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最近はCDを殆ど購入してないから旧譜を中心に聴いていて、近年余り手に取ってないモノを聴こう...と思い、久々にデヴィン・タウンゼンドの「INFINITY」をチョイス。発表は1998年。もう20年も前の作品なんでちょっと驚き。

この人は余りにも多作で、アルバム毎にプロジェクト名が変わってその都度音楽性も幾分変えるという、余程のファンじゃない限り付いて行けない活動だったんで、ヴァイに参加して感銘を受けた私は最初のウチはずっとアルバム購入してたのだけど、いつの間にか買うのを止めてしまった。リリースされたアルバムを堪能する前に新作アルバムが出るという状況だったんで、ホントに付いて行けなかったと(笑)。

まるっきり音楽性が違うパンキー・ブリュスターやストラッピング・ヤング・ラッドはともかく、その他にもオーシャン・マシーンやこのインフィニティ(当時はプロジェクト名...といっても、ほぼデヴィン一人で作った様なモノだから後にソロ名義扱いになってたけど)、後にデヴィン・タウンゼンド・バンドと変えて音楽性も色々なスタイルにトライする姿勢はミュージシャンとして理想的だったと思う。

それだけ才能があるにも関わらず、ここ日本では余り知名度は無くてこれまたいつの間にか国内盤リリースもされなくなってしまい、日本にも余り来なくなってしまったのは残念。私はヴァイの時とS.Y.L.の時にライブ観られたのはホントに嬉しかったけど、このインフィニティでもライブが観たかったなあ。
このアルバムはS.Y.L.の2ndアルバム「CITY」の翌年にリリースされており、ワイルドハーツの解散ライブの時のゲストで来た時はS.Y.L.で来たのでこのアルバムからの楽曲は一切プレイされなかったけど、確かこのアルバムのリリースもこのライブの同月だった気がする。

ともあれ、その関係でこのアルバムにはドラマーがS.Y.L.のジーン・ホグランと「CHRISTEEN」にワイルドハーツのジンジャーが参加しているだけ。極めてパーソナルな作品という事でジャケもシンプルに落ち着き、極限的なカオス状態のS.Y.L.とは打って変わって随分イメージが違うな...と思いつつも、聴いてみるとやっぱデヴィンだと分かる個性はさすが。
ジンジャーが参加した「CHRISTEEN」はアルバム中一番キャッチーな楽曲で、メッセージもポジティヴな内容なのでタイトル通り突き抜ける開放感が心地良い。PVにはジンジャーもちょこっと映ってるのが笑える。

到る所でいつもの音の壁みたいな垣間見えるけど、音はメタルの枠に収まらずプログレ風味を感じさせたりワルツみたいなリズムの楽曲があったりして色んなイメージがコロコロ変わる様なスタイルで、これはデヴィンじゃなきゃ作れない音だよな...と納得。最後の「UNITY」の清らかとした音に平穏を感じるのも如何にもデヴィンらしいし。

この後、多作で多忙を極めたのかデヴィンは鬱状態になってしまい一時期活動を自粛していた時期もあったみたいだけど、今じゃ普通の活動ペースに戻ったみたいで何より。デビューした当時はこんなに息の長い活動をするミュージシャンだとは思ってなかったけど、今でも活動してるのはそれだけ創作意欲が衰えていない事なんでしょう。そろそろ最近のアルバムにも手を出してみたいけど、余りに多すぎるので徐々に揃えていければ良いかな?


「CHRISTEEN」


「TRUTH」
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