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久々にマリリオンです。
今年の夏前くらいに彼等のオフィシャルサイトを見てたら、このオーケストラアレンジ盤の話が出ていて何時発売になるのか?とずっとアンテナを張ってたトコ、ようやく発売されてちょっと待ちわびた感覚となりました。まあ今年中にリリースされて良かったけど。

以前から彼等の楽曲とオーケストラの相性は意外と良いと思ってて、過去に「BRAVE」のリマスター2枚組のボーナストラックに「THE GREAT ESCAPE」のオーケストラver(このverは歌無し)が収録されて楽曲の良さを更に引き出した様な感じだったし、昨年のロイヤル・アルバート・ホール公演の際にも半分4人編成のストリングスやフレンチホルン、フルートなどの管楽器を起用して新鮮な雰囲気を演出してたから、多分この公演で手応えを感じたメンバー達がアルバムも作りたくなったのだろうと思う。
なので、今回は純粋な新作という訳ではなく、過去作からピックアップされた楽曲のみでオーケストラアレンジを施した言わば企画盤的要素の強い作品となっている。

収録された楽曲は「ESTONIA」「A COLLECTION」「FANTASTIC PLACE」「BEYOND YOU」「THIS STRANGE ENGINE」「THE HOLLOW MAN」「THE SKY ABOVE THE RAIN」「SEASONS END」「OCEAN CLOUD」となっており、さすがにフィッシュ期の楽曲は含まれてないけど新旧問わず様々なスタイルの選曲をしたなあ...という印象。私的には「GO!」「EASTER」「GAZA」「BERLIN」「THE KING OF SUNSET TOWN」「THE INVISIBLE MAN」あたりもアレンジしたら面白かったんじゃないかなと思ったけど。

全体的に原曲を崩す事なく効果的にアレンジを施している様な感じで、更に奥行きが増した印象を受けた。オーケストラアレンジだからといって気構える雰囲気もなく、演奏自体特に変化もなくいつものマリリオンなので、すんなり聴ける聴き易さがポイント高いかと。
お気に入りは全曲良いんだけど(苦笑)特に「ESTONIA」「BEYOND YOU」「THE SKY ABOVE THE RAIN」「SEASONS END」「OCEAN CLOUD」が良い。特に「OCEAN CLOUD」は大作なだけにスケールの大きさが際立ってエンディングを飾るに相応しい作りになっていると思う。

今の時期みたいな年末の世話しない雰囲気の中でリラックスするには最適なアルバムかと。私がマリリオンを聴く時って集中力を擁している感覚とリラックスして音に委ねてる様な感覚を同時に感じる時があるんで(意味分からないだろうけど、正直どう表現していいのか分からないのでこういう表現になってしまうのだ/苦笑)疲れ切った心身を休めたい時には打ってつけの作品になりそうだ。改めてホントに良いバンドだよなあ...


「ESTONIA」


「FANTASTIC PLACE」
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暫く体調悪過ぎて更新遅れてしまいました。昔ならこれくらいなら余裕...と思っていても体力が追いつかないのは自分の老いを認めてない証拠なのかも。無理しない様に仕事も休んで静養してましたよ。動物だって具合が悪い時は動かない訳ですしね。

そんな訳で横になっている以外は何も出来ないので、こういう時に映像作品をじっくり観るチャンスだと思い、数ヶ月前に購入したマリリオンの「OUT OF THE BOX」を堪能してましたよ。発表は2017年。

この作品は2015年3月にオランダで行なわれた、彼等特有のイベントであるマリリオン・ウィークエンドの3日間全てを映像に収めたモノで、国内盤ではそのウチの1日分を「MARBLES IN THE PARK」というタイトルでワーズレコードから販売されている。
その国内盤はCD+BD、BD、DVD、CDと様々な形式で売られているのだけど、何せワーズレコードの金額設定が高いのでなかなか手が出せなかったのだけど、それなら3日間全く違う選曲のライブが入ってるBDが観たいぞ...と思い、輸入盤のこのセットがディスクユニオンで未開封品が¥5000くらいで売られていたのでポチったと。

何でこのセットを国内盤でリリースしないのか理解出来ないけど、コアなマリリオンのファンなら国内盤など目もくれずオフィシャルのラケットレコードで直接買うだろうから、3枚組BDを国内盤でリリースすると間違いなく¥10000超える金額になるだろうなあ。だったら売れないから出さないのが賢いのかも知れないけど、そしたら1日分を個別に売るとか色々考えれば良いのに...と思う。まあ、コストに見合ったモノじゃないんだろうなあ...って話なんだろうけど。

