久々に余り手に取ってないCDを色々引っ張り出して聴いてたトコ、このアルバムに行き着きました。最近はソロ活動が盛んなテリー・ブロックが在籍してたストレンジウェイズの3rdアルバム「WALK IN THE FIRE」を今回はチョイス。

FMのスティーヴ・オーヴァーランドやハートランドのクリス・ウィージィー辺りと並んで”マイナーだけど歌が上手いメロディアスハード系のシンガー”として知られている(って、一応褒めてるんですよ)テリー・ブロックだけど、その名を知ったのはこのバンドで活動していたからで、ソロ作だとどーしても地味な扱いというかマイナーなシンガーというイメージでしか捉えられなかったと思う。
例えばBURRN!辺りで高得点取っていたら興味が湧いて購入しようと思うけど、無難な点数に落ち着いているとそこで興味も湧かず終わってしまうので、このテのマイナーなシンガーのアルバムは安値で売られてるとか余程の事じゃない限りなかなか手が出ないのだ。
しかし、再結成ディープ・パープルからイアン・ギランが抜けた時に最終選考まで残ったという事でその名を知ったので、それじゃそのストレンジウェイズってバンドを聴いてみたいぞ...となった訳だけど、当時はそんなマイナーな輸入CDが地元では売られてなかったし、何よりお金も無かったので(笑)そのまま忘れ去られていた。
時は流れ、ディスクユニオンの店頭で配ってるメロディアスハード系のアルバムを紹介してる冊子にこのバンドの名を見付けて思い出し、わざわざ西新宿まで行かずともネットで簡単に安値で手に入るので注文した...という、実に20年以上を超えた妙な縁を感じるアルバムでもあるのだ。

2ndの方は如何にも王道なメロハー路線なのに対し、このアルバムではメロハーの範疇ではあるもののキーボードの比率が高くなってミドルテンポの楽曲が多い為AORっぽい雰囲気が感じられる。ただ音質に関しては、後にデフ・レパードやウィンガーをプロデュースすることになるマイク・シップリーがミキシングを担当してる事もあってか前作よりもメリハリが感じられてとても良い。
残念なのが、前作には「WHERE DO WE GO FROM HERE」の様なキラーチューンがあったのに今作にはそれが無い。全体的にクオリティが高いのに地味な扱いのアルバム...と言えばちょっと聞こえが悪いけど、高品質な作品である事には間違いないかと。

私が購入したのは、前作同様マジェスティックロックのリマスター盤。ボートラ2曲のライブの為だったけど、前作同様これまた海賊盤レベルのクオリティでちょっと萎える(苦笑)。リピートして聴きたくなくなる様なモノなら逆に入れなくても良いんじゃないかと思うんだけど、オマケ程度のモノと認識すべきかな。


「WHERE ARE THEY NOW」


「LOVE LIES DYING」
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Native SonsNative Sons
(2006/03/28)
Strangeways

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真っ只中の紅葉シーズン...しかし何で休日に入った途端、天気が悪くなってタイミング悪いんだろうか?ただでさえ混んでるから早朝(というよりは夜中に近いけど)から出るつもりでも、前日の夜空を見上げると雲が覆い尽くしてるし。今回、ホントに写真撮りに行けるんだろうか?

そんな事を思っていたら、今日は以前頼んでおいたHMVのCDが届いていた。メインの新作(コレは後日レビュー)の他に、均一セールでストレンジウェイズのCD2枚が安くなっていたので同時に購入したので、今回は2ndアルバム「NATIVE SONS」をレビュー。発表は1987年。因みに¥800でした!

このバンドは、よくCD屋や雑誌の特集なんかで組まれる「メロハーの名盤」扱いでよく名前の出てくるバンドとしてずっと頭の中に入っていたのだけど、名前だけ知っていてまともに聴くのは今回初めて。
最近じゃボーカルのテリー・ブロックがソロ作を発表したり、再結成ディープ・パープルからイアン・ギランが抜けた時、カル・スワンと共に後任ボーカル候補に挙がったりという事でそれなりに興味もあった。

で、早速聴いてみると、確かにメロハーの名盤として扱われるクオリティに驚かされた。ボーカルが私の大好きなエイリアンのジム・ジッドヘッドに似ていて、何処か煮え切らないスタイルまで酷似(笑)。
演奏の方も英国出身のクセにアメリカのメロハーバンドに近いスタイルで、キーボードが入ると北欧のバンドっぽい爽やかさも兼ね備えてるので、正に私好みのサウンドで大満足。TOTOの7thアルバムやワーク・オブ・アートの路線と言えばお分かりでしょう。
ただ、時代を感じさせるプロデュースと楽曲の練りの足りなさがもう一つ!と言ったトコで、その点だけが悔やまれるけど全体的には素晴らしい構成。どーしてこのアルバムが国内盤発売されなかったのか不思議なくらいだ。

今回購入したのは2006年に発売されたマジェスティック・ロックなるレーベルのリマスター盤なのだけど、近年過去のHM/HR系のアルバムを再発しまくってるロック・キャンディからもリイシュー盤が発売されているので、比較的手に入れやすいのは有り難い限り。
ただロック・キャンディ盤はボートラが未収録だったので、ライブ4曲入ってるマジェスティック・ロック盤の方にしたのだけど、残念ながら音質は最悪で海賊盤レベル。ライブの雰囲気が分かるという資料的な価値しかないけど、オリジナルと比べて意外と演奏はハード。テリー・ブロックのボーカルもライブでありあがら聴かせるスタイルで実に上手いし。

いやあ、久々に良い作品に出会いましたなあ~。暫くの間、ヘビロ決定ですな。他の2枚も当たりだと良いけど、これだけ気に入ってしまったらなかなか手を出しづらいなあ~(苦笑)。


「WHERE DO WE GO FROM HERE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-NkZNuvCWIw

「GOODNIGHT L.A.」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tSZKS9uiVW4&feature=relmfu

「FACE TO FACE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Wp9r2npAIBA