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物凄く久しぶりにこのアルバムを引っ張り出して聴いた。別に理由なんてないんだけど、最近のヘビロの傾向とはちょっと違うモノが聴きたいな...と思い、棚を漁ってたらこのアルバムが目に付いたんで取り出したと。そんな訳で、今回のお題はこのブログにも初のお目見えとなるフリートウッド・マックの「TANGO IN THE NIGHT」をチョイス。発表は1987年。

正直言って、このアルバムを買った理由はただ一つ。当時大ヒットしてたから(笑)。ホントにそれだけの理由で購入したのだけど、今思うとこのバンドの購入層って一体どの世代なんですかね?「RUMOURS」(邦題:噂)からの流れで買ってる人達なのか、単に彼等の音楽が好きだから買ってるのか...一つ言えるのはヤングな若者が聴く音楽ではないという事かと。でも、私がこのアルバム買ったのは18歳の頃なんですけどね(苦笑)。...ああ、若気の至りってホントに恐ろしい...

ともかく、当時一緒に働いてた10歳くらい年上の方が先にCD購入してて、その人が何故か2枚持ってるって言うんで「1枚くださいな」とお願いしたけどダメだった(笑)。このCDは当時定価¥3200だったので、ちょっと高いよなあ...と躊躇してちょっと後になって購入したのを覚えている。

彼等を最初に知ったのは、ベストヒットUSAにて小林克也さんが「5年振りの新作です!」と紹介してたのが「BIG LOVE」。このMVがちょっと変わった作りで、一つずつドアや幕が開いてメンバーが歌いながら出てくるのを観て「結構凝った作りだよなあ」と感心して興味を持ったんだけど、曲自体は如何にもシングル向きの曲ですね。
で、次に「LITTLE LIES」のMVを観た時にはボーカルが女性になってるじゃんか!?と驚いて、そこでボーカルが混在するのかと初めて知った訳だけど、最初は「SEVEN WONDERS」の声と「LITTLE LIES」の歌声って使い分けてるのか?と驚いたけど、何て事はない、女性メンバーが2人いるだけじゃんかとそこで知る(笑)。

で、アルバム買って聴いてみたけど、当時HM/HR系と同列に聴いていたとはいえ、この音楽を聴くにはまだ早かったのでは?とちょっと感じてしまった。「BIG LOVE」はアダルトっぽい雰囲気だし、「SEVEN WONDERS」はガラガラ声の女性が何か場末のスナック(?)を想像させるし、「FAMILY MAN」なんかはほのぼのとした昔のTVドラマかよ?ってな具合で良い印象が余り感じられなかったのだ。
でも、チャカ・カーンもベスト盤でカヴァーした「EVERYWHERE」とか、先述の「LITTLE LIES」は素直に良いと思ったし、このアルバムの中ではちょっと異質な雰囲気だけど幾分ハードでメロディアスな「ISN'T IT MIDNIGHT」は気に入ったので、まあそれで良し!と無理矢理納得させましたよ。

そんな感じなので、このバンドはまだ掘り下げて聴かなくてもいいか...と結果的にこの1枚だけでバンドに興味もなくなってしまいした。10年後くらいにゲイリー・ムーアが”ピーター・グリーンに捧ぐ”とアルバム作った時に、ピーター・グリーンって誰?と調べたら何とこのバンドの創始者だという事を知り、じゃあ昔はブルーズバンドだったのか!?とそこで更に知る事に。それでも過去を辿る事はなかったですけどね。

また「スクール・オブ・ロック」で、ジャック・ブラックが学校の校長のご機嫌を取ろうとジュークボックスでBGMに選んだのがスティーヴィー・ニックスの「EDGE OF SEVENTEEN」で、スティーヴィー・ニックスってそんなに知名度あるのか...と驚いたし、また数年前にプログレ関連のミュージシャンの本を読んでたら、そこにこのアルバム当時のバンドの話が載っており、このアルバムを最後に脱退したリンジー・バッキンガムの事をボロクソに言ってたミック・フリートウッドとクリスティン・マクヴィーも、結果的には後にクリスティンも脱退という結果になって、何だかんだ言ってメンバー仲悪過ぎじゃねーか!と。一体何なんでしょうか?このバンドは。

結局、またこの時期のメンバーで再結成されたけど、昨年だかまたリンジーが再脱退したという事で今度こそホントに終わりそうなこのバンドだけど、再結成するくらいだから未だに需要はあるんでしょうね。まあ、ここまで名前すら出てこない地味なミック・フリートウッドがいればこのバンドは健在...って事なんでしょう。


「BIG LOVE」


「LITTLE LIES」
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