勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)
(2007/10/31)
セックス・ピストルズ

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しかし、これだけ長い期間このブログ続けてるのに、このバンドの事は殆ど語ってませんでしたな。
ってな事で、パンクムーブメントの立役者と言っても過言ではない、ご存知セックス・ピストルズの最初で最後のオリジナルアルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS」を今回はレビュー。
偶然、中古CDのネットショップで紙ジャケ仕様が¥800で売ってたので即捕獲。しかし、オマケのステッカーは付いてなかったし、音質もマニア内では有名な話らしい極悪リマスターだったけど、このバンドに音質なんか求めてないから聴ければ良いや、と言う事で納得させた(笑)。

洋楽を聴き始めた高校生の頃に当然の如くこのバンドの存在は雑誌や本などで知っていたし、また高校生という多感な時期にこのバンドが活動した10年後であってもその存在と衝撃は大きかった。バンド名がバンド名だけに親に見られたらマズイ!的なモノもあったし(笑)何だかエロ本と何ら変わりない扱いだったのをよく覚えている。
また当時はレンタルレコード屋で借りてテープに落として聴いていたのだけど、困った事にそのレンタル屋のおねーさんが美人で、別に冴えない高校生の私に興味持ってる訳でもないのに(苦笑)こっちは「どーしよう?こんなレコード借りてたらこのおねーさん何て思うだろ?”セックス・ピストルズ?何この子、変態かしら??やだ、もう最低。2度とウチに来ないで!」って思われたらヤだなあ...と要らぬ心配までしていた思春期でもあった(笑)。

ってな訳で、そう思われながらも(爆)何とかレコード借りて聴いてみたのだけど、音の方は意外とまともというか、ちゃんと聴けるレベルになっているのは不思議な感覚だったなあ。ってのも、パンクというと”演奏もロクに出来ない3コードの簡単な音”という前情報を雑誌などで刷り込まれていたので、出てきた音は「何だ、ちゃんと聴けるじゃん!しかも荒い音が結構カッコイイし」的なモノだった。

やっぱ多感期だった事もあってパンクには結構思い入れも出来て、暫くはボロボロのジーンズによれよれのTシャツ着て街中を歩いたモノです(さすがにモヒカンにはしなかったけど/笑)。結果、度が過ぎたお陰で警官に職務質問されるというオマケ付きで(爆)。
その後、パンクの名盤と呼ばれるモノを一通り借りて聴いたのだけど、ピストルズほどの衝撃は無かったな。クラッシュなんて全然パンクじゃねーよ!ってな具合だったし、モッズなジャムの方がよっぽどパンクじゃん...って思ったりして(だから今までザ・クラッシュのレビューは書いてないと言う訳で)。

しかしまあ、デビュー前からこれほどの煽りがあってレコードデビュー後約1年で解散するという如何にもパンク的なノリで駆け抜けて、極め付けがシド・ヴィシャスの逮捕と死という何とも凄い結末。しかも約20年後に再結成を果たし、その動機が「金の為」と言い切るそのふてぶてしさ(笑)。
さすがに再結成までは興味はなかったけど、ジョン・ライドンって人は結構アタマの切れる人なんだな、と改めて思った。

今思うと、ピストルズが解散する時のライブでジョン・ライドンが放った一言「騙された気分はどーだい?」という言葉そのものが、パンクの動機であり本質だと思うなあ。音楽性には特に語る事はないけど、一つの社会現象を作り上げたと意味合いでは絶対に外せない1枚だと思う。


「HOLIDAYS IN THE SUN」PV?↓
http://www.youtube.com/watch?v=2Ah1JM9mf60

「BODIES」PV?↓
http://www.youtube.com/watch?v=pph3j0euIRM

「EMI UNLIMITED EDITION」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YUanHzMDdAM
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