ここ最近、新作で欲しいモノが少なかったので旧作ばっか聴いてたトコに、久しぶりのこのバンドの新作が出ると言う情報を知ったので早速アマゾンのマケプレで注文したのが先日届きました。元シン・リジィ(という肩書きはもういらないかな?)のキーボード、ダーレン・ワートン率いるデアーの通産7枚目のオリジナルアルバム「SACRED GROUND」を今回チョイス。

数年前まで再結成シン・リジィのツアーに参加していたけど、そのメンバー達がブラック・スター・ライダーズを結成したお陰でダーレンはデアーの活動の方に戻ってきた訳だけど、その間が長いんだよなあ(苦笑)。
元々黙作なバンドではあるけど、前作「CALM BEFORE THE STORM 2」が発表されたのは2012年で、その前々作「ARC OF THE DOWN」は2009年発表だったので、オリジナル作としては7年振りの新作という訳だ。ジャケ下に入ってる”7”というのは、7作目という意味なんだろうけど「7年も掛かっちゃいました、すいません」っていうダブルミーニングじゃないよなあ(苦笑)。

今回の大きな話題としては、オリジナルメンバーだったヴィニー・バーンズの復帰でしょう。この話聞いた時はちょっとテンション上がりましたね。ヴィニーが抜けた後の作品も、HRの範疇ではないにせよメロディの美しさと叙情性が相成って素晴らしい作品ではあるものの、どーしても地味な印象は拭いきれなかったので、今回のヴィニーの復帰は初期の様なメロディアスハード路線に戻るのか?と期待させるモノだった。

で、早速聴いてみると、初期のメロハー路線ではなくここ最近の音楽性に幾分華やかさが戻ってきたという印象だった。メロディが美しいのは相変わらずだけど、更に音の奥行きが増したというかメリハリが付いた感じで良いですねえ。それに物悲しさを感じさせるというよりは、力強く爽やかな印象を与える楽曲が多いのも好印象かと。
ジャケットも、大自然をバックにモノクロのメンバーショットというシンプルなモノでバンドのイメージにぴったりだし(今回は誰も脱いでないです/笑)久々にバンド内のポジティヴな雰囲気が伝わってくる様です。

しかし、このバンドはいつでも流行り廃り関係なくブレない方向性を持ってるなあと思う。地味な印象があって、メジャーな割りには素朴で手作り感を感じさせる作風はダーレンの人柄を表しているかの様だし、黙作でありながらも未だに活動出来ているのはそれだけ支持してくれているファンも多いんだろうなあ。じわじわと心に染み込んで来る様な味わい深い音楽性はこれからも変わらないだろうし、末永く活動して欲しいと願う。


「STRENGTH」


「I'LL HEAR YOU PRAY」
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dare /belife


という訳で、久々の連日更新です(笑)。
ここんトコ(というよりは、ここ数年と言った方が正しいかも)音楽は毎日聴いてる割りには、同じモノを聴く機会がめっきり多くなってしまい、これだけCD持っててもまともに聴かない状況が続いていた。新しいCDを買っても、数日聴いてあとは忘れかけてしまったり、忙しい日々に追われて買った事すら忘れてるモノすらあると思う。後は「良いアルバムなんだけど、今の気分にはちょっと合わないかな?」と後回しになって、そのまま聴かなかったりするモノもある。
なので、日々の疲れが溜まって特にやる事もなく、ちょっと悶々してる休日にはまともに聴いてない音楽と改めて向き合う機会にはちょうど良いのかも...と思い、久々にこの人達のアルバムを手に取った。元シン・リジィのキーボードだったダーレン・ワートン率いるDARE (デアーと表記されてるけど、カタカナ表記だとちょっとダサい/苦笑)の、通産4作目にあたる「BELIFE」を今回はチョイス。

DAREと言ったら、やっぱ不朽の名作である3rd「CARM BEFORE THE STONE」がアタマに浮かぶ人が多いと思うけど(それかメロハーの名盤扱いになってる1st「OUT OF THE SILENCE」)その3rdアルバムに続く今作でもその路線は全くブレず、もはやハードロックの範疇に入る音ではなく、ホイッスルなどのケルト音楽の要素を取り込み、前作よりも幾分明るさや温かみが増した彼等独自の音楽を演っている。

