イエスソングス(紙ジャケ SHM-CD)イエスソングス(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/22)
イエス

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昨日は夜勤明け→フットサル→歯医者→実家へ帰るというハードスケジュールのお陰で、今日は今朝からボロボロっす...ホントは天気が良いので久々に写真でも撮りに出掛けたかったんですが、筋肉痛がそれを許してくれません。でも、まだこっちは桜も咲いてない状況なので、来週あたりには動ければ良いかなと。

来週にはやっとHMVで頼んでおいたモノが届きそうだけど(発売延期さえなければ)その前にコレが出るとは知らなかったので別注文で頼んでおいたCDが届いた。それが今回のお題であるイエスの1973年発表のライブ盤「YESSONGS」。勿論、紙ジャケ2枚組の方だ。

しかし、イエスの紙ジャケ化はこれで3度目だろうか?今回はバンドの来日公演に併せての再リリースらしいけど、こうなる事なら最初にキツい思いをしてまとめ買いをした人の立場がちょっと不憫でならない。限定販売の意味が成さないし。
私は2度目の紙ジャケ化の時にバンドの作品に興味持ち始めて、有名どころだけを購入したので後で興味持ったらもう通常ケースで良いや...って思ってたクチなので、今回の再リリースに関してはとりあえず後はこれだけ押さえておこうと思い、この作品を購入した。

イエスの紙ジャケシリーズの中でも一際人気の高い本作らしいけど、最初に出た紙ジャケの時はアナログと同じ様に3枚組で発売されたらしい。リアルタイムで経験した人にとってはそういう細かい拘りの方が思い入れも強いと思うけど、今の時代では2枚組の方が煩わしくなくて良いかと。
ただ、ジャケの作りとかはアナログの方が凄いんだろうなと思った。ジャケが3面見開き仕様でロジャー・ディーンの美しい世界が全面に広がるのは、アナログサイズでないと迫力不足なのは一目瞭然。

要の中身の方も、バンドの実力・表現力の高さを知らしめるに相応しい内容で、この時代にこれだけの事をやってのけるバンドも凄かったのではなかろうか。
スタジオ盤よりも迫力が増し、如何にもライブならではの躍動感を感じられる反面、スタジオ盤さながらの緻密な演奏力も完璧にこなすという、ライブとしては理想的なスタイルが収められているのは圧巻の一言。
もうオープニングの「SIBERIAN KHATRU」からハイライトを迎えてる様な雰囲気で、それが最後まで全然テンションが落ちない。
またライブ盤という事もあって、曲順に新鮮味があって(私の様な初めてCD聴いたモノからすればの事だけど)幻想的な雰囲気を味わえるのもスタジオ盤にはない雰囲気かと。

確かに、噂に違わない物凄いライブ盤だと思う。マニアはビル・ブルフォードが叩いていれば...という願望もあったみたいだけど、アラン・ホワイトも負けてないとは感じた。むしろよくコレだけの変拍子を覚えて叩けるモンだと感心すらするし。
しかし、改めて当時のプログレバンドが一味も二味も違う存在だった事が今作で思い知らされた気分。今の時代にこういうバンドが出現しない事実が正直寂しい。


「SIBERIAN KHATRU」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=b7ya1Tt9350&feature=relmfu


「ROUNDABOUT」↓
http://www.youtube.com/watch?v=DmATYFuVZJk&feature=related
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フライ・フロム・ヒアフライ・フロム・ヒア
(2011/06/22)
イエス

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今回は珍しくタワレコの3倍ポイントセールが金曜~日曜までだったので、昨日やっとイエスの新作「FLY FROM HERE」を購入。
新作が出るとは聞いていたけど、既に6月には発売されていたんだ!?と手元に取って驚いた。しかもレーベルはマーキー/アヴァロン(まさかイエスクラスの大御所がココから出るとは思わなかったな)、SHM-CD+DVD付きまで出るとは...まあ、DVD観てもどーせ爺さんばっかだから(爆)DVDはいらないな...と思い、通常盤にした。

