年末の新譜ラッシュのお陰ですっからかんとなった私は(苦笑)ちょっと前に中古で購入したCDをちょこちょこ聴いてるのだけど、それと併せて新作も聴いてるから、それこそ毎日色々聴いてるとやはり好みのモノに集中しちゃうので、ちょっと毛色の違うをチョイスした。それが今回のお題である元ハノイ・ロックスのギタリスト:アンディ・マッコイの1stソロアルバム「TOO MUCH AIN'T ENOUGH」。発表はチェリー・ボムズ解散後の1988年。

このアルバムはずっと聴きたかったんだけど、私がハノイの興味を持った時にはハノイばっか聴いててソロまでには手を伸ばさなかった。で、ふと気付いた時には既に廃盤、欲しくても全然見付からなくてもう既に諦めてたんだけど先日中古CDサイトを覗いてたらこのアルバムを偶然見付けて、しかも国内盤で¥450という破格値だったんで迷わずゲットしたんだけど、ランクBレベルと書いてあったのに思ったよりも状態は良かった。帯は無かったけどCD盤に傷はないし、音飛びもなかったんで非常にラッキーだったな。レンタル1回分で手に入れられるなんて(笑)。

まず、このジャケットが凄く好きだ。気だるそうな目でこっちを見つめてるアンディが、ハノイ時代と何ら変わってない雰囲気で何かホッとするんだよね。
楽曲に関しては大して期待はしてなかった。何故ならマイケル・モンローが凄過ぎた事もあるし、ハノイ解散後に発表したナスティ・スーサイドとのスーサイド・ツインズで歌は大して上手くないと知ってたからだけど(笑)ジョニー・サンダースとかイジー・ストラドリンの様なヘタウマなスタイルを貫いてるんだろうな...と大体想像は出来たし。
実際に聴いてみるとやはりそのテのスタイルで、如何にも本人の好みをただ好き勝手にやってみましたというノリで作っちゃった感覚がある。ただ前述の2人のソロの様な音楽性よりは、アンディの方がより多種多様な事をやってると感じた。
アンディの歌は相変わらずヘタだけど(苦笑)それが味になってるし、女性ボーカルを起用したりホーンセクションをハノイ時代よりも多用したりと色々面白い試みもやってるのが自由過ぎて良い感じ。

アンディ自身「俺はジプシーだから」という言葉をよく使ってた事もあって、確かにジプシーみたいな雰囲気は十分に感じられたな。まあ、そのお陰でプロモーション来日の時にデカいナイフをずっと所持してて確か問題になったハズ(当時のBURRN!に書いてありました)。そのお陰か何だか知らないけどソロやシューティング・ギャラリーなどの活動が徐々にフェイドアウトして、ハノイ再結成時までは全く何して生きていたのか分からないのもジプシーっぽい(笑)。
本国フィンランドじゃ生ける伝説と化して銅像が建ってたり自伝を映画化されてたりするのに、当の本人があんな感じなのはリアル過ぎるからなのだろうか?...ホント、不思議な人だわ。


「I WILL FOLLOW」


「MY MISTAKE」
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