一聴すると凄く地味な音楽なので、テンションを上げたい時に聴くと肩透かしを喰らうのは間違いないのだけど、こうしてじっくり音楽だけに耳を傾けるとメロディの美しさや癒しの効果が存分に発揮されていて、彼等のホームであるウェールズのイメージが思い浮かんでくる様だ(CDのインナースリーブには美しい自然の景色が何枚も載っている)。

ダーレンの声質は、ハスキーでありながらも情感たっぷりに歌い上げるスタイルで、何処かブライアン・アダムスっぽい雰囲気を感じるのだけど、ブライアンと決定的に違うのはシャウトが一切無い事(笑)。まあ、このテのスタイルでシャウトは必要ないし、所々に吐息を感じさせる様な歌い方が演奏と見事にマッチしてるのがホントに心地良い。

ホントに聴いてるだけで優しい気持ちになれる作品かと。毎日殺伐としてる中で生活してると(苦笑)こういう心が洗われる様な感覚になる事はなかなか出来ないので、地元の自然が満喫出来る観光地にでも行く時には効果覿面になるだろうなあ。
最近はバンドの活動状況が全く分からないけど、元々精力的に活動してるバンドではないので、また忘れた頃にでもフラっと現れて新作出してくれれば嬉しいかな。


「BELIFE」

Calm Before the Storm 2Calm Before the Storm 2
(2012/10/23)
Dare

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購入したのは良いけど、結構聴いてないCDが溜まってきたのでCD購入はちょっと控えて聴く方に専念しなければ...という事で、昨日は出勤日だったので休日が1日しかないから、今日は家でダラダラとCD聴いて過ごすには打ってつけかと。

早速5枚くらい色んなジャンルのモノを聴いてるけど、今日のレビューは購入決めた時からかなり期待度の高かった元シン・リジィのキーボードだったダーレン・ワートン率いるデアーの新作「CALM BEFORE THE STORM 2」をチョイス。
今年の春に中古CDを扱ってるサイトにて定価超えで購入した3rdアルバムの続編にあたると言われてた今作、タイトルは結局何の捻りもない”2”に落ち着いたみたいですね。

で、早速曲目をチェックすると「なんじゃあこりゃ~??」と驚いた。全11曲収録で、完全なる新曲は「PRECIOUS」「DELIVERANCE」の2曲のみ。後は3rdアルバムからのセルフカヴァーだったという事が判明(リジィのカヴァー「STILL IN LOVE WITH YOU」は今回は入ってない)。完全なる続編モノだと信じていた私の気持ちは半分折れてしまった...
そもそも3rdアルバムが発表されたのが1988年、あれから14年経った今、何故セルフカヴァーを作ろうと思ったのだろうか?今でも本国では3rdアルバムは売られているのに。レコード会社関係のしがらみみたいなモノなのだろうか?

それでも、まあ気を取り直して聴いてみた。バンドの最高傑作と言っても良い3rdアルバムの内容そのまんまなので悪いハズがない。じゃあアレンジが劇的に変化してるのか?と言えば、ライブなんかで変わる程度の新たな解釈といった感じのモノでそれほどでもない。演奏や歌唱もいつもの通りなので、安心して聴けるには間違いないのだけど...
肝心の新曲は特に特出すべき点はなく、アルバムの世界観を損なわないモノではあるけど、特に絶対お薦めというモノでもないと思う。これなら未発表曲のリレコ演ってくれた方が全然有り難いと思うんだけどなあ~。

正直言って評価に困るアルバムとなった。3rdアルバムが大好きで新曲も聴きたいという人にはお薦め出来るけど、これからこのバンドを聴いてみようと思ってる人には、やはり3rdアルバムの方をお薦めしたい。私は3rdアルバムのアレンジの方が好きだし、リジィのカヴァーも聴けて取っ付き易い印象もあるし。


