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結構前から予定されていたにも関わらず、予定より約1か月遅れてリリースされたレヴォリューション・セインツの3rdアルバム「RISE」がようやくウチに届いたので、今回はこのアルバムをチョイスします。

デビューアルバムからもう既に5年経っていながらもう3枚目がリリースというと、最近のバンドとしては意外とペースが早い感じがするけど、このバンド(プロジェクト)はまずライブ活動をしないスタジオバンドだから新作を作る事も可能なのかも。まあ、リリース元のフロンティアーズ・レコードのオーナー自身がジャーニー大好きという事もあって、元メンバーであるディーン・カストロノヴァの歌声がスティーヴ・ペリーに近いモノもあってかこのバンドが新作作るとなると「どうぞどうぞ、私も是非聴きたいし!」みたいな感じで直ぐ作らせてくれるんだろうなあ(笑)。

ともあれ5年も活動してる訳だし、プロジェクトと言いつつもメンバー間の相性の良さは同じ音楽性も持っている人達なので安心して聴けるのは間違いないから、今回のキーポイントは3作目となるからそろそろ決定打が欲しいトコなんでキラーチューンがあるかどうか?ってトコなんだけど、一聴した感じでは残念ながら見受けられなかった。
しかし、メロディにちょっとだけキャッチーさが増した感じがするのは気のせいだろうか?2ndアルバムは未聴なんで比べられないけど、1stアルバムは全体的にクオリティが高くても、抜きん出た楽曲が無かった為にちょっと平坦な印象を受けたけど、今回は少しだけでおっ!と思わせるフックが感じられて好感が持てた。

ソングライターはいつものアレッサンドロ・デル・ヴェッキオ(プロデュースとキーボードも担当してるので第四のメンバー扱いで良いんじゃないかと)が絡んでるけど、今回はディーンが作曲にタッチしておらず、代わりに外部ライターを使ってるのが功を成したのかも?ダグ・アルドリッチやジャック・ブレイズも数曲担当してるけど、毎回思うんだけど本格的に絡んだらもっと良いモノが出来るんじゃないかと思うんだけどなあ(特にジャック)。ラストの「EYES OF A CHILD」はそのジャックとダム・ヤンキーズからの盟友トミー・ショウのナンバー。久々にこの2人が曲作ったのは嬉しいけど、出来ればバラードじゃなくてアップテンポのHRチューンだったらもっと良かったかも。お気に入りは「PRICE WE PAY」「RISE」「CLOSER」「TALK TO ME」「MILLION MILES」ってトコですね。

今回も良質なアメリカンHRで期待を裏切らない作品となっているのは良いけど、そろそろキラーチューンが欲しいですねえ。それだけのポテンシャルを秘めてながら出て来ないのはホントに歯痒い感じで勿体ないかと。あと、普通にライブ活動すれば更に人気出そうなのに何故やらないんだろうか?それぞれナイトレンジャーやデッド・ディシーズの活動があるからなんだろうけど、キーボードが入ってる曲が多いからアレッサンドロ・デル・ヴェッキオに頼まなきゃいけないのかもしれないし、またドラム叩きながらこれらの楽曲の歌をディーンに任せるには荷が重いのかな?いずれにせよ、色々と勿体ないと思わせるんだよなあ...


「PRICE WE PAY」


「TALE TO ME」
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今回のお題は、たまたまディスク・ユニオンの中古サイトにて未開封品が半額で売られていたので思わずポチった(笑)レヴォリューション・セインツの1stアルバムをチョイス。発表は2015年。

リリースされた当時はまだジャーニーのメンバーだったディーン・カストロノヴァ、ナイトレンジャーのジャック・ブレイズ、元ホワイトスネイクのダグ・アルドリッジというちょっとしたスーパーバンドの様相を示したメンツによるデビュー作なんだけど、このアルバムのリリース後にディーンが奥さんだかガールフレンドだかにDVを加えてしまったお陰で逮捕されてしまい、その影響でジャーニーから解雇されてしまった。今ではヨリを戻したらしいけど、このバンドもそうなると自然消滅か?と思いきや、無事2ndアルバムもリリ-スされて未だバンドは継続中だったので一安心。

そもそも、どういう経緯でこの3人が組むという事になったのかというと、レーベルがフロンティアーズ・レコードという事でディーンのボーカリストとしての実力に目を付けて彼を中心としたプロジェクトが数年間進められて、ダグとジャックを会わせる事でメンバーに迎える事が出来たという事らしい。まあ、普通に考えればお互いの存在は知っていてもバンド結成までは余程仲が良くなければ作ろうとは思わないだろうと思うけど、こういうメンバー達を引き合わせる事にフロンティアーズ・レコードはホントに長けていると思う。このアルバムが影響してるのか、ダグがメンバーに入っているデッド・ディシーズにもディーンが後に加入しているので当人同士の相性は良いんだろうなあ。

ディーンのボーカリストとしての資質は、ジャーニーのライブでも実力を発揮してるので不安要素は全くないけど、ことライブに関しては1時間以上もドラム叩きながらボーカル担当するのは正直どうなんだろうか?ライブは観た事ないんで分からないけど、アルバムでは実に素晴らしい出来で問題なし。音楽性はやはりジャーニーの路線を踏襲したアメリカン・ハード・ロックなので、このテの音が好きな方には諸手を挙げて歓迎出来る内容となっている。

ダグのギターも、以前在籍してたホワイトスネイクの路線よりも実に伸び伸びとしたプレイでこっちの音楽性の方が合っているんじゃないかと思うし、ジャックに関しては自身のナイトレンジャーと同路線だからこれまた違和感を感じさせない。ただ、ジャックが参加した楽曲が2曲のみなので(他はフロンティアーズ・レコード関連でお馴染みのアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが中心となって曲を書いている)もっとジャックが絡んでいれば良いモノが出来たんじゃないかと思うとその辺がちょっと惜しいかな?

ゲストミュージシャンとしてジャーニーのアーネル・ピネダ、ニール・ショーンが参加してそれぞれ個性のあるプレイを披露しているけど、あくまでもゲスト参加として華を添えている程度で、主役はあくまでもディーンのボーカルというところにこのバンドのポテンシャルが発揮されているのが面白い。単なるプロジェクトとしては余りにも勿体無いと思うので、この先もずっと継続していく事を願っています。


「BACK ON MY TRAIL」


「TURN BACK TIME」