Bad EnglishBad English
(2008/02/01)
Bad English

商品詳細を見る


ジャーニーの新作を聴いて、久々にこっちも聴きたくなったので今回のお題はコレに決定。個人的には衝撃的なデビューだったバッド・イングリッシュのデビューアルバム「BAD ENGLISH」。

何が衝撃的って、そりゃジャーニーがあんなカタチで解散し(当時はそう伝えられていたので、こう称するけど)その後のメンバーの活動はどーするんだ?と思ってたトコに、「MISSING YOU」で全米No.1を取ったジョン・ウェイトが合流して(当時はベイビーズを知らなかったので、ソロ活動の方しか思い出せなかった)名前の知らないリズム隊と一緒に組んでバンドとして復活!と聞けば、一体どんなモノが出来るんだ?と。

で、早速聴いてみたら、コレが完成度が高過ぎるアメリカンロック以外の何者でもない音にブッ飛んだ。当時は早くも”デビュー作でジャーニーを軽々超えてしまった”とすら思った程だ。
「FORGET ME NOT」のPV観て、メンバー全員が動き回るパフォーマンスがジャーニーよりも自由度が高い印象を受けたし、程よくハードに程よくメロディアスな音で、このテの音としては文句も無いくらい完璧なモノとして提示してくれたと思う。
同時期にジャーニーの元メンバーが組んだザ・ストームもデビューしたけど、ザ・ストームもジャーニー系統のアメリカンロックで良いバンドだけど、このバンドと比べたらザ・ストームには悪いけど格が違い過ぎると思う。

まあ、バンドの核は間違いなくジョナサン・ケインとニール・ショーンの2人だけど、バンドの顔はジョン・ウェイトでしょう。スティーヴ・ペリーみたいに天まで届く様な伸びやかに歌うタイプではないけど、声と歌い方に哀愁を感じられて、彼と歌唱力が比較されるタイプでないトコにこのバンドのしたたかさを感じられた。

ディーン・カストロノヴァ以外のメンバーが曲作りに関与して、しかも外部ライターを使う事に全く躊躇していない事もこの完成度に繋がってるとは思うけど、それにしても楽曲の良さがハンパじゃないと思う。
お気に入りはほぼ全曲だけど、敢えてチョイスすると「POSSESSION」「FORGET ME NOT」「WHEN I SEE YOU SMILE」「GHOST IN YOUR HEART」「PRICE OF LOVE」「THE RESTLESS ONES」「DON'T WALK AWAY」あたりかな(敢えてチョイスどころではないけど/苦笑)。

残念ながら2作を残してバンドは解散してしまう訳だけど、そのお陰で実現したジャーニー再結成も嬉しかったけど、このバンドが解散してしまった事はホントに悔やまれたなあ。2ndも完成度が高かっただけに来日公演に期待してたら、アルバム発表して直ぐに解散表明だもんなあ~、あの時はホントにがっかりしたな...

数年前に幻の3rdアルバムがブートで出回ったけど、もう2度とジョン・ウェイトとは組みそうにないだろうから、せめてこのアルバムだけでも音作りを丁寧に作って正規版リリースしてくれないかなあ?あのブート、音悪くて聴くには度胸がいるんだよねえ...(汗)


「FORGET ME NOT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=NfUMswVj5hg&playnext=1&list=PLA246CD761964602C

「WHEN I SEE YOU SMILE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=_DPfHc0C3VQ

「PRICE OF LOVE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=4VqWc4PCE7A
スポンサーサイト

前回のロサンゼルスを買いに市内のタワーレコードに行った際、他のフロアで中古・廃盤CDセールが行われていたのでふらふら~と吸い込まれる様に入ってチェックしていたのだけど、そこで見つけてしまいましたよ。バッド・イングリッシュ幻の3rdアルバム「THE LOST TAPES」。幻と言うくらいなので正規盤ではなく勿論ブートです

このCDの存在は昨年から知っていたのだけど、東京に行った時にブート漁ってチェックしても見つからなくて、しかもumeさんが先にゲットして「良いよなあ~」と思ってただけに、もう無理かな...と半ば諦めていたのだけど、市内でこんなあっさりと見つけてしまってやや拍子抜け。
思えば、ロサンゼルスと一緒にこれまたなかなか輸入盤が入荷しないW.E.T.を国内盤で買ってしまおうか?と思っていたのだけど、とりあえず踏みとどまって良かった。因みに、この時はもう1枚ブートDVD-Rを買ったのだけど、この詳細については後ほど。