まず1枚目の初日は、アルバム「ANORAKNOPHBIA」を全曲プレイ+「THIS STARANGE ENGINE」「GAZA」「THREE MINUTE BOY」という組み合わせ。以前も「ANORAKNOPHBIA」のページで書いたけど、アルバム自体は嫌いじゃないんだけどこのアルバム自体余り手に取る事は少ないので、ライブになると楽曲の印象も変わってくるんじゃないか?と思い、こういうアルバム全曲プレイみたいな打ってつけの内容なら...と興味を持った次第。

確かにライブならではのドライブ感が出ていてスタジオ盤よりも楽曲が活き活きとしている印象だし、あのアルバムの新たな魅力みたいなモノも感じられた。それが顕著なのが「QUARTZ」で、実際にライブ観た時にもプレイされていたけど、アルバムで聴くと地味で淡々と進んでいく印象しかなかったのに、ライブになるとその音の隙間ですらちょっとしたグルーヴを感じられるのが実に面白い。結構好きな曲にもなりましたよ。
ラスト3曲はここ最近のライブでもプレイされているし、実際のライブでも観たけど盛り上がり方がハンパない。特に「GAZA」の緊張感は凄い。エンディングの「THREE MINUTE BOY」もポジティヴな雰囲気で終わる構成も見事。

2枚目の2日目は、アルバム「MARBLES」全曲プレイ+「OUT OF THIS WORLD」「KING」「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」という構成。「MARBLES」全曲というのは、勿論2枚組の事であって編集盤の事ではないので「GENIE」や「OCEAN CLOUD」もプレイされているのが見所なんだけど、まあ「MARBLES」自体素晴らしいアルバムなんで一気に見入ってしまう感じ。コレ1枚をチョイスして販売する理由も分かる内容かと。
また厳粛なムードで淡々と歌い上げる「OUT OF THIS WORLD」から、偶像に祭り上げられたスター達の苦悩が突き刺さる「KING」、そして壮大な雰囲気が心地良い名曲「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」がまた素晴らしい。曲が終わっても観客がサビを歌い続けて、メンバーが余韻を消さない様に即興でプレイして終わるシーンは感動的で一番のハイライトかと。

3枚目の3日目は、デビュー期から「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」までのシングルを時系列で追うシングルス・ナイト。但し、スティーヴ・ホガースが加入して一番の代表曲と言っても過言ではない「EASTER」だけは何故かプレイされていないのが非常に残念。他の日にはプレイされていないし、演奏すれば盛り上がる事必至なのに何故プレイしなかったのか分からないけど、来日公演でもプレイされない日があったくらいだから、もう”お約束”に拘る事はないと考えてるのかな?マリリオンを好きになった切っ掛けの曲だからこそ、何か勿体無い気分が...

でも、やはりシングルスと銘打ってるだけあって、フィッシュ期の楽曲からMr.Hが加入してから現在までの代表曲が出るわ出るわの大判振る舞いで、こうして聴くとホントに長いキャリアを積んできたんだなあ...と改めて思った。そりゃずっと来日公演を待ち続けてきた訳だし。
ラストには、開催のオランダに因んで同郷のバンドであるフォーカスの「HOCUS POCUS」をプレイするサービスも。大盛り上がりで終演となる。

全部観るには結構な時間を要するけど、来日公演を2年連続2回ずつ観られた身としてはそれでもまだこの映像にある様にまだライブで観ていない楽曲も多い事から、こういった映像作品はファンにとってはホントに有り難い。で、また彼等のライブが観たいという欲求に駆られるのも悪くない。さすがに3年連続の来日公演は無さそうだから、また新作を作って来日公演が来たるその日までの繋ぎとして、何度も観返す事になりそうな作品だ。


「予告編」


「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」




先週土/日と、待望のマリリオン再来日公演へ行って来ました。
前回の来日から約11ヶ月振りと、その前の約23年振りに比べれば異例の早さでの再来日となった訳だけど、今回は招聘元のクラブチッタの30周年を祝うイベントの一環としての来日の様で、前回のライブを観ていたく感動した私は勿論今回も2日間チケット取りました。

