![]() | Master of the Moon (2004/09/07) Dio 商品詳細を見る |
いきなり私事の話ですが、先日愛車のボンネットから煙が上がり「何事か!?」と慌てて開けてみたら、ベルトがブチ切れ、焼き付いてしまったので、直ぐにディーラー呼んでチェックしてもらって今日原因が分かったのだけど、今月の頭にクーラー直してもらったトコがまたダメになってしまったらしく、今度はコンプレッサーまでダメになってしまい、前回の修理費¥5万に加えて、今回は¥9万。締めて¥14万の出費...ホント、もう気絶しそうなくらいの痛手ですよ。これじゃ、何の為にパソコンローン組んだのか分からないし。
お陰で、暫くは新譜は欲しいモノ以外は購入出来ませんなあ~。来月はラッシュのドキュメンタリーDVDが出るってのに(まあ、コレは絶対に買うけど)...ライブも暫く自粛ですよ。まあ、前回メタリカ蹴ったのはある意味正解だったけど、別にコレを予期してた訳ではなかったし。
ま、それはともかく今回のレビューは、前回のヴィンス・ニールの新作と一緒に購入した、ディオ名義のオリジナルアルバムではラスト作になってしまった、この「MASTER OF THE MOON」。
本来は2004年に発表されているのだけど、ここ数年のバンドの不振から国内盤の配給が遅れに遅れて翌年に発売されたので、名義としては2005年でカウントという事で。
何故かこのアルバムは前から気になっていて、現白蛇のダグ・アルドリッチがディオと掛け持ちしてた頃に発表されていたので、アルバムでもてっきりダグが弾いてるのかと思いきや、実はおなじみのクレイグ・ゴールディだったのは意表を突かれた。しかも、この時のレコーディングメンバーにはジェフ・ピルソンが参加してたのも驚いた。確か、この後にフォリナーに参加したんだっけ?しかもツアーメンバーにはルディ・サーゾが参加してたし、レコーディングの初期段階には何とウォーレン・デ・マルティーニが参加してたという話だから、もう何が何だか分からない感じだったりする。
で、肝心の内容はいつもの古典的なHRなのだけど、全体的にスケール感を余り感じさせないのはロニー御大のセルフ・プロデュースだからか?音作りの上手いプロデューサーを雇えば、かなり壮大なイメージになるのに...と、聴きながら思ってしまった。
楽曲の方も、全体的にミドルテンポで支配されているので、比較的ノリの良い「ONE MORE FOR THE ROAD」「LIVING THE LIE」が物凄く貴重な存在かと。日本盤ボーナストラックの「THE PRISONER OF PARADISE」もノリが良いので、間違いなく国内盤を薦めますな。
ミドルテンポでも説得力のあるモノだったら文句ないのだけど、やはり似通った印象になってしまったのは残念。それでも、何故か何度も聴き返してしまうのは御大の歌唱力のお陰かな?
「DREAM EVIL」あたりを期待すると肩透かし必至だけど、地味ながらも何度も聴いてしまう変なアルバム(笑)かと。これがあと2~3曲スピード感のある楽曲が収められていたなら、評価が変わったのではなかろうか?
久々にメタルのジャケット!ってな感じで、結構好きな絵だったりするけど、やはり今の時代には合ってない気も。まあ、昔から続けているバンドだから古典的でも許されるけど、これが最近のバンドだったら見向きもされないんだろうなあ...
「MASTER OF THE MOON」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ho7BUFeAj48
「ONE MORE FOR THE ROAD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=HipGuzP2pw0&feature=related
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