ライヴ・アット・レディング(DVD付)(紙ジャケット仕様)(初回限定生産)ライヴ・アット・レディング(DVD付)(紙ジャケット仕様)(初回限定生産)
(2009/11/04)
ニルヴァーナ

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先日のグラミーアワードにてフー・ファイターズが受賞したというニュースを聞いて、ふと思ったのはもしカートがこれを知ったらどんな気持ちになるのだろうか?という事だった。
勿論、フー・ファイターズを貶してる訳ではないし、もしカートが今も生きていたらフー・ファイターズが存在していたかどーかも分からない。だけど、以前レミーの映画に出たデイヴ・クロールが自ら発した「金持ちになったキース・リチャーズからはリアルな感情は伝わってこない」という言葉は、そっくりそのままデイヴが受け持つ事になったのは物凄い皮肉かと。

ニルヴァーナが伝説になったのはたった1枚のアルバムで音楽シーン全体を塗り替えてしまった事にあるけど、そのアルバム自体は何の変哲もないロックアルバムだったし、カートの悲劇的な死が更にバンドを神格化してしまったのもある意味残念な部分かと。
ニルヴァーナ?ああ「NEVERMIND」は...でバンドを語られてしまうのは全く本質を見極めていない事に繋がるし。

私は余りこのバンドに思い入れはないけど、「NEVERMIND」だけでバンドを語ろうとは全く思わない。じゃあ、彼等の本質って一体何なんだろうか?となると、やはり3枚のオリジナルアルバムとアンプラグドライブ盤、そしてライブ盤になるのだろうけど、どーせなら映像も...という事でこのアルバム「LIVE AT READING」を中古で購入した。

以前出たライブ盤「FROM THE MUDDY BANKS OF THE WASHKAH」は、断片的に色々なライブを切り貼りして繋げた作品だったけど、このアルバムはクリス・ノヴォゼリック自身がバンドのベストパフォーマンスと断言するライブの一部終始を収めた作品。

コレが悪い訳がない!まだこの時には3rdアルバムが発売される前だったので1stや2ndの曲やカヴァー曲で構成されているけど、この時既に新曲として「TOURETTE'S」「ALL APOLOGIES」「DUMB」が披露されている点がポイントだけど「TOURETTE'S」の勢いは物凄い。こういう事をさらっとやってのけるのは、センスが良いというか。

DVDの方も、もはや現実には存在しないバンドの姿が鮮明に記録されており、やはりカートの姿に釘付けになってしまう。天才と持ち上げるつもりはないけど、ミュージシャンとしての非凡な才能は間違いなく持っていたと思う。

でも、もうこのライブから20年っすか...その20年の間にこれだけ生々しい音を出すバンドが一体どれだけいただろうか?また、この影響下にあるバンドが今も数多く存在している事がこのバンドの凄いトコだったんだ...と今更ながら知らされた気分だ。


「BREED」↓
http://www.youtube.com/watch?v=h2JgqF384cU

「TOURETTE'S」↓
http://www.youtube.com/watch?v=wlVdPl-oEmg&feature=relmfu

「ANEURYSM」↓
http://www.youtube.com/watch?v=PvwqSMRtoSI&feature=relmfu
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NevermindNevermind
(1991/09/24)
Nirvana

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5日間もあったGWもあっという間に過ぎ去ってしまい、今日から仕事でちょっとノリが悪い。明日行ってまた2連休だけど、何だかなあ...
しかし、GW始まる前はアレもしたい、コレもやろう...と予定ばっかなんだけど、結果的には特に大した事はしていなかったりする。ま、そういうモノなんだろうけど、音楽だけはしっかり...というか、かなり聴いてはいた。

前回のEW&Fも図書館から借りてきたモノだけど、その後直ぐに返却して(しかし、しっかりPCに○存は忘れない)また別なモノ借りてきたのだけど、その中にニルヴァーナのBOXセットに入ってた「SLIVER」なるモノも借りてきた。
コレがベストと銘打ってあっても、実際はデモやライブが収録されていて、しかもそのデモが酷い音質でとてもベストとは言えない代物。でもニルヴァーナというバンドを知るには既存のベスト盤を聴くよりはこっちの方がバンドの本質を表わしてる気が。
それはともかく、今までニルヴァーナを全く取り上げてなかったので、やはり最初は彼等をメインストリームに押し上げた2ndアルバム「NEVERMIND」をレビュー。

好き嫌いはともかく、間違いなく90年代を代表する1枚に数えられる名盤で、彼等の出現でオルタナ・グランジなるジャンルが確立されて、彼等の歴史の終焉こそがグランジの死を意味するモノだったと思う。
余りにもこの作品やバンドに注目が集まってしまった為に、カート・コバーンは苦悩する羽目に陥ってしまった訳だけど、これほど勢いのある作品を作ってしまえば無視するなと言う方に無理があると思う。

私が彼等を知ったのはBURRN!からで、メタリカのブラックアルバムが発表される直前にカーク・ハメットがお気に入りで聴いていたのがこのアルバム...と言う事で存在を知った。
ブラックアルバムも、それまでのメタリカの音楽性から外れた感じだったし、間違いなくシーンの移り変わりというモノがこの時期にはあったと思う。それでニルヴァーナが台頭してきた、と。

メタリカのフォロワー?とか思いながら聴いたら実は全然違うモノで、ソニック・ユースあたりを彷彿とさせる雰囲気だったので最初はめちゃくちゃ戸惑いがあった。
だけど「SMELLS LIKE TEEN SPIRIT」は普通にカッコいいと思ったし、勢いのある「BREED」や「TERRITORIAL PISSINGS」「STAY AWAY」、浮遊感漂う「COME AS YOU ARE」「LITHIUM」「DRAIN YOU」は最初から好きだった。

ただ、バンドが余りに大きくなりすぎたお陰で「何かちょっと違うんじゃないか?」と思う様になってしまい、3rdが発表される頃には大して興味が持てなくなってしまった。3rdも勿論聴いたけど、メジャーなバンドが無理にインディっぽい音作りに戻そうとしてるのか?と変な勘繰りしたりして。そしてカートの悲劇はもはや確信的じゃないのか?とすら思ったくらいだし。それが原因で起こった伝説的扱いや過大評価に繋がったとも思えるし。

とまあ、ニルヴァーナのファンからは間違いなくブッ殺されそうな意見だけど(爆)実のところはこういうバンドが出現したお陰で、音楽シーンに新たな変化が起きた事は良い刺激だったと思う。そりゃ、大好きなHM/HR系が隅に追い遣られた訳だけど、例えばあのままHM/HRの隆盛期が続いたとしても、いずれは衰退していたと思うし。
それに、このバンドが持ってた精神は間違いなく本物だったとも確信出来る。期間は短かったけど、衝撃は計り知れなかったこの時代、リアルタイムで過ごせたのは嬉しかったな。

「BREED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=h2JgqF384cU

「COME AS YOU ARE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=vabnZ9-ex7o

「LITHIUM」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=pkcJEvMcnEg