プレクトラムエレクトラムプレクトラムエレクトラム
(2014/10/01)
プリンス&サードアイガール

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昨年、久々にプリンスが新作をリリースして嬉しかったのと同時にちょっと驚いた。
ってのも、それまでイギリスの新聞にオマケとして新作付けたり、3枚組と銘打っておきながら本人が歌っていない作品形態が入ってたりと、自身の作品なのに売る気が無いのか?と思わせる様な事ばかりで、ましてやYOU TUBEにアップされたモノは片っ端から削除したりして、ちょっと殿下の考えてる事がよく分からない事だらけだったと。
それがいきなり、以前は会社の副社長まで担当していたにも関わらず、関係が最悪の状態にまで陥った古巣のレコードレーベル:ワーナーブラザーズとの和解によって、自身の新作も無事リリースされたという訳だけど、正直言って期待はしていても2度と新作が出る事はないんじゃないか?とすら思ってたんで、ホントに驚いたのだ。

しかも今回は自身の名義で1枚、それと今回のお題であるサードアイガールというトリオ編成の女性バンドとの名義で1枚を同時リリースという嬉しいサプライズ付き。
しかし、今回はちょっと金欠のお陰でまだ自身の新作は購入しておらず(少し試聴した限り、余り好みのスタイルではなかったのも影響して)とりあえずこの「PLECTRUMELLECTRUM」のみ買ってみた。

購入前に、珍しく殿下自身がYOU TUBEにアップした「FIXURLIFEUP」のPVを観たのだけど、とにかく極太ファンクチューンでめちゃくちゃカッコイイ。それはアルバム全編聴いても印象は変わらず、ファンからすれば異論はあるだろうけど敢えて言わせてもらうと、現代のスタイルでレヴォリューション時代の楽曲をプレイしている印象を受けた。まあ、今回の方が音楽性の焦点はより定まっているけど。

サードアイガールのメンバーはどの様な基準で選ばれたのか全く知らないけど、殿下が選んだだけあって演奏はかなりしっかりしており、多分プロデュースの意図だと思うけど幾分ラフな雰囲気を残しつつ、ヘヴィな音像が際立つ作りとなっている。この時代にこうしたヘヴィな音の殿下が聴けるとは思わなかったので、これは非常に嬉しいし素直に大好きなアプローチで凄く気に入った。
特にお気に入りは、ボトムの効いたツェッペリンばりのヘヴィリフが印象的な「PRETZELBODYLOGIC」「PLECTRUM ELLECTRUM」や、先述の「FIXURLIFEUP」、メロウな従来の殿下スタイルの「ANOTHERLOVE」「TICTACTOE」が凄く良い。

このバンドが一時的なモノなのかどうかは殿下にしか分からないけど、出来れば数枚作って欲しいなあ。でも、活動自体が流動的な感じだし、気まぐれな殿下の事だからまた違うアプローチで作品作っちゃうかも知れないしなあ...


「FIXURLIFEUP」


「ANOTHERLOVE」
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