インフルエンセス・アンド・コネクションズ~MR.BIG トリビュート スペシャル・エディションインフルエンセス・アンド・コネクションズ~MR.BIG トリビュート スペシャル・エディション
(2003/08/13)
オムニバス、パット・トーピー 他

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只今、日本ツアー真っ最中のミスター・ビッグ。こんな状況の中、日本ツアーを実行するバンドも凄いけど、それ以前に不景気で日本ツアーがキャンセルになったり会場の規模が縮小される事が多いのを横目に、このバンドだけは何故か公演数が多く、しかも東京公演に関してはソールドの日もあると聞く。それだけ需要がありファンも望んでるという事なんだろうなあ。

このアルバム、先日中古屋でDVD付き限定盤が¥300という破格値で売っていたので、とりあえず押さえてみた。解散後に発表された、ミスター・ビッグのトリビュートアルバム「INFLUENCES CONNECTIONS VOLUME ONE : MR.BIG 」。

こういうトリビュートアルバムって、購入する基準というのは自分の好きなミュージシャンが参加しているのが第一なのだけど、このアルバムには好きなミュージシャンが結構参加してたのでそれはクリア。またこのバンドはデビュー当時から追っ掛けてたから楽曲に対する思い入れもあって、純粋に他の人が歌ったらどーなんだろう?という気持ちもあった。

特に興味があったのは、当時なかなか表舞台に姿を現さなかったハートのアン・ウィルソン、バッド・イングリッシュ解散後ソロに専念したたジョン・ウェイト、バンド名の由来になった楽曲の御本家であるポール・ロジャースあたり。こうした企画モノの常連であるグレン・ヒューズやジョー・リン・ターナーも相変わらず。あと、北欧のブ●伯爵も参加してたのは買ってから気付いた(笑)。
基本的にはメンバーであるビリー・シーンやパット・トーピーが主導で、ゲストミュージシャンが各曲に参加という形みたいだ。

で、聴いてみた感想は、オリジナルに思い入れのある人には少々キビしい内容かも。何しろエリック・マーティンみたいな同系統のシンガーが少ないし、、ポール・ギルバートの様なテクニカルかつポップフィーリングを出せるギタリストが参加していないからだ。他のサイトのレビューを読んでみても「期待外れ」「金返せ」といった酷評が多いし。実際にこの2人が参加してたらまた色合いが違う作品になっただろうけど、自分達のトリビュートアルバムに全メンバー参加...ってのも何だかなあ~。

私なりの感想は、トリビュートなんだから無理に原曲に合わせる必要は無いと思ってるので、コレはコレで全然楽しめた。先述に書いた興味のあったミュージシャンの楽曲は、どれも歌唱力抜群で素晴らしい出来だと思う。キングスXの「TAKE COVER」は意外性があって面白いし、スターシップのミッキー・トーマスが歌う「JUST TAKE MY HEART」が一番エリックの声質に近い事もあって原曲に近い。参加ミュージシャンで一番疑問視だったキアヌ・リーヴス率いるドッグスターの「SHINE」もなかなか良い。
DVDの方は収録時間が10分も入ってなくホントにオマケ程度。コレで値段吊り上げるのは殆ど詐欺まがいではなかろうか?参加ミュージシャンの全員がコメントしてる訳でも無いし、ブ●伯爵に至っては画像すら出て来ないし。

まあ、解散後だったからこうした作品が作れた訳で、一応タイトルには「VOLUME ONE」と表記されているけど、今現在続編のアナウンスは当然ながら無い。でも、あれだけ酷評されちゃったら続き作るのは結構難しいのかも?

そーいや、解散したバンドでトリビュートアルバム作って欲しいバンドと言えば是非サンダーを...と思ったけど、まあダニーの歌唱力の凄さが知れてしまうから、却って作らない方が良いのかな?(笑)


「WILD WORLD」featuring JOHN WAITE(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=c-GtjCd8s7w

「JUST TAKE MY HEART」featuring MICKEY THOMAS(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=arKjKhOMySs&feature=related

「PROMISE ”HIM” THE MOON」featuring ANN WILSON(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=yA7Y4jHBd6k&feature=related
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Sensory Lullabies: The Ultimate Tribute to JellyfishSensory Lullabies: The Ultimate Tribute to Jellyfish
(2007/09/18)
Various Artists

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先日頼んでおいたCDがHMVから先週届いたのだけど、2枚組が2つあって聴くのにちょっと時間を要してしまった。会社の通勤時などにバラバラ聞いていたので、聴き終わる頃には最初の方を忘れてしまった感じなので(汗)今日の休日を利用してゆっくりのんびりと聴いてみた。
頼んであったCDの中で一番興味のあった、2枚のオリジナルアルバムを残して消え去ってしまった愛するクラゲ達のトリビュートアルバム「SENSORY LULLABIES:THE ULTIMATE TRIBUTE TO JELLYFISH」。