ホントに何の情報も入れてなかったし、しかも10年振りの新作という事もあって今のイエスには正直期待も何もしていなかった。ただumeさんと某音さんの評価が良かったので、それだけを頼りに買ったという訳だ。ロジャー・ディーンのジャケも相変わらず素晴らしいのも購入理由の一つだけど。

全曲聴いた感想は、随分と聴き易くここまでメロディアスな方向に進むとは思ってなかったけど、コレはコレで大変素晴らしいアルバムだと思った。今のバンドには緊張感よりもリラックスした雰囲気の方が合っているんだろうなあ。
リラックスと言っても決して緩くはなっておらず、壮大でドラマティックな構成は紛れもなくイエスそのものかと。また新ボーカリストのべノワ・デヴィッドの声質もジョン・アンダーソンと比べるとさすがに酷だけど、この音楽性には十分適応出来る声かと。umeさんの語ってた通り、クオリティを決して下げるレベルではないですね。

1~6までは組曲形式にはなってるものの余り関連性は感じられず、個々の独立した楽曲でも十分通用するレベル。私的には2~3の流れは結構好きだ。勿論後半の7~11までもクオリティは下がらずキープしているのも凄い(12は9の完全版なので省く)。これならジョン・アンダーソン不在を惜しむことはないな、と(でも、偏執狂のマニアは許せないんだろうなあ~)。

しかし、この爺さん達は一体何処まで進むつもりなんだろうか?(特にハウ爺、後半大活躍と言っても良いくらいかなり目立ってる気が...それに、ますますアインシュタインに似てきたし/笑)
あとどの位バンドが存続するのか(多分、本人達にも)分からないけど、今回これだけのモノを提示したという事はまだまだやれるという事を改めて立証した様なモノだから、出来る限り続けて欲しいなあ...


「WE CAN FLY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=AKJwXLCnBKs&feature=related

「SAD NIGHT AT THE AIRFIELD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=_9UgmGyyCGA&playnext=1&list=PL13713884B168EF8A

TALK(紙ジャケット仕様)TALK(紙ジャケット仕様)
(2002/09/21)
イエス

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連休最終日。これまた特にやる事もなく、来週友人達に会って一緒にハリポタ最終章を観に行く予定なので、お金が使えず実に悶々とした連休だったかと。
しかし、近所のレンタル屋にて1週間レンタル¥50という破格値だったので、早速3本借りてきた。観たかったのがレンタル中で残念だったけど、ちょっと前に上映禁止運動で話題になって少し興味があった「ザ・コーヴ」があったので観てみたのだけど、コレはオスカー獲るほどの内容か?という感じでがっかりだった。
別に日本のイルカ漁を批判するのは構わないけど、この映画には(公には否定してるけど)シーシェパード(総帥まで出演)が絡んでいるみたいで、自分達の行動内容をただドキュメントタッチで見せてるけど、反組織となる日本の漁師のコメントが全く無いトコにまず疑問。
しかも、後からネットで調べてみたら結構ヤラセっぽい作りも暴露されており、こんなのが栄えある賞を獲るなんて随分と地に堕ちたモンですね。まあ、それはグラミー賞も同じだけど。
自分はイルカ漁に関しては全くの無知なので語るほどでもないけど、水俣病の話まで引っ張り出して語るのは如何なものか?と思うんですけどねえ~。

それはともかく、以前から音源は持ってたのだけどCDは持ってなかったんで安値を機に購入したイエスの「TALK」。昨日に引き続き1994年の作品。
最近、新たなボーカル入れて新作を発表したばかりだけど、随分と息の長いバンド活動で何より。この作品は、一時期に分裂した2つのバンドを統合し8人編成なった前作「UNION」に続く作品だけど、この作品に関わったメンバーは5人...つまり”90125”と同じ編成。
やはり8人編成ではかなり無理があったらしく、この作品でのキーパーソンであるトレヴァー・ラヴィンにしてみれば、かなり胃の痛い時期だったのでは?と勘繰ってしまう。
何故なら、本来バンドの核となるべく人達のいないバンド名で全米NO.1獲って、後からそのバンドのオリジナルメンバーが同じバンドに同化してしまったら、居心地の悪い状況なのは素人目から見ても十分に想像が付く。モノマネ番組にご本人登場...ってなみたいなノリかも?(ちょっと違うか/笑)

