モーズ・バーベキュー(CCCD)モーズ・バーベキュー(CCCD)
(2004/02/25)
ボウズ・アンド・モーリー

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最近は色々とドタバタと忙しない状況だったんで、昨日今日の2連休にはホント助かった。ウチでバカみたいに寝て食べて...の繰り返し。特にやる事もなく、こうして時間を持て余す事がどんなに有意義に感じる事か。来週はまた土曜日出勤で忙しい週になりそうだから、この時間は身体を休めるのに貴重なひとときになりそうだ。

で、音楽もいつもの激務に併せて激しいモノばかりをチョイスしてテンション上げまくりだったので、せめて休日くらいはゆっくりのんびり出来るモノを(って、日曜は基本リラックス出来るモノばかりだけど)って事で、久々にこのCDを引っ張り出してきた。何だか、再解散したのにまたちょこちょこライブ活動を行なってるサンダーのダニー・ボウズとルーク・モーリーのプロジェクト、ボウズ&モーリーの2ndアルバム「MO'S BARBEQUE」。

このCD、数年前にネットCDショップの閉店セールにて1stアルバムと一緒に格安で手に入れてお得だったのだけど、この盤はCCCD仕様だったのでPCに取り込むのはイマイチ乗り気じゃなかったのだけど、それじゃなかなか聴く機会もないな...ってな事で意を決して(笑)一度取り込んで盤は棚の中...という状況が暫く続いたので、余り手に取ってないし聴いてもいなかった。1stの方は結構な割合で聴いてるけど。

まあ、改めて聴くには時間掛かったけど、もうこの2人の名前だけでどんな音楽演ってるのか想像は付くので、あとはどんな展開が待っているのかという点がポイントになる。前作と違うのは、前作の製作時はまだサンダーの再結成が決まってなく、このアルバムの製作時期はもうサンダーの再結成が決まりアルバムも作ってる最中だったという事。

そのお陰か、このアルバムの曲作りに十分時間掛けられなかったのか、全11曲収録中カヴァー曲が4曲というちょっと中途半端なノリになってしまったのが少々残念。何故なら、これまでにサンダーでもカヴァー曲は数曲演ってる訳だし、またサンダーとは違うスタイルの音楽を聴かせる事が目的のプロジェクトなのだから、カヴァー曲演るなら全曲で統一した方が良かったのではなかろうか?

まあ、残念な部分はそこだけで、あとはこの人達に期待する音は十分に活かされているので、私の様な彼等のファンなら全く文句無しのアルバム。勿論サンダーみたいなHRスタイルはなく、前作と同路線のR&Bのエッセンスを散りばめたロックを展開している。女性コーラスやホーンを導入して彩りを添えているけど、やっぱ中心はダニーの歌とルークのギター。
フェイヴァリットは「ON A DAY LIKE TODAY」「WAITING FOR THE SKY TO FALL」「DESIRE」「THAT'S NOT LOVE」「SINCE I LEFT HER」。スティーヴィー・ワンダーの「LIVING FOR THE CITY」も素晴らしい出来。

ただ、このスタイルとサンダーのスタイルを分けられなかったのか(両方共、作曲はルークだから仕方ないけど)この後のサンダーは徐々にHR的要素が消えてしまったのが残念だった。勿論曲は悪くないけど、もはや「DIRTY LOVE」のイメージは全く無いし、それがファンとバンドのイメージギャップに繋がったんだろうなあ。

ルークは更にこのアルバム以上に突き詰めた渋い枯れた音楽をユニオンで演ってるけど、せっかくサンダーがライブ限定で復活してるなら完全に活動を分けて、サンダーでは豪快なHR演って欲しいんだけどなあ。ダニーだってライブ演ったりベン・マシューズと一緒にCD作ったりしていて、裏方の仕事がずっと忙しい訳でもないんだろうから、もっと緩いペースでサンダーの活動が出来ると思うんだけどなあ。日本公演だってコンスタントに人は入ってる訳だし、ホント勿体無い...


「DESIRE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=e9-AbLnvQSk

「WAITING FOR THE SKY TO FALL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JeT7krx1qLA&list=PLC439274A8396CE99

「ON A DAY LIKE TODAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=sLBYCs8iK1k&list=PLC439274A8396CE99
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ムーヴィング・スウィフトリー・アロングムーヴィング・スウィフトリー・アロング
(2002/05/22)
ダニエル・ボウズ&ルーク・モーリー

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umeさんの評価が高かったので、密かに期待していた元サンダー(...と書くのがホント辛い...)のダニー・ボウズ&ルーク・モーリーのプロジェクト、ボウズ&モーリーの1stアルバムをやっと聴いた。

サンダーが最初の解散を表明した後、ルークはソロアルバム「EL GRINGO RETRO」をリリースして、その翌年にこのプロジェクトを開始した訳だけど、そもそもサンダーの解散はレコード会社との不和という話でメンバー間には何の問題も無かったとの事で、こういうプロジェクトでもダニーがまた歌ってくれたというのはファンなら嬉しいモノだろう。

しかし当時、私はこのプロジェクトを何故かスルーしてしまった。まあ、他に聴くモノや買うモノがあったからだと思うし、当時はそんなにサンダーにはハマッてなかったのも理由の1つだった。
それにダニーがまた歌うという事はサンダーの再結成も後にあるだろうと踏んでいたからで、案の定その後サンダーは復活し、ライブも日本に来る度観に行ってハマっていったのだった。

で、このボウズ&モーリー、確かにサンダーの音楽性とは違うモノで、いきなり冒頭の「HYPNOTIZED」でホーン導入からして一味違うと感じさせる。しかも結構ダンサブルときた。
曲が進むにつれ、サンダーのそれとは質感が全く違う。ダニーがこういう音をバックに歌うのは、最初はかなり違和感があったけど、これはサンダーではないんだと思い込んで(笑)気にならなくなった。ふと思ったのは、ロッド・スチュワートやホール&オーツっぽいブルーアイドソウルみたいな感じだな、と。

私のお気に入りはパワーポップっぽい雰囲気で女性コーラスが新鮮な「FREAKSHOW」、ルークが大好きなアイズレー・ブラザースからモロに影響を受けてる「SOMETHING ABOUT MY BABY」や「I'D TAKE THE STARS OUT OF THE SKY」、ダニーがしっとり歌い上げる「CHANGE」あたりかな。

しかし、ダニーはホントに上手い!スタイルを変えても個性を失っていないのはさすが。ルークに関しては、ソロアルバムでもこのテの音楽性を提示していたので特に驚く事はなかったけど、HRも演れてこういう音楽も演れるのは才能あってこそ、だと思う。
サンダーとは別と考えても、この完成度は大したモンだと思う。HRに聴き疲れたら、こういう癒し的な大人の音楽もアリではなかろうか?
「FREAKSHOW」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=IsScoCk-ejA

「HYPNOTIZED」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=0E9fNR6Uqic&feature=related