
発売されて(いつもの金欠のお陰で)なかなか購入出来なかった(苦笑)リッキー・ウォーウィック率いるブラック・スター・ライダーズの3rdアルバム「HEAVY FIRE」をようやく手に入れた。
前作は今でもたまに聴いてるくらい結構なお気に入りだったので、今回も凄く期待してたから直ぐにでも欲しかったんだけど、いつも購入しているジョーシンのネットショップの¥200クーポンが発売日過ぎてもなかなか出てこないから待っていて、やっとクーポンが出たと思ったら在庫なし状態...というのが数回続いたので、今まで手に入れられなかったと(笑)。セコイと思われてもやっぱ少しでも値引き率があると消費者としては嬉しいモノだし、新譜CD自体なかなか値引くトコなんてそうはないので、こういうモノを十分に活用して少しでも負担を減らすのがベストかと。
さて、久々の新作となった訳だけど、偶然にもアルバムリリースの間隔が約2年ずつというのは待った感のある~とはならないし、早いとも思わない、実に良いリリースペースだと思う。
しかし、何でこんなダサいジャケットにしたんだろうか?これまでもそんなに良いアートワークだとは思わなかったけど、今回のは全く理解出来ない。ジャケ買いなんてもってのほかだろ、このダサさは(苦笑)。
内容は相変わらずのシン・リジィ直系のハードロックで、前作よりも幾分ヘヴィさが加わった感じ。ただ楽曲によってはリジィ云々という言葉は必要ない、むしろリッキーの過去であるジ・オールマイティーに近い雰囲気のリフ中心のHRだったりするので、少しづつだけどリジィから脱却している節も見受けられた。
まあオールマイティー化は正直このバンドには望んでないので個人的には嬉しくないんだけど(オールマイティ自体は好きだけど)、初の試みで女性コーラス入れたりして少しづつ変化のあるのは良い傾向なのではなかろうか?いつまでもリジィの幻影ばかり追ってるのもどーかと思うし。
あと今回は楽曲の短さが際立っていて、日本盤ボートラ含む全11曲で約45分しかないのであっと言う間に聴き終えてしまうのはちょっと物足りなさを感じてしまう。別に楽曲が長ければ良いという訳ではないけどダラダラ続くよりは潔いし、今の時代にしてはかなり珍しいスタイルなのでは?
残念ながらドラムのジミー・デグラッソがラットに加入する(という噂)為脱退してしまったけど、後任も決まったらしく(ザック・ワイルドのブラック・レーベル・ソサエティのチャド・セリガという人)バンドはまだまだ存続するみたいで一安心。一度はライブを観てみたいバンドなんで、あとは再来日公演を期待するのみですな!
「TESTIFY OR SAY GOODBYE」
「DANCING WITH THE WRONG GIRL」
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