今回のラウドパークに蠍団が来る!という情報を知って、今回は行かねば...と思ってたのだけど残念ながら仕事の休日が被らなかったお陰で無理となってしまった。今の仕事は夜勤専属で、休日のローテーションが毎月中旬に決まるからライブ日程となかなか合わせづらいのだ。

しかし、一度は観てみたいライブというのはどーしてこうもタイミングが上手くいかないのだろうか?といつも考えてしまう。いつぞやのオジーのなんちゃって引退ツアー(NO MORE TEARSの時)も当時の仕事の繁忙期で行けなかったし、「PUMP」時のエアロスミスはチケット持ってたのに台風直撃で行けなかった。
まあ以前よりも来日公演が減ってるし、来ても平日の1~2回公演くらいでチケット代も高いからもうそんなに拘るモノでもないんだけど、タイミングが上手く合わせられれば観たいライブに関しては積極的に行こうとは思ってる次第。今後は上手く合うと良いんだけどなあ。

さて、今回のチョイスは久々にHR関係に戻ってスピリチュアル・ベガーズの5thアルバム「ON FIRE」。発表は2002年。
ラウドパークには必ずと言っていいほどマイケル・アモット関係が名を連ねていたのだけど、今回は何故か入ってない。代わりに10月に単独来日公演が決まってるのだけど、単に今回は単独でライブやりたかったのかな?
正直言って今の彼等には余り興味がないのだけど、それは単にJBからアポロ・パパサナシオにボーカルが代わってしまい音楽性も自分の好みから離れていってしまったからなんだけど、実はこのアルバムからその布石はあったと思う。

私が彼等を知ったのは前作「AD ASTRA」からで、今でも彼等の最高傑作はこのアルバムだと思ってるんだけど、その前作で歌ってたスパイスがマイケルと不仲になってしまい脱退。後任にグランド・メイガスのJBが加入という経緯があったのだけど、このメンバーチェンジはそれほど重要ではない。私的にはスパイスの方が好きだけど、JBも上手いシンガーだしバンドのカラーにも合ってると思うし。
やっぱ、曲自体のクオリティがこのアルバムから下がってきた様な気がするのだ。

70年代のブルーズベースでソウルフルなHRというスタイルは基本変わってないのだけど、前作にはそこにHMのエッセンスが散りばめられてたのでかなり攻撃的に聴こえたのに、このアルバムではオールドスタイルに拘ったのか単調でメリハリに欠けた感じで余り耳に残らないのだ。前作でポイントが高かったオルガンの音でさえあっさりしてる感じだし。
「STREET FIGHTING SAVIOURS」「YOUNG MAN, OLD SOUL」「KILLING TIME」「BENEATH THE SKIN」「LOOK BACK」と好きな曲もあるのだけど、全体的にはミドルテンポの曲が多いから自然と聴き流してしまうのだ。これは致命的じゃないかと。

そんな訳で、音楽性は好きな部類なのに何故か響かないという(苦笑)いまいち煮え切らないアルバムという位置付けなのだけど、それは単に私自身の好みの問題であって、次作ではリフ主体の曲が増えたお陰で大分盛り返したと思うのだけど、何度聴いてもこのアルバムはピンと来ないんだよなあ。このアルバム好きな人には申し訳ないんだけど。


「STREET FIGHTING SAVIOURS」


「LOOK BACK」
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Mantra IIIMantra III
(2010/08/10)
Spiritual Beggars

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今年Voが変わってから初の新作を発表したスピリチュアル・ベガーズ。
以前「AD ASTRA」を中古で購入して以来、結構な頻度で聴いているお気に入りになったのだけど、そろそろ別のアルバムにも手を出そうか...と中古屋を歩いて、やっとの思いで「ON FIRE」の国内盤は見付けたのだけど(しかも\780)なかなかこのアルバムは見付からなかった。
仕方ないのでネットで探ったら、国内盤は既に廃盤なので輸入盤を購入したのだけど、密林での新品\719が格安だったのでそれを注文。しかし、ケースにヒビが入ってたけど。

「ON FIRE」は後にレビューするけど、JBのVoがスパイスのそれとは違うので、結構違和感がある感じがする。まあ「AD ASTRA」を聴きまくったお陰でもあるんだろうけど、楽曲のノリも若干違う雰囲気に感じられたなあ。

