初に語っておくと、私はプログレッシヴ・ロックというジャンルは総体的に見て余り好きなジャンルではないと思う。
マリリオンが大好きなクセして何言ってるんだ?と思うだろうけど、マリリオンは一応プログレのジャンルに括られるけど、純粋なプログレファンからするとポンプロックと呼ばれているし、いわゆる4大プログレバンド(ピンク・フロイド、EL&P、イエス、キング・クリムゾン)のそれぞれの代表作を聴いてはいるものの、自分の感性に引っ掛かるモノは少ない事から、このジャンルとは余り縁はないのかな?と思っているのだ。

しかしそんな大御所4大バンドにも、いわゆる「問題作」「賛否両論」と呼ばれるモノが存在しており、名盤扱いされている作品よりもそっちの方が好きだったりするから、世間の一般論とは結構ズレているんだろうな(笑)。
そんな私なので、クリムゾンで好きなアルバムを挙げるとすれば、この「DISCIPLINE 」を挙げたくなる。

ロック好きなら一度は目にする色んな意味で衝撃的な(笑)ジャケの1stから始まり、調べていくと「RED」やら「IN THE WAKE UP POSEIDON」、「LARK'S TONQUES IN ASPIC」など彼等には聴くべきモノが多く存在しており、確かにバンドを代表する楽曲は良い曲なのだけど、アルバム全体で聴くとイマイチというか、続けて聴こうという気にはならないのが彼等の印象だった(聴き込みが足りないんですかね?)。

しかし、このアルバムだけは違った。トータルタイムが約40分という短さも影響していると思うのだけど、とにかく古臭いイメージを完全に払拭してモダンなイメージを強調させているトコに聴き易さを感じるのだ。
「ELEPHANT TALK」~「FRAME BY FRAME」の2曲で、完全にそれまでのクリムゾンとは別な印象を受けると思う。デビュー当時からのファンの人達は絶対に認めたくないんだろうなあ、これをクリムゾンと呼ぶのは。

その昔、エアコンのCMで象の泣き声をギターで再現し、お茶の間を唖然とさせた元トーキング・ヘッズのエイドリアン・ブリューが初参加しているけど、意外とバンドと合っていると思うし(これもオールドファンには信じられない事なんだろうなあ.../笑)この人が音楽性を変えた最大の理由なのかも。

「MATTE KUDASAI」なんて日本語で歌ってる歌詞も登場し、相変わらず変な音楽だと思うけど(笑)ミュージシャンの複雑でテク二カルなプレイとスピーディーな展開には舌を巻く事必至。これを1981年に出していたと思うと、ホントに大したバンドなんだな、と改めて思う。

「DISCIPLINE」クリップ↓(...何だかなあ.../笑)
http://www.youtube.com/watch?v=1WSNraCN5Zg

「ELEPHANT TALK」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=76eoyyem2K8