詳細は半年振りに雑談版の方に書いたので省略するけど、今回のライブも勿論感動的でしたね。今回はマリリオン・ウィークエンドを謳ってたので(欧州ではお馴染みの3日間に分けて全く別のセットリストを演奏するライブ)明らかにセットリストが変わるのを見越して2日間チケットを購入した訳だけど、決して安くないチケット代(¥13000)を無理して取って正解...いや大正解でしたね。
実際にはウィークエンドというよりも新作のツアーとしての一環みたいな感じでありながらも、演奏されないと思ってた楽曲がバンバン披露されて改めてバンドの奥深さも感じましたし、バックの巨大プロジェクションとライティングの効果が絶大で、これだけで十分元取れた幻想的なライブでした。初日は最前列だったんでMr.hことスティーヴ・ホガースと握手してきましたよ(笑)。
新作が出るまで次の来日公演はお預けになりますが、決まったら勿論絶対に行くつもり。それまでまたお金貯めとかなきゃ!

そんな訳で、今回のお題はそのライブの余韻を残す映像作品「ALL ONE TONIGHT」をチョイス。ライブ会場で売られていたんだけどブルーレイが初日に完売してしまったので、翌日にディスクユニオンの新宿プログレ館で購入。会場よりも¥8高かった(笑)。

このライブは、前回の来日公演前に本国イギリスのロイヤル・アルバート・ホールにて行なわれたライブで、バンドとしても初の会場。キャパは約7000人くらいとの事らしく実際にはどれだけ入ってたのか分からないけど、映像観る限りではビッシリ入ってますね。チケットは約5分で完売というから、さすが欧州ではビッグネームの彼等ならではの話かと。
前半はバンドのみで新作を全曲演奏、後半はPRAISE OF FOLLYなる4人のストリングスとフレンチホルンやフルートなどのミュージシャンを加えた構成となっており、伝統的な会場でのライブを特別なモノにしたいという意気込みが十分伝わってくる内容になった。

新作「F.E.A.R.」は、全曲とはならずとも「EL DORADO」と「THE LEAVERS」の組曲はライブで体験したのでその感動が蘇ってくる様な感覚を覚えたけど、「THE NEW KINGS」の組曲は初めて観るモノなので新鮮。ライブ時間の配分を考えても全曲演奏は日本では無理な話だろうから、こうして映像で観られるのは凄く有り難い。
後半のストリングスカルテットとの共演も、普段の彼等のステージとはまた違う彩りを与えてくれているので楽曲の奥行きに広がりが感じられて実に素晴らしい。全編この編成でのライブも観てみたいくらいだ。
またこの映像が素晴らしいのは、やはりロイヤル・アルバート・ホールという会場の雰囲気も大きいかと。そこに巨大なプロジェクションとライティングが効果を発揮してるのだから良くならない訳がない。来日公演と同じく、観客は席に座ってじっくり聴いて終わったら拍手というノリも観やすいし。勿論、現地の観客達はよく歌うからその分ライブ感も増してるし(それでも他の映像作品よりは控えめだけど)。

話は変わるけど、某巨大掲示板にて今回のライブの感想で「他の観客は歌うな」とか「フィッシュ期の曲はやらないでほしい」とか言ってる割りには「ノリが悪くメンバー苦笑してたけど大丈夫か?」とかめちゃくちゃな事言ってるヤツがいるけど、だったらライブ来ないで家でDVD観てれば良いだけの事なのでは?
ライブって予定調和で完璧なモノを目指すには良いのかも知れないけど、Mr.h自身「観客には是非歌ってほしい」とインタビューで語ってる事から、バンドと観客との相乗効果というモノもあるのだからそこまで言う事ではないと思う。場の雰囲気を壊す事柄とかなら話は別だけど、ちょっとしたアクシデントでもそれが吉と出る場合もあるのだし、それがライブの楽しみ方なんじゃないかと。
確かにこのテのバンドはどう盛り上がっていいのか分からない部分もあるけど、そんなに気負わなくて良いんじゃないかと思うな。

ちなみにこのブルーレイは2枚組となっており、もう1枚は舞台裏のドキュメントとプロジェクションに映し出される映像とライブの演奏をマッチさせたモノが収録されている。ライブの時はメンバー観てるのでなかなか後ろの映像まで理解出来なかったりするモノだけど、これならどんなニュアンスなのかも分かりやすい。個人的には「MAD」のコラージュがおどろおどろしくて好きなんだけど、このライブではプレイしてないので入ってないんだよなあ。

映像も演奏も素晴らしいの一言。バンドのファンなら買っても損はない...いやむしろ数多く出されてる映像作品の中でもトップに来るくらいの内容だと思う。来日公演の余韻を残す意味でもこれから長い付き合いになりそうな作品かと。
今度は「MARBLES」のライブも観たいので、そろそろ「MARBLES IN THE PARK」でも欲しくなってきたな...こうして上手い具合に徐々にお金が消えてしまう訳ですな...(苦笑)


「GO!」


「WHITE PAPER」




遂にマリリオンのライブを体験出来て、ホントに感無量であります(感涙)。待ったのがホントに長かった...

