昨年買ったCDだったんで「え、出たの?」ってな具合で、新作が出たのを気が付かなかった(まあ、マイナーバンドなんで新譜情報なんて何処にも出てなかったんだけど)エンジェルス・オア・キングスの2ndアルバム「GO ASK THE MOON!」を今回チョイス。たまたまディスクユニオンの新作情報で知って慌ててポチりました。

いきなり新作出てたのにも驚いたけど、もっと驚いたのはこのジャケット(笑)。1stアルバムの時はボロボロの塗装の剥げた壁にバンドロゴというシンプルなモノだったけど、今回は小学生が描いた様な月に向かうロケットの絵で、下に申し訳なさそうにバンドロゴの非常にダサいジャケ...コレはあのエイリアンの1stアルバムのダサさに匹敵するダサいモノではなかろうか?
1stアルバムをいたく気に入った私としてはこのバンドの新作自体が嬉しいけど、このジャケのダサさには別の意味で嬉しくなりましたわ(爆)。もうコレだけで購入する価値はアリでしょう(笑)。

ともかく、B級メロディアスハード系といった感じの基本スタイルは今回も健在。前作はキーボードが効果的に使われてたので北欧メタル系に近い印象があったけど、今回はそこに加えて若干ギターを全面に押し出したスタイルとなっているので幾分ヘヴィに聴こえる印象。
ボーカルのザラついた質感がワイルドに聴こえるので、普通のメロハーバンドとして聴くと少し違和感があるかも。でも、このボーカルの声は結構好きですよ。休日にパブでビールをチビチビやってそうなおっさんのイメージだけど(笑)そんなトコも含めて好きなんだよなあ。

楽曲の方は、前作みたいに試聴してから購入した訳じゃないので一聴してガツンと来るモノはなかったけど、ベテランならではの安定感(2枚しか出してないのにベテランという表現も変な話だけど、元々は80年代末に結成されてて解散から再結成されるまでかなりの年月が経っている)は十分感じられ、何度も聴くうちにジワジワと来る感じの落ち着いたメロディアスハード系といったトコだろうか。
YOU TUBEにもライブ動画がちょこちょこ上がってるので実際に地元でもライブ行なってるみたいだけど、やっぱメロハー自体がマイナーな存在になったからそれほど活動範囲も狭いんだろうなあ。こういうバンドこそ、週末にライブハウスへ行ってまったり楽しんで聴きたいモノなんだけど、向こうでもそんな感じなんだろうか?

マイナーバンドという事もあって、まず日本じゃ絶対に観られないバンドだろうけど、こういう音楽が好きな人達にとって(私もだ!)こういうバンドが存在してる事自体が嬉しいので、地道にコンスタントにアルバム出して活動してくれる事を願う。
しかし、このジャケでTシャツ作ったらマジで売れないんだろうなあ...(苦笑)


「NO MORE FAITH TO LOSE」


「THE NIGHTS DON'T COUNT」
スポンサーサイト




前回のロリー・ギャラガーのDVDをずっと観てたお陰で、暫くブルーズベースのHRばっかり聴いてたんですが、そろそろ違うスタイルのモノを聴こうかな...と色々チェックしてたトコ、半年くらい前からその存在を知ってたのだけど、なかなか購入する機会がなくて後回しになってたエンジェルス・オア・キングスを思い出し、買おうと思ったら輸入盤なのにアマゾンで何と¥2610!国内盤とほぼ変わらない金額に驚き...円安も随分と極まった感がありますなあ。
しかも”一時的に在庫切れ、入荷時期は未定”と表記されてるじゃないですか。これって、もしかしたら入荷するかどうかも分からない微妙なサインなんで、そうなる前に入手せねば!という事で、¥200くらい安いマケプレを利用して、昨日ようやく届きました。
タイトルは「KINGS OF NOWHERE」。発表は昨年の2014年。

そもそもこのバンドを何で知ったのか?というと、メロディアスハード系をYOU TUBEで色々チェックしてた時、お薦め欄にこのバンドの「ANY OTHER GIRL」という曲が出てきて、何気に聴いてみたらコレが見事に私のツボにハマってしまい、他にも数曲出てたので全部聴いてみたらどの曲も素晴らしく良かったので、コレは買わないと...となった訳(笑)。

ちょっとバンドについて調べてみたら、やはりメロハーを聴く人達にも注目されてるみたいで、既に何件かレビュー書いてる人がいてちょっと驚いた(笑)。それを要約すると、イギリスのバンドで結成は1988年と大分古く、1991年にはアルバムリリースもなく解散してるとの事。それがどういった経緯で再結成したのか分からないけど、昨年のメロハーバンドの祭典でもあるFIREFESTに出演後このアルバムがリリースされたという、約27年越しのデビューアルバム(!)という話らしい。

そういう経緯を持ったバンドというとワーク・オブ・アートを思い出すけど、長い期間アルバム出せなかったこともあって楽曲のストックもそこそこあったのだろうから、そりゃ良い曲選りすぐりでアルバム作れる訳だよな...と納得。これで良い曲が2~3曲しかなかったら目も当てられないというか(爆)。

タイプ的にはキーボードの使い方が北欧のバンドっぽい感じで、私的にはエイリアンの1stやスペインのNEXXみたいな楽曲を思い出させた。ボーカルは、このテのバンドとしては結構ザラついた声質で、歌唱が暑苦しい感じなので好き嫌いが分かれそうだけど、コレはコレでアリだと思う。ハウス・オブ・ローズのジェイムズ・クリスチャンをちょっとハスキーにした様な感じ...といったトコかな?

全12曲入り、YOU TUBEで聴いた数曲は勿論の事、残りの聴けなかった曲もメロハー好きには堪らない感じで、昨日届いて既に5周もリピートしてる事で私がこのアルバムが気に入った事が分かって貰えると思う。
国内盤リリースの話は聞こえてこないけど、ちょっと勿体無いよなあ...こういうバンドが他のHR/HM系バンドよりも売りにくいのは重々理解してるけど、メロハー好きで綺麗なメロディを求めてる人達にこのバンドの存在が埋もれた状態では、ホントに勿体無いと思ってしまう。
偶然とはいえ、このバンドを知る事が出来たのはホントにラッキーだったな。早くも次作の期待が高まるバンドだ!


「ANY OTHER GIRL」


「A HARDER PLACE」