この「THE LOST TAPES」という代物、元々はバンドが3rdアルバムとして製作していたモノで、バンドが解散したのが2ndアルバム発表直後だったので、かなり早いペースで製作されていたのが分かる。2002年に日本のみで発売される予定があったそうだけど、結局はお蔵入りになってしまった。
そもそもバンドが解散した理由の一つに、ニール・ショーンがギターの比重がかなり減らされてそれに対する不満が募り、ディーン・カストロノヴァを連れてバンドを抜けてしまったのが原因だったらしいのだけど、確かにこのアルバムを聴く限りニールのギターでの貢献度は少ないと思う。バンド史上最もハードにロックしている「REVENGE」は別として。

一通り聴いてみると、前作にあった暗めなアダルト路線は幾分鳴りを潜めて、明るい雰囲気に富んだ作風になっている。「WORLD GONE WILD」なんてリチャード・マークスみたいなノリでちょっと意外性があるし、前述の「REVENGE」はHRチューンで幾分スタイルにも幅を持たせてある。
でも、それまでの従来路線を引き継いでいる「HARD RAIN」「FULL CIRCLE」「LOVE BURNS」「GET YOU BACK IN MY LIFE」「DEAL FOR LIFE」あたりが私の求めるバンド像に近いので、これらがお気に入り。ジョナサン・ケインとジョン・ウェイトの元ベイビーズ組が主導権を持っていた感じに思える。

気になる音質の方は、確かによくはないけど「PRETTY LIES」「DEAL FOR LOVE」「IF ANYBODY HAD A HEART」は意外と良い感じで聴ける。後は、音がヨレヨレだったり籠もってたりと如何にもデモな感じなので、umeさんと同様の意見で何度も聴こうという気にはならないかな?

しかし、それこそロン・ネヴィソンやリッチー・ズィトーあたりのプロデューサーが音作ってマスタリングさえすれば普通に高水準のロックなので、是非聴いてみたいなあ。今からでも遅くはない、日本限定でも良いから出してくれないかな?間違いなく買うんだけど。

「HARD RAIN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pgPppFMY3cs

「FULL CIRCLE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=DpHwjSyKCeI&feature=related

「GET YOU BACK IN MY LIFE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tfzO8PEAXUM&feature=related

BacklashBacklash
(2008/04/01)
Bad English

商品詳細を見る


今週は色々とやる事が多くてちょいとサボってしまいました。
でも、音楽を聴くのは殆ど日課なので(笑)その時の気分に合わせて色んなタイプのモノを聴くのだけど、今の気分は忙しかった今週の疲れを癒す音は何か?...と考えた結果、このアルバムに行き着いた次第。

近日中にCD屋に行って欲しいCDがあるので、その代わりと言っちゃ何だけど久々に聴いた今、やはり良いアルバムだな...と再確認。やはりジョン・ウェイト、貴方は巧すぎる!
このバンドでは、普通の人は1stを薦めるのだろうけど、この2ndも負けてないと私は思う。前作ではインパクトが強くて聴き入ってしまう楽曲が多いのは確かだけど、今作ではインパクトよりもちょっとリラックスして聴ける曲が多い佳曲が多いのがポイントだと思う。

製作時には「楽曲が練られてなく、ミドルテンポの似た様な曲が多い」だの「最初はハードな音だったけど、プロデューサーだかレコード会社の指示で音を控えめにされてしまい、バンド自体がやる気を無くした」だの「ジョン・ウェイトとニール・ショーンの確執」だの、当時様々な話を聞いたけど、メンバー間の不仲はともかく、そもそもこのバンドにハードな音像を求めるモノだろうか?この位の音でちょうど良い様な気がするのだけど...この後に作ったハードラインのアルバムは、ギターがギャンギャン強過ぎてアルバム半分聴くともう食傷気味になってしまった位だし。

前作の様なヒット曲は出なかったけど「STRAIGHT TO YOUR HEART」は間違いなく名曲だし、中でもお気に入りの「SAVAGE BLUE」や「MAKE LOVE LAST」などは若いバンドには作れない曲だと思う。

結果的に、このアルバムを最後にバンドは解散してしまうのだけど、ちょっとどころかかなり勿体無い話だよなあ。ジョン・ウェイトはソロに戻り地味ながらも良いアルバムを作ってるし、ニール・ショーンとジョナサン・ケイン、ディーン・カストノヴァ(楽曲には携わってないけど、彼のドラムも貢献度高いと思う)はジャーニーで活躍中。もう再結成される事は無いバンドだけど、一度ライブを観てみたかったバンドの一つだったな。

追伸:そーいや、何処かのCD屋だったかこのバンドTシャツが\500の処分価格で売ってたので、買って未だに持ってたりする(果たして、タイミング的に着られる時期が来るのだろうか?/笑)