Four WindsFour Winds
(2013/09/23)
Tangier

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先週はライブの影響でずっとプリティ・メイズとサンダーばっか聴いてたんで、特にこれといって書くモノもなかったんだけど、相変わらずCDはちょこちょこチェックしており、予約しておいたのがボチボチ届きはじめたんで、そろそろ違うモノを...って事で、今回は知る人ぞ知る80年代後半に登場した玄人受けバンド(苦笑)タンジアーのメジャーデビュー盤「FOUR WINDS」をチョイス。

このアルバム、リリース当時に購入して凄く気に入ってのに、何時の間にかウチのCD棚から姿を消しておったので(多分、売りに出した時に紛れていたと思われる)中古屋で見つけたら即買いを心に決めてあったのだけど、そういう時に限って全然中古に流れてこない。しかもアルバム2枚で解散してしまったマイナーバンドなので、国内盤で見付けるには結構キビしいよなあ~と半ば諦めてたトコに、偶然アマゾンでリマスター盤が今年9月に再発されていたのを知った時は迷わず飛び付きましたよ。しかも、再発元は80sHR関係をこぞって出してるロックキャンディ。良い仕事してるわ~!!

当時の「BURRN!」で90点くらい付けられていて「5年後のテスラはこんな感じになってるかも?」的な事書かれてたと思うんだけど、この言葉が気になって購入したらテスラっぽさはそんなに感じず、初期の白蛇っぽい雰囲気にアメリカンなノリを加えた感じで少々拍子抜けしたけど、これはこれで素晴らしいHRだったんで良い買い物したなあ~と喜んだモノだった。

新人にしては随分成熟された音だなあ~とも驚いたけど、この渋さが災いしたのかそんなに売れなかったのが今でも不思議でしょうがない。まあ当時は派手なHRが幅を利かせてた時代だから、こういう音をどうやって売っていいのか分からなかったんだろうなあ。
ジャケットからイメージされる通り、埃っぽさが舞うブルージーなHRなんだけど、特筆すべきはビル・マットソンの歌唱力。男臭い渋い声から連想されるのはデヴィッド・カヴァデールで、こういうHRには理想的な声質かも。演奏陣も堅実なプレイでギターの鳴き度は結構なモノ。

しかし、残念ながら大したセールスを上げられずに要であるビルが脱退してしまい、新たなシンガーを入れて2ndアルバムをリリースするも音楽性が若干洗練されてしまい、何処にでもいる様なバンドになってしまって運が尽きたのか、後に解散してしまう事となる。

今思うと、ホントに勿体無いバンドだったなと。ビル・マットソンはこれだけの実力を持っていながらも、バンド脱退後は音楽業界から完全に足を洗ってしまうお陰で、一部では「伝説のシンガー」とまで言われてしまうのも非常に納得。ビッグバンドからのお誘いがあっても全然不思議じゃない堂々たる歌いっぷりは、稀代のシンガーだったんだなと。


「ON THE LINE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=flKl6m4oiyo

「SOUTHBOUND TRAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=pebdzslqsrU
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