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HM/HR系の入手困難な裏名盤が¥1080で再発された。これは当時HM/HR系をガンガン聴いてた人には堪らない企画かと。当時私は20歳前後だったんで、CDを買うにも一ヶ月に新品で精々2~3枚ってトコだったので、当然ながら買い逃したモノも数多い。また当時は洋楽番組も盛んな時代だったので、TVでPV観たら気になってCD屋直行なんて事も多々あったし、雑誌でチェックして気になったら買いに行く事もよくあった。また、過去を掘り下げて有名ミュージシャンで聴いていないモノがあったら、これまた気になって買うという正に蟻地獄的なモノだった。多分、私がこの時期に洋楽にハマってなかったら今頃相当お金を貯めこんでたに違いない(苦笑)。

そんな嬉しい企画なのでこれを機に5枚購入したのだけど、その中の1枚であるヴィクセンの2ndアルバム「REV IT UP」を今回はチョイス。発表は1990年。

ヴィクセンと言えば、音楽シーンに出てきた時はちょっとした驚きだった。メンバー全員女性で構成されていて演奏もしっかり出来る、見た目も抜群のバンドとして注目を浴びたのもよく分かる話だったし。確か最初はMTVで「EDGE OF BROKEN HEART」のPVを観たのが最初だったと思うけど、キャッチーな楽曲でかなり気に入って1stアルバムも即購入した記憶がある。
そして「ベストヒットUSA」にもゲストで来て、女性バンドという事でかなり苦労したという話をしてたのもよく覚えている。この時紹介されたのが「CRYIN'」で、これまた良い曲シングルカットしたなあ~と思ったくらい。
日本公演もあったみたいだけど、その時はライブにまで足を運ぼうとは思わなかった。単にお金が無かっただけの話だけど、アルバム自体ちょっと散漫な印象があって、良い曲と普通の曲が混在してる感じで余りのめり込めなかった事も理由の一つだった。

そんな彼女達は2年後に2ndアルバムを無事発表したのは良いけど、この頃にはもうHM/HR系のミュージシャンは飽和状態を迎えていて思ったより派手なインパクトが感じられなくなっていた。大物ミュージシャンはともかく、中堅や新人あたりは完全に出遅れた雰囲気すら感じさせ、新作が出てもファン以外はなかなか注目は浴びづらかったと思う。

このアルバムはリリース当時は聴いておらず、後にレンタル屋で借りて聴いたけど余り印象がなかった。「HOW MUCH LOVE」のPVも余りオンエアされなかった記憶があるし、バンドを取り巻く環境がちょっと悪いのかな?と思ってたら翌年にはあっと言う間に解散というニュースがBURRN!に載って驚いた。

そんな感じだったので、改めて今回を機にCD購入した訳だけど、結論から言うと1stアルバムよりも方向性が定まって全体的に曲の流れが良くなったと思う。1stアルバムは外部ライターを使ってたお陰で(あのリチャード・マークスが「EDGE OF BROKEN HEART」にクレジットされていてPVにもちょこっと出てた)楽曲にムラを感じたので、このアプローチは正解だったと思う。残念なのは、当時の音楽シーンではもうHM/HR系は飽きられていたという事くらいか。

さすがに今現在のミュージシャンと比べると粗も見えるしツメも甘い部分も感じられるけど、素直に良いアルバムだと思う。今の時代に聴くと時代遅れだとからかわれそうだけど、こういう音楽が好きなんだからしょうがないな(笑)。別に流行り廃りで音楽聴いてる訳じゃないんで、そんな的外れな意見なんて私にはどーでもいいんだけど。

後にバンドはVH1の再結成TVドキュメントで復活するけど、後にギターのジャンが癌で亡くなってしまい、今は後任のギタリスト入れて他の3人はそのまま活動してるらしい。もうアルバムは作らないのかな?


「HOW MUCH LOVE」


「LOVE IS A KILLER」


おまけ:VH1での再結成ドキュメント
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