先日買ったブートCDのレビュー書こうと思ってたら、ずっと期待度が高まってたこのCDが昨日届いてしまったんでこっちを先に(笑)。オリジナルアルバムとしては3年振りの新作登場となった”可愛いメイドさん達”プリティ・メイズの「KINGMAKER」。

新曲4曲+の過去作からのセルフリメイク作「LOUDER THAN EVER」が変則的なアルバムであったにも関わらず結構な頻度で聴いていて、そのセルフリメイクの再構築は上手く成功してると思っていたので、多分この新作も同じスタイルを踏襲してくるだろうなあ...と予想はしていたのだけど、その予想は見事的中した素晴らしい内容だと思う。

「LOUDER THAN EVER」収録の新曲4曲が結構アグレッシヴなスタイルだったので、今回の新作を最初に一聴した時は随分メロディアスに感じたモノだけど、よくよく考えてみるとこのバンドは昔からこういう感じだったし、そこに近年のヘヴィな音像が合わさって独自のスタイルを築いているのだから、結局は何も変わってないと(笑)。

しかし、このジェイコブ・ヤンセンというプロデューサーとは本当に相性が良いと思う。「PANDEMONIUM」からの付き合いだけど、ヘヴィなモノからメロディアスなモノまでバンドが持ってる良い部分を上手く引き出してるなあ...とつくづく感心したし。
それに、今回は何より楽曲がかなり良い。「PANDEMONIUM」や「MOTHERLAND」も良い楽曲が数多く収録されていたけど、今回は殆ど捨て曲無しに近い充実度だと思う。特に前半5曲の流れはホントに素晴らしい。後半も勿論良曲が立て続きに来るので、私的には文句無しの名盤かと。ジャケットがダサいのが悔やまれるけど(苦笑)。

このアルバムの製作前に、バンドに馴染んでいたと思っていたキーボードのモーガン・サンダガーが脱退してしまったので少し危惧していたけど、実際にはそんなに影響はなさそうだしこの新作でもキーボードの比率が高いので、また新たなメンバーが加入すれば問題ないかと。
これは今回も来日公演の期待が高まるばかり。今回も上手くタイミングが合えば是非ライブに足を運んで、このアルバムの楽曲がライブで映えるトコを早いトコ聴きたいぞ...と思いながら、その時まではこのアルバムにどっぷり浸かりたいかと。


「FACE THE WORLD」


「HEAVENS LITTLE DEVIL」
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(2014/03/12)
プリティ・メイズ

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さて、ちょっと遅くなりましたが期待してたプリティ・メイズの新作「LOUDER THAN EVER」を今回チョイス。
ちょうどアリス・イン・チェインズのライブ時期と重なってしまい、集中して聴くのが遅れてしまったんで、今更ながらのレビューです。

ここ最近の数作「PANDEMONIUM」「MOTHERLAND」の出来がホントに素晴らしく、また11年振りの日本公演が実現した事もあってバンドを取り巻く環境がかなり上がって来たお陰なのか、今回の新作はちょっと変則的なスタイルとなった。
バンド活動にちょっと陰りが見えてきた1994年発表の「SCREAM」から2006年発表の「WAKE UP TO THE REAL WORLD」から楽曲を8曲選んで再録し、プラス新曲が4曲という内容。

以前もちょこっと書いたけど、ちょうどこの「SCREAM」あたりから彼等から離れてしまったので(で、ちょうどライブ盤「IT COMES ALIVE - MAID IN SWITZERLAND」で戻ってきた/笑)個人的にはどの曲も新鮮に聴こえるのが良いのか悪いのか...バンドとしてもそんなに派手に活動していた時期ではないから、楽曲も幾分地味な印象しか残ってないのだけど、こうして再録したモノを聴いてみると、当時の音よりも厚みが増して現代風になってるのは良いとしても、肝心のメロディはちょっと弱いのが浮き彫りになった感じがした。
まあ派手にアレンジを変えてる訳でもないし、これらの楽曲を当時から聴いてる人達にとっては思い入れもあるんだろうから、コレは純粋に再録という意識で聴くべきモノだと思う。

そして新曲4曲の方は、近年の彼等の音そのものなので勢いからして違う。「NUCLEAR BOOMELANG」や「DERANGED」なんか、普通にライブで聴いてみたい楽曲だし。現在のバンドの状況がかなり充実してるのか、それが上手く楽曲にも反映されたカタチとなったと思う。早くも新作が楽しみだ。

そして、オマケのDVDの方は前作「MOTHERLAND」のツアーの模様をドキュメント形式で収録されてるのだけど、彼等にしては意外とマジメな作りなので(笑)まあまあの出来。まあ、ツアーの最中にどんな事してるのか?とかが垣間見える程度なので、ファンオンリーの映像って事で。ロニーが日本の居酒屋(?)でアバ歌ってたりとか、ケータリングのサンドウィッチにイタズラしたりとかそんな程度。
あと「LITTLE DROPS OF HEAVEN」と「MOTHER OF ALL LIES」のPVが収録されているけど、「NUCLEAR BOOMELANG」のPVも作ってあるんだから、これも入れて欲しかったな。

まあ、次回作への繋ぎの作品という位置付けで良いと思うけど、多分次のツアーでこのアルバムから数曲セットリストに加えられる可能性もあるだろうから、その辺を考えてみるのも面白いかと。
しかし、近年はかなり精力的に活動してるので、まだまだ楽しませてくれそうで何より。3年連続の日本ツアーは果たして実現するんだろうか?