結局両日観に行ったんですが、ライブ前に某巨大掲示板では新作全曲+αになるだろう...という予想があったけど、いざ蓋を開けてみると初日は新作からは半分くらいで残りは旧作からの楽曲、2日目は新作から4曲の組曲のみで残りは旧作からの楽曲という構成になった。新作も勿論素晴らしい出来なんだけど、せっかく23年振りの来日公演なんだからそれまでの楽曲も聴きたいなと思ってたので、この選曲には概ね満足。何故”概ね”なのかというと、他にも聴きたい楽曲が山ほどあるんで(笑)。そう考えると今回2日間行ってホントに大正解だったと。

元々彼等はマリリオン・ウィークエンドという3日間の週末ライブにてセットリストを大幅に変えてプレイするイベントを開催してるので、次回の来日公演の際には是非ともプレイしていただきたいなと。だってフィッシュ期の初期4枚は当然としても、Mr.hことスティーヴ・ホガースが加入したアルバムでもプレイしてない楽曲が今回あったので、セットリストを変えるというアナウンスを事前に行なえばコアなファンは全部観たいでしょ。チケット代も決して安くなかったけど(\12000)正直彼等のライブが観られた事実を考えるとキツいけど行って良かったと思える内容だったし。
是非、また日本公演を実現して欲しいモノです。来てくれたバンドは勿論、呼んでくれたクラブチッタにも感謝です。サンダーみたいにファンの言葉を直接繋げるイベントなんかやってくれると嬉しいけどなあ(リクエストとか)。

そんな彼等のライブを観たばかりで興奮冷めやらぬ中、ずっと彼等の曲を帰宅してから掛けっぱなしなんですが、今回はこのアルバムをチョイス。通産13作目、2004年発表の「MARBLES」。

以前も書いた話だけど、このアルバムの2作前の「MARILLION.COM」からバンドは以前所属していたEMIとちょっとした契約を結んだみたいで、アルバムを作る資金は自分達で調達するから、その代わりに出来たアルバムのプロモーションをお願いするという話だったらしいけど、実際に効果があったのかは定かじゃない。で、そのアルバムを作る資金をどうするか?というと、ネットでクラウドファウンディングというファンからアルバムを先行予約してもらって、その代わり色々な特典を付けてファンに還元するというスタイルで、このアルバムもその手法が用いられた。
当時はファンクラブの先行予約でこのアルバムの完全版とされる2枚組が購入出来て、しかもそのアルバムのサンクスリストに自分の名前が載るという、ファンからしたら嬉しい事この上ない話だった(当時umeサンが名前載った、って言ってましたね)。

私は一般流通された1枚組を当初は購入したのだけど、umeサンから是非この2枚組をオフィシャルHPから買うべきとお薦めされたなあ。でも、私のクレジットカードはJCBでオフィシャルHPから使えなかったし、当時はクレジットカードの個人情報の流出問題があった時期なので恐くて購入出来なかった。
そしたらumeサンが2枚組にしか収録されてない曲を聴かせてくれたのだけど、中でも大作の「OCEAN CLOUD」が物凄く素晴らしい出来なので、やはり1枚組だと物足りなさを感じてしまったモノだ。

それから数年経ち、いつの間にか2枚組verの方も一般流通されてアマゾンで簡単に手に入る様になったので改めて購入出来たのはホントに良かった。そのお陰でいつの間にかレビューから外れてしまったんだろうなあ...前作「ANORAKNOPHOBIA」のジャケがらしくないのと、意外と地味な作風という事もあって余り手に取る事はなかったので、このアルバムにもそんなに大きな期待はしてなかった。

しかし、当初の1枚組を聴いた時に冒頭の「THE INVISIBLE MAN」はともかく、3曲目に配置された「YOU'RE GONE」のキャッチーさには軽い驚きがあった。何か久しぶりに凄く聴き易い楽曲だぞ...と思ってたら案の定シングルカットされて、しかも全英チャート7位というバンドにとって17年振りの快挙を成し遂げた。また「DON'T HURT YOURSELF」も聴き易く(これも後にシングルカットされた)一般的なキャッチーさとバンドのやりたい事が上手く両立されている印象を受けた。なので、1枚組の方は上手くまとめたな...というのが印象に残る。