「PRECIOUS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tSlEiSuy8Vc

「WALK ON WATER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YQHZKpMnOXs

カーム・ビフォア・ザ・ストームカーム・ビフォア・ザ・ストーム
(1998/05/20)
デアー

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以前からずっと探してた元シン・リジィのKeyだったダーレン・ワートン率いるデアーの3rdアルバム「CALM BEFORE THE STORM」を、やっとネット通販サイトで見つけた。
中古は殆どアマゾンのマケプレかディスク・ユニオンの中古サイトで購入するのだけど、ユニオンのサイトにも置いてあったのだけど余り質が良くなかったみたいなので、今回は初めてお世話になるサイトにて購入。
基本、余り素性の分からないトコで買うとトラブルになった時に後々面倒なんで、普通に代引きで買えばクレジット情報も落とされないから問題ないかと。まあ、サイトの情報も普通に載ってるから(って当たり前だけど)大丈夫と判断した訳だけど、普通に早めに送ってくれて好印象。
ただ、個人でやってるみたいなので中古でもちょっと高めだったかな?(¥3000也)まあ、廃盤でなかなか見付からないCDだったんで腹決めて買っちゃったけど。
普通に輸入盤でも置いてあるし、アマゾンで購入すれば安値で買えるのだけど、このCDに関しては国内盤に拘った。何故ならボーナストラック1曲ありで、YOU TUBEでその曲チェックしたら絶対外せないだろうと...
しかもそのサイトには4thアルバムの国内盤まで置いてあるじゃないですかー!?勿論、同時購入ですよ!!

ともあれ、デアーに関しては1stアルバムを以前レビューしたけど、某音さんが大絶賛している3rdアルバムは絶対に外せないかと。しかも発売当時、私はこのCD購入してるのにも関わらず”地味”という単純な評価を下してCD売っちゃってるですねえ~(大汗)。また買い戻してる私も相当なアレですが、まあこの歳になって素晴らしさを再確認って事で(若さ故の過ちともいう...)。

早速聴いてますが、いや~ホント何で売っちゃったんですかね~(滝汗)めちゃくちゃ良いじゃないですかー!地味という印象で当時は済ませてましたが、哀愁という世界観を考えると地味でも何でもなくて普通に良いんですよ。
このバンドの音楽性を表現する一つの言葉「アイリッシュ」、もうコレだけで十分伝わるかと。コマーシャル性を省いて哀愁路線を追求したボン・ジョヴィといったトコでしょうか?ホントに全曲でギターがこれでもか!と言わんばかり泣きまくってます。
1stアルバムの様な如何にもメロディアス・ハード路線とはまた違うけど、デビュー当時から一貫して残ってる雰囲気がアイリッシュなのかも。

ほぼ全曲聴き所といっても過言ではないけど、オリジナル曲に混ざって目を惹くのがダーレンがかつて在籍したシン・リジィのカヴァー曲「STILL IN LOVE WITH YOU」。この曲を持ってくるかー!ってな選曲だけど、オリジナルの雰囲気を損なわずに上手く消化してるのはさすが元メンバー、素晴らしい出来かと。

しかし、改めて聴いてホントにこのバンドは過小評価されてるなと実感。現在でもアルバムを定期的にリリースしているけど、目立った活動状況はほぼ皆無。今のトコの最新作は国内盤でもリリースされたらしいけど、当然ながら現在は廃盤みたいだし。
とりあえず、このバンドの作品は全部集める事に決定ですな。なので、もう絶対に売らないっす(苦笑)。


「CALM BEFORE THE STORM」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=GN6i0Hbtsdc

「STILL IN LOVE WITH YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ecvD7M-4cwM&feature=related