で、「MANTRA Ⅲ」。まずこのジャケが意味分からなくて良い感じ(笑)。サイケっぽい感じを狙ったのかな?
音の方は、冒頭がいきなりのボサノヴァで面食らったけど、コレは単に奇をてらった感じで、直ぐに次の曲に移行するのはちょっと芸が無いかなと思ったりして...まあ、面白いのは面白いけど。
次作が結構メタルっぽさを強調しているのに対して、こっちの方はリフ中心でグイグイ引っ張る感じなので全体的にブラック・サバスっぽい雰囲気がするかな。「EUPHORIA」のリフなんてサバスの「HEAVEN AND HELL」みたいな感じだし。
で、このアルバムから加入したオルガンがかなり良いアクセントになって、ますますレトロっぽさに磨きをかけているのが良い感じ。次作ではオルガンが大暴れしてるけど、このアルバムではまだ控えめっぽいのがちょっと惜しいかも。
スパイスのVoがアウトレイジの橋本直樹にちょっと似ているかなあ~と思ったりして、私的にはスパイスのVoの方がこのバンドに合ってる気がするかな。まあJBも良いVoだと思うけど。

ラウドパークに続いて単独公演も決まった事から結構人気があるんだろうけど、当時は全くノーマークだったんだよなあ...アーク・エネミーの~という肩書きが、逆に足枷になってるなとつくづく思った。ああいう音を出してるバンドの別バンドって言っても、音楽性が違うから余り説得力もないし。
私的にはアーク・エネミーよりもこっちの方が全然好きなんで、こっちを精力的にやってほしいけど無理なんかなあ~。


「EUPHORIA」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Q4MPDD5lR30

「MONSTER ASTRONAUTS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=geiU7A4ZtPg

「LACK OF PROZAC」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aeNCEiaZj3I&feature=related

アド・アストラアド・アストラ
(2000/03/23)
スピリチュアル・ベガーズ

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今月は車検の支払いで約¥9万吹っ飛んでしまったので、なるべく控えめに...と思っていた矢先、近所のブックオフにてこのCDを発見してしまったので、早速購入。しかも、今まで現物見た事なかったDVDまで¥1550という破格値で売ってたので(某密林サイトで中古品に約¥1万の値が付いてたのにも驚いたけど)これも購入。...何が「控えめに」なんだか...

ちょっと話がズレるけど、ブックオフでCD探してた時にマニアの間でもレアな代物として有名なニルヴァーナの「HORMOANING」が売ってて、一瞬「おおっ!」と目を疑ったけど、よーく見たらブート品(というかCD-R?)印刷が滲み過ぎて、明らかに正規盤ではないのがはっきり分かったのだけど、こういうモノを勘違いで買っちゃう人もいるんだから、何とも...しかもよりによってブックオフに売るのもどーか?と。明らかに小銭稼ぎの手口ですな。こういうモノを見ると何とも言えない気分になりますな。

それはともかく、このバンドのCDは初めて購入。しかも以前からumeサンや某音サンに「良い!」と言われてたので、いつか手に入れてやる...と思ってたので、そんなに安くなかったけど(¥1250)買ってみた。
一通り聴いてみて、早速後悔の念が...「何でもっと早く聴かなかったのか?」と。
BURRN!などのレビューで70年代の香りがするHRと書かれてたのでイメージはある程度あったのだけど(最初はカテドラルに近いのか?と思ってた)実際に聴いてみると現代のバンドが今の解釈で70年代HRを再現するとこうなる...と言った感じだろうか。思っていたよりもかなりHM寄りの音だし。

マイケル・アモットも、カーカスやアーチ・エネミーなどのイメージがあったので、こういう音楽を演るとちょっと違和感あるかな?と思ってたけど意外とすんなりハマっていて、よく雑誌に書かれているストーナー/ドゥーム系とは一味違う、もっと懐の深いバラエティに富んだ楽曲群で、そのテの音楽が苦手な人でもコレはイケるのではなかろうか?
ウォール・オブ・サウンド的な音作りなので、音が迫って来る感じが非常にカッコイイ。プロデューサーは誰?と思いきや、昨年発表したアウトレイジの新作を手掛けたフレドリック・ノルドストロームだったので大いに納得。このプロデューサーの音、ホントに好きだわ~。

コレはヤバいの聴いてしまいましたねえ...他のアルバムも聴きたくなってしまい、ちょっとネットで探ってみたトコ、国内盤にはボーナストラックが含まれてので国内盤探した方が良いですな。でも、地元にはなかなかお目にかからないバンドなんで(だからDVD見つけたのはホントに奇跡的かも)探すの大変そうだけど。
ま、とりあえずはこのアルバムをじっくり堪能してからにしようっと。あと5枚もこのテの音が聴けるとなると、今から楽しみも増えるってモンだ!

「ANGEL OF BETRAYAL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Uf9UVqaBQI8

「SAVE YOUR SOUL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5tmJlQo6LgE