Up from the AshesUp from the Ashes
(1997/10/21)
Don Dokken

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遂に3度目となる、ドッケン再々結成。ここまで来ると呆れてモノも言えないけど、やはりこの4人じゃないと...という思いがそれぞれにあるんだろうなあ。
今回はジョージ・リンチがドン・ドッケンに擦り寄ってきた感じみたいだけど、元はと言えば前回の再解散の時はジョージからバンドを離れていったんじゃなかったか~?
正直、今オリジナルメンバーの4人が集まったトコで全盛期の音の再現は無理だろうから、過剰な期待はせずに生暖かく見守るつもりだけど、私のこんな醒めた感情を真っ向から否定する様な作品作ってくれたらホントに凄いんだけどなあ。とりあえずは近日発売の再録ベスト盤がどんな出来になってるか?で期待度が違ってくるかな。

そんな彼等の鍵を握る男、ドン・ドッケンの1stアルバム「UP FROM THE ASHES」。
当時は、あれほど大好きだったドッケンがソロになってどんなモノを提示してくれるのか非常に楽しみにしていたのだけど(勿論、リンチ・モブも)初めて聴いた時は「何か足りないなあ」という思いが強かった。

集めたメンツが豪華で、元ヨーロッパのジョン・ノーラム、元キング・ダイアモンドのミッキー・ディー、元アクセプトのピーター・バルテス、そして無名の(元ウォッチタワーという肩書きがあるけどマイナーなバンドなので)ビリー・ホワイトという布陣。
各バンドを知っていれば、これだけのメンツよく集めてきたなあ~と感心すると思うけど、幾らメジャーなプレイヤーを集めても楽曲に反映されなくれば全く意味が無い訳で、ドンにとっては自分のバンドだから好きにやるぜ的なノリなんだろうけど、2作目が作れなかった事情を見るとこれだけのメンツをまとめるのは難しかったんだと思う。

ジョージ・リンチはこのアルバムを「HM/HR版リチャード・マークス」と称したけど、それは結構言い当て妙かと。ただ、ドッケン最後のライブアルバム「BEAST FROM THE EAST」が演奏面を前面に出した音作りだったので(特にギター)その反動で、自分のアルバムくらいは歌を前面に出した音作りにしたのがこういう事を言われる原因になったのではなかろうか?私も、もうちょっと演奏面をラウドにした方がHM/HRのファン層にアピール出来たのでは?と思ったし。

「MIRROR MIRROR」「STAY」「LIVING A LIE」「CRUSH & BURN」「1000 MILES AWAY」あたりは大好きだけど、残りは普通な雰囲気なのが惜しい。ドンの実力ならばもうちょっと何とかなったのでは...と思わせるトコが、このアルバムの最大の弱点かと。

しかし、ドンの声の具合は大丈夫だろうか?昨年のラウドパークでのパフォーマンスはかなり評判悪かったみたいだし(太り過ぎと声量の無さ)。せっかくの再々結成なんだから、気合入れてリスナーを唸らせる様なアルバム作らないと自分で評価落とす羽目になるだろうから、ここは是非頑張ってほしいなあ。

「MIRROR MIRROR」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=BDM-7xUkjuo

「STAY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=VIXGrCP0qOg&feature=channel
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