それはともかく、トレヴァー・ラヴィンが全ての楽曲に関わり、またプロデュースまでキメてしまう才能は普通じゃないと...しかし、このマルチな才能が批判の的にもなってしまったのはホントに残念。
全体的に緩急の付いたメリハリのある作風で、適度にゆるく適度に緊張感もあるバランスの良い作品かと。
私は熱烈なバンドのファンじゃないからこの作品は普通に大好きだけど、昔からのコアなファンからすると微妙な位置づけなんだろうなあ~。

当然の流れというべき感じでこの作品を最後にラヴィンは去ってしまうのだけど、ラヴィンはこの後映画のサントラ関係に行ってしまったので、自分のバンドでこのテの音楽性を追求してくれれば良かったのに...と常々思っている。まあ、ラヴィン一人で抱え込むのもちょっと微妙な感じなんで、それこそ信頼出来るパートナーがいれば...の話だけど。


「THE CALLING」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aKVRQGHXnE4

「STATE OF PLAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=cEB_iMVyStU&feature=related

ロンリー・ハート(紙ジャケ SHM-CD)ロンリー・ハート(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/22)
イエス

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もう、ある程度出尽くした感のある紙ジャケCD。
私は先月末に発売されたTOTOを待ちわびてたので、暫く買うモノは無いかなあ...と思ってるけど、もし再発があるならピンク・フロイドとシン・リジィくらいかな、今の思い付くトコは。今年中にリマスター盤が発売されるらしいので、出来れば紙で出て欲しいとは思うけど、さてどーなる事やら。

さて、久々に紙ジャケ盤引っ張り出したのはイエス。しかもバンド史上最も商業的に成功したとされている「90125」。
純粋なバンドの作品かと言われるとちょっと異論を唱える事になる作品だけど、それでも当時のバンドの状況を考えると名義がイエスとなっている以上、これも立派な彼等の作品という事でしょう。私はこの作品でイエスの名を知ったくらいだし。

知っての通り、ここで聴ける音楽性はプログレッシヴではなく普通のテクニカルなロックアルバム。それに一時期の彼等の低迷期から一気に成功に導いた要因として、2人の関係者が関わってるのは周知の事実。元バグルズでプロデューサーのトレヴァー・ホーンと、トレヴァー・ラビンの2人だ。

トレヴァー・ホーンは、前作ではボーカルを務めていたのにも関わらず、このアルバムではプロデューサーとして支え、他にもフランキー・ゴーズ・トゥー・ハリウッドやアート・オブ・ノイズを成功させて一躍時の人となったし、トレヴァー・ラビンは彼自身がバンドの再生を促したと言っていいほど、彼の貢献度は高かった。他のメンバーがオリジナルメンバーなクセして彼に一任させたのは、他のメンバー達の創作意欲が足りなかったんだろうなあ。

まあでも元々はイエスを名乗るつもりはなく、シネマという名で活動してたという事からもイエスとは別モノとして考えていたんでしょう。それくらい、過去のバンドのスタイルとは似ても似つかない音楽性で、ジョン・アンダーソンが歌ってるからイエス...的みたいなノリもあると思う。

そして「OWNER OF A LONELY HEART」がシングルとして発売されて全米No.1となった訳だけど、一応リアルタイムで経験しておりシングル盤も持っている(笑)。だけど、ずっと彼等を追ってたファンからすると物凄く複雑な心境だったんだろうなあ...だって彼等にとっては「CLOSE TO THE EDGE」や「FRAGILE」こそがイエスなんだから。