「NUCLEAR BOOMELANG」PV



「WITH THESE EYES」

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行ってきましたよ、昨年に引き続き今年も日本来てくれたプリティ・メイズ来日公演。
前回は約11年振りの来日公演、しかも平日1日限りという事もあってライブはコアなファン達が集合して大いに盛り上がったのだけど、今回は今年発表された新作「MOTHERLAND」のツアーの一環という事で(それと、前回で手応えを感じて味を占めたのか/?笑)バンドとしても前回の大盛況から、新たにバンドの真価を問われる来日公演かと。

私自身、前回のライブが初メイズで非常に楽しかったから今回も問答無用で行く事にしたのだけど、その後に再々度復活した(笑)サンダーの来日公演が同じ時期に発表されるとは思ってもおらず、金銭的にもちとキビしいなあ...と思いつつも、やはりライブが観たいバンドは無理してでも行かねば!!って事で両方観る事にした。

だけどメイズの東京公演は22日金曜日のみ、サンダーは22・23日と2日公演で、運良く両方チケットが確保出来た訳だけど(クロスさん、THANX!)日程や金銭的に両方観たくても1つに絞る事を止むを得ない人達がいるのは明白で、両方共ソールドにはならなかったみたいだ(大体、両方共8割程度くらいの入り)。
今年のヴァッケン・オープン・エアでも両バンドは出演してるんだから、いっその事カップリングで行なうとか(!)ちょっと打開策が欲しかったなあ。まあ、呼び屋が違うから無理なんだろうけど。

ともかく、詳細は雑談版にも書いたんでそちら参照してもらうとして、今回のお題は彼等の2ndアルバム「FUTURE WORLD」をチョイス。
ジャケを見てもらって分かる通り(笑)この頃の彼等は大手EPICソニーと契約していてもまだまだB級っぽさが抜けてなく、裏ジャケのメンバー写真見てもダサいメタルバンドの典型的なスタイルで(爆)垢抜けるには全然程遠い感じだった(ハマさんが細い!!)。

しかし、音の方は2作目にして早くも曲のクオリティは総じて高く、楽曲で勝負出来るバンドという認識が確立されつつあったと思う。正等派HMの根本的な部分はそのままに、キーボードで装飾されてポップな部分も感じられ、デンマークという土地柄のお陰か、北欧メタルの煌びやかな部分、ジャーマンメタルの疾走感な部分という”美味しいトコ取り”のスタイルは、既にこの時点でほぼ完成されていたと思う。
今でもライブの定番曲となっているのもこのアルバムから「FUTURE WORLD」「RODEO」「YELLOW RAIN」「LOVE GAMES」「NEEDLES IN THE DARK」とかなり多い。他にも私的には「EYE OF THE STORM」なんかもかなり好きだ。
続く次作では、キーボードが更に強まってよりポップ色が強くなるのだけど、このアルバムでは寸止めで済んでいるので代表作として挙げられるのもよく分かる。よりHM色が強いのが好みだと1stアルバムという事なるのだけど。

しかし、ホントに良いバンドだわ~。この当時のスタイルとは音もルックスも(笑)変わってしまったけど、楽曲良さだけは変わっていないと思う。良い曲持ってるバンドはライブが強いのも実に納得で、昨夜のライブでも「アレも聴きたい、コレも聴きたい」という感じで、あっと言う間の1時間半だったし。ホント、末永く活動していって欲しいと願うばかりだ。


「FUTURE WORLD」PV↓(もはや”誰?”レベル/笑)
http://www.youtube.com/watch?v=Ka6OFwp25YI

「RODEO」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fW3lJxmIIK8

マザーランドマザーランド
(2013/03/27)
プリティ・メイズ

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昨年の日本公演で、かなり再評価の熱が上がったプリティ・メイズ待望の新作「MOTHERLAND」が発売されたので購入。日本公演時には既にこのタイトルが決まっており、変わる事なくそのままの通りとなりましたね。

あのライブ以降、彼等の過去作を中古屋で片っ端から探し回って、数枚見つけて購入するくらい再評価していたのだけど、こういう音楽性のバンドが今の時代は殆ど見当たらないのがホントに残念。それだけに彼等にはまだまだ頑張ってもらわなければ...という事で、この新作にも当然ながら大いに期待していた。

