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このブログを長い事書いてきて、今更ながらまだ書いてないCDとかが結構多い事に気が付いた。同じミュージシャンを2回連続で書くのはなるべく避けよう...と思ってるといつの間にか書くタイミングを逃してしまいそのまま忘れてしまうという(苦笑)。
しかし、今回のフェイス・ノー・モアはホントにひょんな事で思い出して、当時あれだけ頻繁に聴いていたにも関わらず、今の今まですっかり書く事を忘れていた。これから歳を重ねる毎に記憶力も低下してくるだろうし、私が目標としているウチにあるCD全てこのブログに書くという大義(?)は果たして何時の事になるだろうか...

そんな訳で久々に取り出して聴いてるフェイス・ノー・モアの2ndアルバムにして大出世作となった「THE REAL THING」を今回チョイス。発表は1989年。ホント懐かしい!

HM/HR系のチャートを賑わせた時代が終焉を迎えようとしていた頃に突如として現れたバンドだけど、一番最初に彼等の名前を知ったのは(誰もが同じ様な感じだと思うけど)メタリカの「THE $5.98 EP-GARAGE DAYS RE-REVISITED」(邦題:メタル・ガレージ/笑)のインナースリーヴの写真で、ジェイムズ・ヘッドフィールドが彼等のTシャツ着て写ってるの見かけたのが最初だった。
当時はバンドTシャツからそのバンドを知る事が結構多かったので、勿論このTシャツもバンド名なんだろうなあ...と思ったら、その後このアルバムからシングルカットされた「EPIC」がバカ売れして、MTVでオンエアされまくった事であっと言う間に知名度が上がったをよく覚えている。
またレッチリと同様にクロスオーヴァーバンドの最右翼と称された事もあって俄然注目せざる得ない状況だったので、まずは聴いてみないと...と思いCD買いに行ってやられたクチでしたな。

「EPIC」を最初MTVで観た時は思いっ切り変なバンドだなと思ったのが第一印象で、ラップ調なんだけどヘヴィなギターリフがギャンギャン鳴っててラストは物悲しいピアノの旋律で終わるという、余り聴いた事がない展開に驚いたのと同時に気に入ったと。
また「FALLING TO PIECES」のPVも更に変な映像で(笑)わざとやってるんか?と可笑しくもまたハマってしまうという妙な展開に。

で、アルバムはというと1曲目の「FROM OUT OF NOWHERE」がパンクみたいに疾走感のある曲であっと言う間に終わり、続く「EPIC」ではラップ、「FALLING TO PIECES」ではファンキーなノリ、「SURPIRISE! YOU'RE DEAD」ではハードコア的...と1曲毎に色んなスタイルが出てきて正に玉手箱的なアルバムかと。
バラバラなスタイルが次々と出てくるのでアルバムとしての整合感が無いと思いきや、1枚丸々聴いても意外とまとまりがあるのも不思議なモノで、それはバンドが打ち出してる「ユニークで変な音楽をやる」というコンセプトが明確だからなのかも。

このアルバムから加入したマイク・パットンの実力も堂々とした歌いっぷりで、次作以降は更に磨きが掛かるのもまた面白い。1stから2ndまでのボーカル:チャック・モズレイは何処か煮え切らないスタイルだったので、このメンバーチェンジは成功だったと思うし、更にパットンはMr.バングルやトマホークなどサイドプロジェクトも盛んなメンバーなので、様々なスタイルに適応出来るのは才能としか言い様がない。また演奏陣も実力は確かなモノでそれぞれ個性がしっかり反映された音なのがこのバンドの特徴の一つかと。

彼等の最高傑作は次作だと思ってるけど、このアルバムもクロスオーバーの最重要作と言っても過言ではないかと。久々に聴いてテンション上がっちゃったんで、今更ながら再燃してる始末。2枚組リマスター盤が発売されてるんで、そのウチ手に入れたいなあ...


「EPIC」


「FALLING TO PIECES」
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