VIBeVIBe
(2006/09/06)
VOW WOW

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前回のBOφWY以来、ほぼ毎日ライブ盤2枚ばっか聴いてました(笑)。もうとっくの昔に解散したバンドなのに、今頃になって車内でバンバン聴いて歌ってる私もかなり異常ですね(笑)。面白い事に、全然歌詞とか読まなくてもスラスラ言葉が出てくるのには自分でも驚いた。それだけハマっていた証拠でもあるんでしょうなあ。

さすがにBOφWYばっか書いてるのも何なんで、そろそろ違うモノにも...って事で、同じ時代に活動したバンドではあるけど音楽性は全く相成れない、同じ国内のバンドVOW WOWの5thアルバム「VIVe」を今日はチョイス。発表は1988年。ちょうど白蛇がアメリカで大ブレイク果してブイブイ言わせてた頃ですな。

私はVOW WOWに関しては後追いなんで、こうして過去の旧譜を今新鮮な気持ちで聴けるのは非常に微妙な感覚が残るけど...勿論、こういうバンドが今の時代に存在しないから旧譜を聴いて悦に浸る事は嬉しいんですが、やはりリアルタイムで追えずにライブも観られなかったという歯痒さは凄く悔やみ切れないという。

”日本のハードロック”という枠を「Ⅲ」から完全に払拭し、ラスト作の「MOUTAIN TOP」までクオリティが高い作品をリリースし続けてきたと私は認識しているけど、このアルバムでは幾分バラエティに富んだ楽曲が収録されてきて「Ⅲ」「V」とは違った趣を感じさせる。
前作、前々作には「SHOT IN THE DARK」や「DON'T TELL ME LIES」みたいな一聴して「おおっ!」と唸らせてくれた楽曲が数曲入っていたけど、残念ながらこのアルバムにはそのテの楽曲はない。しかし、彼等ならではのHRを感じさせる佳曲がぎっしり詰まった作品という評価で良いと思う。

”インパクトが足りない”とか”全体的に散漫”という評価は色んなトコのレビューで散々書かれているけど、確かに私自身もそう思うけど、それは前作、前々作のインパクトが格段に違い過ぎただけの事であって、彼等はこの作品では少し変わった事がしたくなっただけの事なんじゃないかな?と思った。
ただ、この頃からバンドがアメリカ進出も視野に入れてたらしいけど、アメリカを目指すにはやはりインパクトは足りないと思う。またビートルズのカヴァー「HELTER SKELTER」や如何にもアメリカンな雰囲気の「ROCK ME NOW」は正直浮いてると感じるトコにも”散漫だ”と言う評価に繋がってるんではなかろうか?

私自身は冒頭の「SPELLBOUND」と「YOU'RE THE ONE FOR ME」から「KEEP ON MOVING」までのアルバム後半の流れが非常に素晴らしいので、決して「駄作」「凡作」の評価にはならないのだけど、「Ⅲ」「V」路線を期待した人にとっては「何かが違う」「何かが足りない」という事になると思う。

次作「MOUNTAIN TOP」で終焉を迎えてしまう訳だけど、その次作への布石も(今だからこそ)感じられる部分もある事からこのアルバムの構成は必然的な流れだったと思う。やっぱ、凄いバンドだったんだなあ。


「SPELLBOUND」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1qhIkszZ_sA

「YOU'RE THE ONE FOR ME」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jIgXZ63DdNs

「TALKIN 'BOUT YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=avp41ggYqhE
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マウンテン・トップマウンテン・トップ
(2006/09/06)
VOW WOW

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今日はやっと休日になったので、1週間我慢してしまった腰痛の治療の為に接骨院へ。数年前にも腰痛が酷くて接骨院へ一度行った事があるけど、今回は親のお薦めの接骨院へ行ってみた。
驚いたのは、先生に症状話してるだけなのに「右側が下がってますね」と一発で当てた事と、たった数分のマッサージなのに身体が軽くなった事。コレにはマジで驚いた!
先生は約6割くらい治したと言っていたけど、私的には痛みはまだ残ってるもののかなり軽減された感じ。来週2日おきに3回通って、最終日にまた治療してくれるとの事なのでコレで一安心。やっぱ腰は身体の要なので、治せる時にきっちり治しておかなければこれから先も大変だろうし。良い場所紹介してもらってホントに助かったっす!

さて、CDの方も先週の数枚購入で今月は打ち止め...と思いきや、目に留まってしまったのは仕方ない(笑)VOW WOWのブルースペック盤が新品22%OFFという安値で売っていたのをジョーシンで発見してしまったので、とりあえず「Ⅲ」「V」「VIBe」そして今回のお題の「MOUNTAIN TOP」を購入...ああ、来月のクレジット決済の明細が怖い...

とはいえ、以前買った2枚組ベスト盤はかなり愛聴しており、いつか機会があったらオリジナル盤も手に入れたいと思ってたんで、ちょこちょこ中古サイトをチェックしてたけどなかなか出て来ないし、店頭で売ってる様子もまるでなし。このまままた廃盤になってしまうのも困りモノだよな~と思ってた矢先だったので、良いタイミングで手に入れられたと思う事にしよう(笑)。初期2枚はとりあえずはパスしていいかな。

色々な情報でチェックした結果「Ⅲ」「V」の時期が全盛期だったみたいだけど、たった6年間の活動の間にアルバム6枚リリースし、後期の数年間はイギリス進出まで行なったという、当時の日本のバンドとしてはかなり画期的な事を成し遂げたバンドはホントに敬意を表する。またアルバムの完成度もハンパなく、多分こういうバンドはもうこの後には出てこないと思う。