以前のレビューでも私のクラゲに対する愛情は解ってもらえると思うけど、たった2枚の作品だけでトリビュートを作ってしまう感覚、そして発売されたのが一昨年というのが今現在でもバンドに対する興味が失われていないという事実がまず嬉しかったなあ。
今でも彼等のフォロワーと呼べるバンドは結構見受けられるし(私の大好きなイット・バイツも、新作で如何にもそれっぽいフレーズを使ったのには驚いた)ブラック・クロウズみたいに影響は受けてなくてもフェイヴァリットバンドに挙げられる事もちょこちょこ聞くし。大御所であるポール・マッカートニーやリンゴ・スターまでもが名前を挙げたのにはビックリしたけど。

で、このトリビュートアルバム、某巨大掲示板でその情報を知り、早速密林やHMVで検索掛けたら引っ掛かったので早速ポチって届いたCDを見たトコ、何と見事なまでに知ってるバンド/ミュージシャンが1つも無い!(笑)レーベルも全く知らないトコだし、最初は自主制作?とすら思ったほどだ。

しかし聴いてみたトコ、これが意外にもナイスなカヴァー曲連発で、その某巨大掲示板でも評価が高かったのが納得出来た。
バンド自体がとても作り込みがハンパないので、大体のモノは原曲に忠実に再現されてそこにちょっとアレンジを加えた程度だろう...という予想は見事に良い具合に覆された。一番驚いたのは”セサミ・ストリート”でも使えそうな「SEBRINA, PASTE AND PLATO」がドゥームverになってる(爆)。コレにはマジで一本取られた!
しかも、限定盤で発売された4枚組ボックスセットの中の未発表曲までカヴァーしてるのだけど、その余り馴染みの無い曲でも良く聴こえてしまうのだから、改めて再認識出来たくらいだ。

これを聴いたら、本家のアルバムも久しぶりに引っ張り出して聴いてる始末。...そろそろアンディとロジャー、仲直りしてアルバム作ってくれないかな?MY SPACEのフレンド欄にしっかり名前も入ってる事だし。

「NEW MISTAKE」(本家のPV)↓
http://www.youtube.com/watch?v=dkfdLIx_kTY&feature=related

「THE KING IS HALF UNDRESSED」(本家のPV)↓
http://www.youtube.com/watch?v=UyDhsDUorGA&feature=related

「JOINING A FAN CLUB」(本家のライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=xAOEB8HtezY&feature=related

フレディ・マーキュリー追悼コンサート [DVD]フレディ・マーキュリー追悼コンサート [DVD]
(2002/07/10)
クイーンライザ・ミネリ

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先日のumeさんのHPでの「最近購入したCD」の欄を見て「そーいや、ポール・ロジャース&クイーンのオリジナル新作ってもう発売されたんだ!?」と知り(遅い!)、YOU TUBEにて新作からの「C-LEBRITY」をチェックしてみたのだけど、既にこのバンドはクイーンとしての活動ではないという事実は十分に理解しているけど、それでもブライアン・メイとロジャー・テイラーがいるだけでクイーンの幻影を追ってしまうダメな私である...「C-LEBRITY」は良い曲だと思うけど、折角ポール・ロジャースがいるのだからもっと渋い路線でも良かったのではないか?と思った。ま、1曲だけなのでこれで判断する訳にはいけないけど。

という訳で、久々にクイーン漬けの毎日なので、久々にこの映像も観てみた。このコンサートからもう既に16年の月日が経ってしまったとはホントに驚きで、もし未だにフレディ・マーキュリーが在命なら還暦である。信じられないよなあ。
このライブの前年にエイズで亡くなったフレディを偲ぶトリビュートコンサートとして、またエイズ撲滅の為企画されたのが事の発端なのだけど、たった一人のミュージシャンの為にここまで大勢のミュージシャンが賛同して参加したのは後にも先にもこのライブだけだろうな。
ざっと挙げるだけでもエルトン・ジョン、ロバート・プラント、ロジャー・ダルトリー、アクセル・ローズ、ジェームズ・ヘッドフィールド、ジョージ・マイケル、ジョー・エリオット、デヴィッド・ボウイ、シールなどのボーカリスト達がクイーンの名曲を歌っていくのだけど、こんなに豪華な企画だったとは当時はホントに驚かされた。ブライアンの言う通り「毎日がこれだったら良いのに」と言いたくなるのも納得だ。

これだけのミュージシャンが参加すれば見応えがあるのは当然で、デヴィッド・ボウイがクイーンと共作した「UNDER PRESSURE」をプレイするのは当然だけど、そのパートナーに選んだのがユーリズミックスのアニー・レノックスというのが面白かったり(またアニーのメイクが「BREAKTHRU」でのゴスメイクというのも最高!)、「BOHEMIAN RHAPSODY」での前半パートをエルトン・ジョンが歌って、例のオペラパートが終わった後にアクセル・ローズが飛び出して、最後に2人でデュエットしたり、トニー・アイオミがジェームズ・ヘッドフィールドと一緒に「STONE COLD CRAZY」で競演したりと、1曲すら見逃せない。

