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バンド結成30年、オリジナルアルバム通産21作目にあたる人間椅子の新作「新青年」を今回はチョイス。

彼等の存在はイカ天をリアルタイムで観ていたのでその当時から知っていたけど、インディーズシーンでずっと地道な活動し続けて2013年のオズフェスト日本開催の時にラインナップに追加された時にライブを初めて観た。
この時はブラック・サバスとトゥールが目当てだったけど、彼等が追加されて非常に興味を持ち、その独特な世界観があの会場でも十分発揮されていたのは正直驚いたな。

その後ライブ盤を購入してガンガン聴き倒し、さてオリジナルアルバムを...と思っていても、この時点で大量にリリースされていたので何から手にして良いのか分からず、そして毎月購入するCDも多いのでお金が回らず結局今日まで到ってしまった(苦笑)。
だけど、今回はYOU TUBEで”あなたへのおすすめ”欄にこのアルバムからの「無情のスキャット」が表記されたので、どれどれ...とチェックしたらこれがめちゃくちゃカッコイイ作りで、これは新作欲しいなあ~!とあっさり予約(笑)。しかも結成30周年記念という事でいつもよりも少し宣伝が多くなった様な雰囲気で、遂にメジャーになる切っ掛けを掴んだのかな?と思った。
まあ独特の世界観なんで一般リスナーに認められるには難しい部分もあるのだけど、YOU TUBEのコメント欄読んでると海外からのリスナーのコメントも多いし、また彼等を全く知らない人達がおすすめ欄に入ってたからPV観たらカッコ良かった...というコメントも多く見受けられたので、今回はオリコン初登場14位と自身の記録を塗り替える事に成功した様だ。

そんなアルバムを聴いてみたのだけど、冒頭の「新青年まえがき」のリフが初期の代表曲「陰獣」のリフを持って来ていきなり「おっ!」と興味を惹くあたりが心憎い。その後もキャッチーでありながらも重いリフを引き摺る様な感覚の楽曲が多く、また途中の曲展開が変わる構成も見事にハマっている。全14曲:約70分の長丁場でありながらも時間を余り感じさせない作りにはホントにメジャーの風格が漂っており、従来のファンは感無量ではなかろうか。
聴いていて思ったのは、ベースの鈴木研一さんの声質が昔と比べて低くざらついた感じになっていてこの音と非常にマッチしているのが凄く良いと思う。和嶋慎治さんのギターワークも相変わらず素晴らしいし、ナカジマノブさんのドラミングも派手でカッコイイ。

お気に入りはほぼ全曲なんだけど、1曲目から6曲目までの流れは完璧かと(出てこない漢字があるので曲目は省略)。「月のアペニン山」もトラッドフォークみたいな独特の雰囲気で良いし、先述の「無情のスキャット」も言わずもがな。ボーナストラックの「地獄のご馳走」も初期のアイアン・メイデンっぽくて面白い。

私が買ったのは初回限定盤のDVD付きのモノで、DVDは製作時のドキュメントが収められており、またメンバー達による対談形式の”おしゃべり”がまた興味深い。ただ、出来れば「無情のスキャット」のPVくらいは付けてほしかったなあ。

正直言って、ここまで素晴らしいアルバムだとは思っていなかったので何だか得した気分。もう日本のバンドのレベルがどうこう言うレベルのモノではなく、海外でライブ出来る環境が整えば是非プレイして海外の反響も是非見てみたいと素直に思った。アーチ・エネミーのマイケル・アモットもファンを公言してるくらいなので、それこそ切っ掛け次第でバンドの評価も変わるんじゃないか?と期待してる。今年一番の衝撃作かも。


「無情のスキャット」

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人間椅子

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先週はマジで色々と忙しく、このブログも新たなブログの方もなかなか更新出来ずに歯痒い思いをしていたのだけど、とりあえず昨日に新たな愛車も無事納入されて、今日はその試運転で久しぶりに定番の日光までドライブ。
少しひんやりとした空気の中、やっぱ最初に聴くのはコレでしょ!と私のこの世で一番大好きなあのアルバムをBGMにして、久しぶりの日光を満喫してきましたよ。

さて、色々と忙しい間にCD関係も結構増えてしまい、新作も購入してもなかなか聴く時間すら取れないので溜まる一方だけど、少しずつちまちま聴いていこうかと。
で、今回のお題は先月色々な話題を提供してくれた(笑)日本版オズフェストのラインナップにも名を連ねていた人間椅子。私が日本勢の中でも一番興味があったとはいえ今までまともに聴いた事はなく、ライブで聴くのは勿論、CDも今まで持ってなかったのでコレを機に何か欲しいなあ~と調べてみたら、リマスターされた2枚組のベスト盤が良いかな?と思ったらジョーシンでは完売になっていて、代わりのこのライブ盤が22%オフ、しかもDVD付き、更に私のジョーシンポイントが¥3000超えてタダで手に入れられる(笑)という事もあって、まずはこのライブ盤「疾風怒濤~人間椅子ライブ!ライブ!!」をチョイス。

人間椅子といえば、やはり「イカ天」でのあのパフォーマンスがインパクト強くて、当時リアルタイムで観ていたとはいえ、今現在YOU TUBEで当時の映像観ても異質なバンドだったという事は間違いない。当時は音楽を聴き始めてまだ数年しか経ってないので、洋楽重視でCD買ってたから彼等のCDまでは手が回らなかったけど、「イカ天」に出てたバンドの中には若干好きなバンドも多かったなあ。ブランキー・ジェット・シティやマルコシアス・バンプ、ジッタッリン・ジンやオーラ、ラビットなんかも良かったなあ。中にはブラボーやスイマーズみたいなネタバンドも多かったけど(笑)。

その中でも現在残ってるのはジッタッリン・ジンやBEGIN、そして人間椅子くらいなモノで、特に人間椅子は今が多分一番注目浴びてる時期ではなかろうか?オズフェスト出演とかももクロ関連とか何かと話題にも上がってるけど、一番の収穫はブラック・サバスやトゥール目当てでオズフェストに来た人達をライブで自分達の世界へ引き込めた事だと思う。はい、私の事です(笑)。
いや、でも強ち間違いではなく、某巨大掲示板の書き込みなんかでもオズフェストで初めて知ってCD買いに走ったという人が多いみたいだし、オズフェストで会ったマリリンさんもベストCD買うと行ってたくらいだし、彼等に注目してる人は結構多いとみた。

2枚組で全26曲、彼等をどんなバンドかを知るには十分な曲数だし、何よりDVDで映像が観られるのが良い。音楽性は以前から言われている通り、ブラック・サバス直系の重いリフ中心で構成された楽曲に、何処かプログレ系やスラッシュ系の流れも取り入れて、更に歌詞がドロドロして方言や日本独特の掛け声も入っていて全く飽きさせない。メンバーの独特の風貌もまた強烈で、他のバンドとは完全に一線を画している。

実際にライブで観て感じたけど、3ピースでこの音の厚みはホントに凄い。それがこのCDにも十分反映されているけど、驚いたのがプロデュースは全て自分達で行っている事。コンポーザーとしての能力にも長けているのはミュージシャンとしても強みだろうなあ。
今年後半に新作が発表されるらしいけど、バンドとして飛躍出来るかどーかは全てコレに掛かってるのではなかろうか?こういうバンドが売れると日本の音楽シーンも面白くなるんだけどなあ。


「暗い日曜日」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZsSDWDhnPeE


「陰獣」(イカ天出演時)↓
http://www.youtube.com/watch?v=JFiFd8BeCoc


「針の山」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=uguWoZZUZOg