「ASHES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=HlhssucKDw4

Out Of The SilenceOut Of The Silence
(2009/01/26)
DARE

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最初にこの話題に触れなければなりませんね。昨日の午後2:46分に起きたマグニチュード8.8の国内最大級の巨大地震。
私は会社で仕事していて、「地震かな?」と思って周りを見回すと工場内のビニール製の扉がやたらと揺れており、近くにいた女の子に「これちょっとヤバくね?」と言った瞬間、電気が一斉に消え、揺れも激しさが増したので「マズい、逃げよう!」とダッシュで表に出たら、建物自体が揺れてかなり恐かった。
で、その後も余震が続いて工場内の電気が復旧しないので、とりあえずその後は帰宅。ウチに帰ると食器棚の扉が開いてグラスや食器が数枚割れており、CDラックは無事、カラーボックスに入ってたDVDは落ちて散乱していた(でもDVDの外装や中身は無事)。
しかし、停電状態でガス・水道はOKだったので、とりあえず実家の両親の分の夕飯を近所のスーパーで確保。実家に帰ったら案の定、夕食を用意してなかったので読みが的中。そのまま夕食をとって、帰宅したのは良いけど、まだ停電状態だったので、蝋燭で光を取りi-podで気を紛らわす。しかし、全然電気が回復しないので、そのまま睡眠。
結局夜中まで停電は続いて、明け方には復旧したので一安心。今はたまに余震があるくらいで、生活には全く問題ない状態になったと。

...とまあ、駆け足で書いてみたけど、地元の震度は6強との事。そんな地震を今まで体験した事がないから、今回は如何に日々の平凡な暮らしが恵まれているかをよく実感出来た。
例えば食事にしても電子レンジを使ってるのが普通なので、使えないと米も炊けない。早めに買いに行ったから苦労はなかったけど、夜のコンビ二は物凄い混雑していて、電気が付かないから電卓&懐中電灯で営業してる。ガスが無かったら風呂も入れないし、水もまたしかり。また携帯も全く通じないから、ホントに周りの安否が気になった。
今日はガソリンスタンドが異様に混んでて、5件廻って全て完売で営業停止。たまたま最後に寄った場所がやってたので救われたけど。宮城や岩手の人達に比べれば随分恵まれた話だけど、やはり大変なのは大変だった。
まだまだ被害は広がるだろうし、まだ余震もある事から気を抜けないけど、今回の被害にあった方々には心からお悔やみを申し上げたい。こんな悲劇はもう沢山だけど、自然災害だけはどうしようもない事なので、我々に出来る事と言えば、注意を怠らないで状況を過信しない事だけですね。


ちょっと長くなりましたが、久々にレビュー更新を。
こういう状況でも、配達されるモノはちゃんと来て、以前注文しておいた元シン・リジィのキーボード、ダーレン・ワートン率いるDAREのデビューアルバム「OUT OF THE SILENCE」が届いた。

よくCD店の廃盤特集やメロディアスHRの特集なんかで取り上げられる事の多いアルバムだけど、ジャケットは知ってても聴いた事があるのは、かつて日本盤も発売された3rdアルバムのみなので、以前から是非聴いてみたかった。しかし、再発される時に限って買いそびれていて、今回も2年前にリマスター再発されていたのを全く知らず、今になって情報を知ったのでダメ元で頼んだらあっさり届いてしまった。

で、聴いてみた感想は、メロディアスHRの括りよりももっとAORっぽいノリに近いかな?ダーレンのハスキーな歌声はブライアン・アダムスを思い出させるし、キーボードのキラキラしたサウンドは如何にも80年代っぽい。よって、私好みのサウンドとも言える。
全10曲と少ないし、元シン・リジィという過去を考えると派手さは無いけど、どれもが如何にもアイリッシュ的な大らかなイメージを想起させ、綺麗なメロディに彩られている。中でも「ABANDON」「NOTHING IS STRONG THAN LOVE」「RUNAWAY」「UNDER THE SUN」「HEARTBREAKER」「DON'T LET GO」がお気に入り。
因みにギタリストは、後にTENのメンバーとなるヴィニー・バーンズ。バンド名はモーターヘッドのレミーが名付けたらしい(どんな繋がり?)。

地味なバンドゆえ、なかなか作品が手に入りにくいバンドだけど、これは地道にCD揃えていきたいなあ。残念ながら3rdはもう随分前に売ってしまったのだけど、これはまた買い直さなければいけないっす...


「HEARTBREAKER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=S_aEadV44PQ&feature=fvsr

「ABANDON」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=DMEGgYNNrCw&feature=related

「UNDER THE SUN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=V45M6xoZNJM&feature=related