しかし、当たり前の話だけどフレディのそれを超えるモノは誰一人としていないのが寂しい限り。それほどまでに偉大なボーカリストだったんだよなあ...と認識してしまう事になる。

出来ればDVDだけじゃなくCDも出して欲しかったなあ。これだけのミュージシャンが参加したので権利関係とかが難しいだろうけど、このコンサートの趣旨である「エイズ撲滅」の基金として扱えば問題ないだろうし。それほどまでに密度の濃い内容だと思う。

「UNDER PRESSURE」DAVID BOWIE & ANNIE LENNOX↓
http://jp.youtube.com/watch?v=zNG2z4wWkhA

「BOHEMIAN RHAPSODY」ELTON JOHN & AXL ROSE↓
http://jp.youtube.com/watch?v=7S3vpVDqQgQ&feature=related

で、私が選ぶベストパフォーマンス↓
http://jp.youtube.com/watch?v=of-7jmD7OxE&feature=related

Working ManWorking Man
(2007/11/19)
Various Artists

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前回の「RUSH IN RIO」からずっとラッシュ熱が続いており、車内で聴くオリジナルベストをライブ盤・スタジオ盤作成して、しかも通常のベスト盤にはまず入らない様なマイナーな選曲で構成した裏ベスト的なモノを作って毎日聴いているのだけど、それを作るのにエラい苦労したのだけど同時に楽しめた。
それを作って改めて思ったのが、ラッシュの音楽はホントに魅力的なモノが多いという事。ライブ盤の方はとても1枚80分のCD-Rには収まりきれないし(その為、大作は必然的に省かれてしまったし)スタジオ盤の方も、マイナーな曲からチョイスしていった結果、同じく1枚では収まらなかった。

こーして、アタマを悩ませながらもそんな事を考えていたら、そーいえばラッシュのトリビュートって意外と少ないなあ...と思った。よくボーナストラックなんかでカヴァー曲を収録していたりするモノだけど、ラッシュの楽曲をカヴァーするバンドは殆ど耳にしないし。まあ、演奏レベルが半端なく高い事が要求されるので、カヴァーする事自体、下手すりゃ「諸刃の剣」になってしまうので、怖くて出来なかったりするのだろう。

しかし、DREAM THEATERのマイク・ポートノイがまとめ上げたラッシュのトリビュート盤が10年以上前に発売されていたのを思い出した。彼ほどのテクニックがあるならラッシュのカヴァーは十分プレイ可能だし、またそんな彼と組んでいるのがあのビリー・シーンだったりするので、申し分なしのリズム・セクションだったりする(全曲ではないけど)。
参加しているミュージシャンがかなり豪華で、セバスチャン・バック、ジャック・ラッセル、ディーン・カストロノヴァ、ジェイク・E・リー、ジョージ・リンチ、ジェームズ・ラブリエ、エリック・マーティン、スティーヴ・モーズ、ジョン・ぺトルーシ、デヴィン・タウンゼント、マーク・スローターなど。

中でも気に入っているのはバズとジェイクが参加した「WORKING MAN」、ラブリエの声がハマってる「BY-TOR THE SNOW DOG」(これもギターはジェイク)、FATES WARNINGがプレイしていて最後にチラっと「2112」のフレーズが入ってニヤリとさせられる「CLOSER TO THE HEART」、デヴィンの奇才っぷりが伺える「NATURAL SCIENCE」(ギターがDEATHのジェイムズ・マーフィー、ドラムにディーン・カストロノヴァってトコも面白い)、これまたラブリエの声が良い「RED BARCHETTA」あたりかな。

確かこのアルバム、発売される前に本家ラッシュの方が「TEST FOR ECHO」の発売前という事もあって、このトリビュート盤を「参加ミュージシャンの売名行為」と非難しており、アルバムにラッシュの名前を入れる事を認めなかった経緯があった。
だけど、マイク・ポートノイがその後のラッシュのバックステージに表敬訪問していたりするのでそんなに大袈裟なモノじゃないだろうし、それにバズなんかは別に売名なんかしなくても十分有名だし、単に「オリジナルアルバムが出る直前なのにトリビュート盤なんか出さないでくれよ」的なモノかと思われるのだけど。

この後にもロック系のミュージシャンのトリビュート盤が1枚出ているけど(そちらの方もバズが参加している)個人的には選曲的にもこっちの方が面白いかな?
まあ、トリビュート盤はその参加ミュージシャンのメンツとプレイによって思い入れが大きく変わってくるので、ニール・パートを師事しているマイク・ポートノイが全面参加して、しかもプロデューサーにラッシュ第4のメンバーと言わしめたテリー・ブラウンを起用となれば、それだけで十分興味がそそられたりするのである。