アルバム全体としては80年代当時のスタイルが色濃く繁栄されていて、今までのイエスに興味が無い人達も受け入れられやすくなっていると思うし、特別なコンセプトもなく聴き易いのが特徴かと。
私的には、このボーナストラックに収録されている「MAKE IT EASY」が入ってるのが嬉しかった。BOXセットにしか収録されてなかった楽曲だけど、何でお蔵入りなのか不思議なくらいキャッチーで良い曲だと思う。

次作で更にこの路線を推し進めたけど、やはりというか恒例というか(笑)メンバー間で揉めに揉めて、完成度は高いものの何処かギクシャクした感じが残ってしまった事を思えば、このアルバムの製作初期の様に心機一転で取り組んだ方が上手く行ったのでは?とすら思ったなあ。


「OWNER OF A LONELY HEART」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ELpmmeT69cE

「MAKE IT EASY」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=5-PIui68n0E

こわれもの(紙ジャケ SHM-CD)こわれもの(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/22)
イエス

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半ば諦めていた紙ジャケ再発、しかも発売後アッと言う間に店頭から姿を消してしまったイエスのバックカタログが来月上旬に限定だけど再発してくれたのはホントに嬉しい。
ところが...幾ら何でも全てのアルバムを揃える事も金銭面で無理、しかも一通り試聴などで聴いてみても明らかに好みじゃないアルバムなんかもあるので(さてどれでしょう?)とりあえず「RELAYER」と「90125」をネットで注文しておいた。これならもう買い逃しは無いだろうし。出来ればあと2~3枚は欲しいトコだけど、仕方ないのであとはプラケで我慢しよう。

しかし、何故そこまで紙ジャケに拘るのか?というと、まずはこのイエスの紙ジャケシリーズはホントに細かい部分まで再現されていて、かなりクオリティが高いのが素晴らしい。例えばこれが80年代のミュージシャンの紙ジャケならここまで手に入れたいとは思わないけど、70年代のアナログ盤のレトロ感や紙質などの拘りが、当時を知らないモノの憧れみたいなものなのかも?

あとは当然音質。デビューしてから40年経った楽曲が、幾ら時代の進歩があるとはいっても再現出来る事には限界があるし、最近ではSACDなる高音質なCDも登場しているけど、そういうモノはちゃんとした音響システムがないと意味が無いので、ある程度のシステムでクリアに聴けるモノなら今のリマスター、SHM-CD(これに関してはまだ懐疑的な部分もあるけど)で十分ではないかと。

そんな事で、前回の紙ジャケ発売の際に買った3枚(以前レビューした「CLOSE TO THE EDGE」(邦題:危機)と「BIG GENERATOR」)のうちの1枚、1972年発表の「FRAGILE」(邦題:こわれもの)をチョイス。

実はその3枚の中で一番聴く回数が多いアルバムで、名盤とされている次作よりも私的にはピンとくる。「危機」は途中で止められないし、聴く時には集中して聴かなければならないけど、こっちの方は結構バラエティに富んだ内容なので、聴いていてスッと入ってくる感じが心地良いのだ。
何といっても「ROUNDABOUT」と「HEART OF SUNRISE」(邦題:燃える朝焼け)に尽きる!インパクト大で構成も見事、これを1972年にプレイしていたというのも驚きで、正にプログレといったモノかと。余談だけど、「HEART OF SUNRISE」が映画「バッファロー66」で使われた時にはちょっと驚いたなあ。それを使ったヴィンセント・ギャロのセンスも凄いけど。

他の楽曲の負けておらず、アルバム1枚流れで聴いても完璧、正に名盤に値する。これを聴いて他のアルバムも聴いてみたいと思わせてくれたので、私にとっては今のトコこれがベストかな。
私が高校生の時に市立図書館で一度借りて聴いてるハズなんだけど、当時の私ではちょっと難解だったのか、余り印象に残ってなかったのだけど、それが今ではCD買って賞賛してるんだからホントに分からないよなあ...

「ROUNDABOUT」(1973ライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=Xql99I1VSdI

「HEART OF SUNRISE」(1991リユニオンライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=983fH0eMs3E