そのバンドがアメリカ進出を賭けて製作されたのが本作だけど、結局レコード会社との契約を取り付けられずライブも行なえないまま、結果的にはラストアルバムとなってしまう訳だけど、こうして全曲聴いてみるとアメリカ進出するにはちょっと物足りない雰囲気を感じられる。
当時のHR/HM界隈では、HM/HR系のバブル期の終焉とミクスチャー・クロスオーヴァー系の台頭、更にグランジ・オルタナ勢が勢いを増すちょっと前の時期という事もあり、こういう正統派HR系のバンドがレコード会社に売り込むには時期が悪過ぎたと思う。
かといって、アメリカ的なノリが感じられる曲が少ないのもセールスポイントが弱いし、それがバンドの個性というのも簡単だけど、やはりアメリカで成功するには足りないモノの方が大きかったと思う。これなら音楽性にも合ってるイギリスで地盤を固めた方が良かったのでは?と思うけど、当時のバンドの狙いはまた違ったんでしょうね。

「MOUNTAIN TOP」のドラマティックな展開や「BLACK OUT」でのバンドらしさは健在だし、「TELL ME」「I'VE THROWN IT ALL AWAY」「I'M GONNA SING THE BLUES」はホントに名曲...と聴きどころも多いけど、全体的には「Ⅲ」や「V」の様に統一性がなく、散漫な印象なのが残念な部分かと。

当時のファンの人達はこのアルバムがラスト作になるとは思ってなかったみたいだけど、こうして後追いで聴いてみると何処かそれっぽい雰囲気が感じられるのは気のせいだろうか?
私自身も、後追いで聴いてる今がホントに歯痒い気持ちで一杯だ。ホントに解散が惜しまれる、勿体ないバンドだよなあ...


「TELL ME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=LGsIQsZ3PEg

「I'VE THROWN IT ALL AWAY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=rOVYvR-eMFI

「I'M GONNA SING THE BLUES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qIIbE01a8O8

SUPER BEST~ROCK ME FOREVER~SUPER BEST~ROCK ME FOREVER~
(2006/05/17)
VOWWOW

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先日、umeさんのBBSにて久々にこの人達の名前を見て、そーいやCDはまだ1枚も持ってなかったな...と思い、早速タワレコの3倍ポイントに併せて買ってきましたよ。
umeさんの話では再発盤が最近発売されたとの事だったけど、市内のタワレコではこのベスト盤1枚しか置いてなかった...だけど10%オフで売ってたので、まあ良しとしよう。

購入前にネットであれこれ調べていたのだけど、数年前までは全てのアルバムの廃盤状態がかなり長い間続いてたらしく、オークションなどで高騰してたとの事だけど、彼等と同時期に活躍したラウドネスなんかは普通に売ってるのに、何でそんな長い間廃盤になってたのか理解に苦しむなあ。まあ、版権の問題とか色々あるんだろうけど。

オリジナルアルバムの「Ⅲ」か「Ⅴ」も捨て難かったのだけど、このベスト盤は山本恭司さん監修との事で、しかも「Ⅲ」全曲収録(「SHOCK WAVES」と「DONCHA WANNA CUM」(HUNGER 15)のみはライブ音源)、しかも2枚組30曲収録で¥3000(10%オフで¥2700だったけど)という破格値でコレに決めた。

彼等の活動期の頃、私は洋楽聴き始めた頃でHM/HRが隆盛を極めていた頃だけど、彼等には余り関心がなかった。まあ、あれだけビルボードのチャートでHM/HR系ミュージシャンがブイブイ言わせてた時代だし、いわゆる”ジャパメタ”には、海外HM/HR系ミュージシャンにはない”歌謡曲っぽい雰囲気”が感じられて、ダサい部分が強調されてる感じがしたのだ。

ただ、90年代に入って音楽シーンの様相も変わった時、ふと振り返ってこのバンドを聴いた時は「何てバンドだったんだ!」と後悔の念を十分に感じた。要は音楽の聴き方を知らなかっただけだった、と。
山本恭司さんのギターは、海外のHM/HRバンドのギタリストの中でも十分通用する実力だし、人見元基さんのVoは好き嫌いが分かれる声質かも知れないけど、全曲英語で歌うだけでも凄いのにパワフルで繊細さも兼ね備え、そして作曲も手掛ける厚見玲衣さんのドラマティックで煌びやかなキーボード、そしてボトムの効いたリズム隊と、当時のこのテの日本のバンド...いや今までの日本のHM/HR系バンドの中でも、これ以上の実力を持ったバンドは存在しなかったのでは?
ラウドネスがあくまでもアメリカでの活動を意識して音もLAメタルっぽい雰囲気を持っていたのに対し、このバンドは活動をイギリスに置いたお陰で、湿り気のあるHRを演っていたのが物凄く印象的だったなあ。同業者からも評価されていて、山本さんはあのフィル・ライノットから食事に誘われソロアルバムに参加要請されたり(フィルの急逝で実現しなかったけど)意外にもデヴィン・タウンゼントがバンドのファンらしい。

このベスト盤には懐かしさを感じる楽曲もあるけど、それ以上に今の時代でも十分に説得力を持った楽曲が揃ってるなあ...と改めて再認識した。当時ちょっとパワーダウンしたかな?と思った「MOUNTAIN TOP」からの楽曲も、今聴くと物凄く完成度が高く感じられたし。

人見さんが引退してしまった今、フルでの活動は不可能になってしまったけど、昨年2日間だけ再結成ライブを行った事もあるので、不定期でも良いからちょこちょこライブ演ってくれれば...とこのアルバムを聴きながらふと思った。ホント、勿体無いって。


「SHOT IN THE DARK」(ライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=2NHBJ6hvN94

「TELL ME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=LGsIQsZ3PEg&feature=related

「CRY NO MORE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fvfzyem4-cU