プロデューサーが前作「PANDEMONIUM」と同じヤコブ・ハンセン、そしてレコーディングメンバーが現在のラインナップで製作された為、どーしても前作路線を期待してしまうけど、数回聴いた感想としては確かに前作と同路線だけど良い意味で裏切られた感じ。
前作が勢い重視の正統派HM的な音像だったのに対し、今作は掴みかかる様な勢いは若干後退し、代わりに重厚さが増してメロディアスな展開の多い作風となった。ファンならまず落胆する事はないんじゃないかと思う。

相変わらず楽曲の充実度はハンパなく、数回聴けばメロディ覚えてしまうくらいキャッチーなモノが多いので、ライブで定番曲となりそうなモノは多いと思う。疾走感のある如何にも彼等らしい「THE ICEMAN」や「MOTHERLAND」あたりも勿論良いんだけど、「SAD TO SEE YOU SUFFER」や「TO FOOL A NATION」の様なミドルテンポで聴かせる楽曲が今後のセットリストに組み込まれると嬉しいなあと。

リミックスのボートラを除く最後の3曲の流れが非常に素晴らしく、しみじみと良いアルバムだなあ~と余韻を感じさせてくれる。既にキャリアも長く、様々なタイプのアルバムを発表してきた彼等がここにきて今だに素晴らしい作品を提示してくれる事に非常に感謝したい気持ちだ。間違いなく、今年のベストアルバム候補の1枚。再来日公演が待ち遠しい...


「MOTHER OF ALL LIES」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=OZrmVdsKoqw

「SAD TO SEE YOU SUFFER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YH_7M8g0j_U

「TO FOOL A NATION」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=F1ID8MAWGeg

パンデモニアムパンデモニアム
(2010/06/23)
プリティ・メイズ

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ここ数週間、体力の消耗が激しくて週末になるにつれ疲れで身体が重くなってしまい、土日で何とか体力回復し、また同じ1週間を過ごす...というパターンなのだけど、やはり年齢の事もあるんだろうなあ。昔なら何ちゃことないと思っていても、肝心の身体が付いていかないのはさすがに参る。
なので、一昨日は2人の友人達と一緒に食べ放題のバイキングでがっつり食す。2人共ガンガン食う人達なので、負けじとガツガツ食ってはいるものの、やはり思ったよりも食べてない気が。「え、そーですか?何か、ずっと焼肉焼いてる気がしますけど(笑)」と友人は言ってたけど、オレ的には何かイマイチなんだよな~。ま、それでも90分間きっちり食べて体力温存に務めたけど(爆)。
因みに今日の帰り際には、何か急に甘いモノが食いたくなったんでコンビニ寄って¥380の茶碗くらいのカップケーキを食して大満足ですよ(笑)。

ずっと食べ物の話で終わりそうなんで(苦笑)きっちりとレビューを。
今日のお題は、昨年の来日公演を観ていたく感動し、いよいよ3月末に新作を発表する”可愛いメイドさん達”の「PANDEMONIUM」。発表は2010年。

勿論、ライブを観てこれまでのブランクを取り戻すが如くCDを買ってチェックしているのだけど、やはり近年の作品だけあって音作りも現代的だし非常に聴き易いと思うけど、何よりこのアルバムが優れているのは楽曲の質かと。
このアルバムの前の数枚では余り大した話題にもならず、バンドの活動自体も限られた範囲でしか行なわれてなかったらしいので、イマイチ盛り上がりに欠けていたのかも知れないけど、そんな状況からこれだけの充実したアルバムを作ってシーンに戻ってきたのは大したモノだと思う。
冒頭を飾る「PANDEMONIUM」からして気合が違う。キャッチーな曲でありながらもヘヴィな音がハマってテンションが上がり、それが最後の「BREATHLESS」まで持続する構成は非常に素晴らしい(日本盤はボートラでシャナイア・トゥエインの「KA-CHING」が入ってて、幾分異質な感じがするけど)。

やっぱハイライトはPVにもなった「LITTLE DROPS OF HEAVEN」なのだろうけど、後半の「OLD ENOUGH TO KNOW」や「BEAUTIFUL MADNESS」あたりも味があって好きだし、ライブ同様の冒頭2曲は最強だし、中だるみを感じさせない時点で傑作って事ですよ。

昨年の来日公演は、ライブアルバムの一環で来日公演を行なったのでこのアルバムのツアーという訳ではなかったから、このアルバムからプレイされたのは「PANDEMONIUM」「I.N.V.U.」「LITTLE DROPS OF HEAVEN」「IT COMES AT NIGHT」の4曲のみとちょっと少なかったのが残念だ。個人的には全曲プレイでも良いくらいなのに(笑)。

こんなに素晴らしい作品の後に続く新作も、先日PVがYOU TUBEに上がってたのでチェックしたら正に同路線の音なので期待して良いでしょう。今年最初の期待作になりますなあ~。
で、更に期待したいのが再来日公演ですよ。来たらまたライブ観に行っちゃいますぜ!!


「LITTLE DROPS OF HEAVEN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=x8wyRbEL8zg

「OLD ENOUGH TO KNOW」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=0IpjYO8D4rw

「ONE WORLD ONE TRUTH」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Halz1YIBGXY