MasqueradeMasquerade
(2008/04/21)
Masquerade

商品詳細を見る


前回書いたワーク・オブ・アートの新作、何度もリピートして聴いてホントに素晴らしい出来だと痛感した。レビューには「メリハリが感じられない」だの何だの書いたけど、やっぱ1曲1曲のクオリティは相当なモノだと思う。季節もこれから寒くなってくるにつれてこの音がハマる雰囲気になるので、暫くはヘビロ確定。堪りませんなあ~。

で、今回はワーク・オブ・アートのちょっと前に購入した、同じ北欧出身のマスカレードの再発デビュー盤。発売は1992年なので、もう20年以上も前の作品になるんですねえ。ちょっとビックリ(笑)。
発売当時、国内盤はマイナーなHM/HR系を扱ってたゼロ・コーポレーションからリリースされてたのをよく覚えており、同じゼロ・コーポレーションのCDを買うと中にカタログが入っており、そこに必ずといっていい程このアルバムが載っていた(笑)。
でも何故か当時はスルーしちゃったんだよなあ。理由は分からなかったけど、多分他に欲しいモノが多かったからだと思うけど。それに、当時はこのテのバンドはホントに多かったから”その中の一つ”くらいにしか捉えてなかったと。

数年前にリマスター盤として海外でリリースされて、某音サンが取り上げてたのを見てそのウチ買わねば...と覚えてたけど、今回は国内盤の再発。HM/HR系雑誌BURRN!の30周年記念で、各レコード会社が過去のCDを再リリースする企画の一環らしいけど、輸入盤と金額も大して変わりなかったんで国内盤を買ってみた。数年前の再リリース時にボーナストラックが付いてたかどうか知らないけど、今回の国内盤には5曲のデモ音源が収録されている。

肝心の音の方は、典型的な北欧メタルなんだけど、同郷のTNTほどの透明感はないにせよ、その分エッジの際立ったHR的な音が感じられてよりバンドらしさを感じられる。演奏陣のテクニックもなかなかなモノであり、それでいてメロディアスな部分も違和感なく感じられる。
スピーディーな展開の「GIMME ALL YOUR LOVE」や「WILD CHILD」辺りは如何にもな北欧メタル然としていて文句ないんだけど、好みで言えば「SUDDEN LOVE AFFAIR」とか「DAWNING OF THE DAY」、「DANCING ON THE EDGE」辺りのミドルテンポの楽曲がツボにハマった。ちょっと変わったノリの「JUSTICE」もかなり良い。

2年後に初来日公演(確か、クラブチッタだったかな?)も行ない、続く2作目で当時流行だった(といっても、完全に乗り遅れだったけど/苦笑)ヘヴィ路線の音楽性に路線変更を行なったお陰で、バンドは迷走し解散。後に未発表曲を集めた3作目がリリースされたらしいけど、その未発表曲がこの1stアルバム路線の音楽性だったら聴いてみたいなあ。

北欧メタル系はインギーみたいなクラシカルな音楽性よりも、こうしたバンドらしさを感じられるHRの方が私の好みなので、まだまだ聴いてないミュージシャンも結構多いと思うけど、今回こうして再発されて聴く機会に恵まれ、また自分のコレクションに一つ加わったのはホントに喜ばしい限り。まだまだ勉強が足りないっすね。


「GIMME ALL YOUR LOVE」」


「SUDDEN LOVE AFFAIR」
スポンサーサイト