Through the FireThrough the Fire
(1997/05/27)
Hagar Schon Arronson Shrieve

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やっと天気が夏らしくなってきて、お盆休みも重なって非常に有意義な連休となっているけど、こんな如何にも”夏!”という日にぴったりの音はないだろうか?と色々探してみたら、非常に懐かしいアルバムが出てきたので久々に聴いてみた。H.S.A.S.唯一のアルバム、「THROUGH THE FIRE」。

このH.S.A.S.の略はと言うと、HAGER, SCHON, ARONSON, SHRIEVE...見れば分かる通り、当時はモントローズを抜けてソロで活動していたサミー・ヘイガーと、ジャーニーのニール・ショーンが一緒に活動したプロジェクト。リズム隊はそれぞれサミーやニールの人脈を頼って集めたメンツ。

普通に考えれば、このメンツで想像出来る音と言えばアメリカンHRしかないと思うけど、そのまんまアメリカンHRの音を提示されると当たり前過ぎて面白くない(笑)。でもまあ、中途半端なヘンな路線に行かれるよりは良いのだろうけど。
雰囲気的には、当時のサミーのソロ作品にニールのギターが入っているという感じだけど、思ったよりはニールのギターがそんなに自己主張していないのが意外といえば意外。後のバッド・イングリッシュやハードラインで聴ける独特の雰囲気が希薄なのは、サミーの個性の方が勝ってるのだろうか?下のライブ映像ではさすがに存在感は抜群だけど。

まあ正直にいうと全曲が素晴らしいという訳ではなく、当時のサミーのソロみたいに佳曲と凡曲が入り混じったアルバムだけど、当時はニールもジャーニーが「FRONTIERS」の大ヒットの後で消耗しきってた時期だろうし、何だか軽いノリで作ったとしか思えない。
なので、もっとプリプロダクションをしっかりやっておけば、それ相当の名盤になったのではなかろうか?楽曲自体も当時のHRにしては結構洗練されたモノでもあるし。

結局、この後にサミーはヴァン・ヘイレンに誘われて、そのまま加入してこのプロジェクトは終わってしまうのだけど、当時のヴァン・ヘイレンに誘われたら誰だって付いていってしまうだろうし、後に「5150」みたいな傑作を作った事実を考えると、この選択は大正解としか思えないし。

もし今現在にこのプロジェクトが復活したら、それはそれでかなり面白いモノが出来ると思うけど、どうなんだろうか?

「MISSING YOU」ライブ(サミーのTシャツの文字「寿司さしみ」が泣ける.../笑)↓
http://www.youtube.com/watch?v=Pir9LhnpooE

「HE WILL UNDERSTAND」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=IvdMw6gdFLk&NR=1
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