で、後に聴いた2枚組の配置は前述のシングル2曲はディスク2の方に置かれて、ディスク1の方には1枚組に収録されなかった「GENIE」「THE ONLY UNFORGIVABLE THING」「OCEAN CLOUD」を配置したお陰で大分印象が変わった感じ。やはり、それまで聴き込まなかった楽曲が入ってるから、ちょっと新作を聴いてる気分になるし。
お気に入りは「DON'T HURT YOURSELF」「YOU'RE GONE」「FANTASTIC PLACE」「OCEAN CLOUD」「NEVERLAND」あたりかな。

ライブでも「YOU'RE GONE」「FANTASTIC PLACE」「NEVERLAND」がプレイされた事から楽曲の充実度も凄く高いと思うし、「OCEAN CLOUD」「NEVERLAND」みたいな大作を擁しながらも決して敷居は高くなく、むしろすんなり耳に入ってるのが心地良い。やっぱ2枚組が完全版という意見には素直に納得ですな。

しかし、今まで観たライブの中でもホントに感動出来る素晴らしいライブだったな。是非再来日を希望するバンドとなりましたね。ホントに幸せな週末でした。暫くマリリオンロスとなって彼等の楽曲ばっか聴く事になりそうだ(笑)。


「DON'T HURT YOURSELF」


「OCEAN CLOUD」




いよいよあと2ヵ月後に待望のマリリオンの来日公演が観られると思うとワクテカが止まらない~(笑)。
私が観たくても来日してくれないミュージシャン3組のウチの1つであった彼等が(残る2つはプリンスとラッシュだったのだけど、ラッシュはツアー撤退、殿下は亡くなられたので結局観る事が叶わなかった...)23年振りに来日公演を行なうとなっちゃファンとしては絶対に行かない訳にはいかないと...ええ、2日間行きますよ!

気が付けば彼等の存在を知ってから随分な月日が経っているけど、未だに彼等の音楽は大好きで飽きる事は全くない。長いキャリアの中での作品群は気分によっては聴くのを躊躇うモノもあるけど、気分を落ち着かせたい時や浸りたい時には彼等の音楽は正に打ってつけなのだ。
昨夜は急に会社から有給取って良いよという言葉を頂いたので、就寝前に彼等の最新作「F.E.A.R.」を聴いてたら余りの素晴らしさに目が冴えてしまうという浸り過ぎ現象(?)が起きてしまう程だった。

そんな彼等の89年から95年までのEMI在籍期間に発表されたシングルの音源をひとまとめにした4枚組CD「THE SINGLES VOL 2 '89-95'」を今回はチョイス。発表は2013年。
たまたまHMVからのメールでセールのお知らせが来てたので暇潰しにチェックしてたら、このCDが¥1000で売られていたので迷わず捕獲したのだ。

89年と言えば前ボーカルのフィッシュが脱退し、現ボーカルであるスティーヴ・ホガースが加入して「SEASONS END」を発表した年で、95年は「AFRAID OF SUNLIGHT」を発表した年...その間にアルバム4枚発表してるので、その時期の楽曲がこの4枚組に殆どの割合を占めている。
私はマリリオンの1stから8thまでのCDはリマスターされた2枚組を所持してるので、その2枚目に収録された未発表曲やデモ音源と被るのでは?と思ってたのだけど、実際に被ってるのは半分くらいで残りは当時のシングルverやライブ音源などが収録されていたので、それなら¥1000でも十分お得な内容だと。

で、そのポイントとなったライブ音源の中でも一際私の心を捕らえたのは「WARM WET CIRCLE」と「THAT TIME OF THE NIGHT」、「SUGER MICE」などの4thアルバム「CLUTCHING AT STRAWS」から楽曲のライブ音源と、「SEASONS END」時の同アルバムからのライブ音源。特に「CLUTCHING AT STRAWS」の楽曲をMr.h(ホガースの事です)が歌ってるのは凄く興味深かった。
ライブDVDなどでちょこちょこ演奏されていたのは知ってるのだけど、Mr.hが加入した頃のライブは聴いた事がなかったし、また前任者のアクの強いボーカルスタイルをどの様に歌いこなしてるのか凄く興味があった。また4thアルバムがお気に入りという事もあるんだけど。

Mr.hが加入した頃のマリリオンはフィッシュの脱退を惜しむ声が多かったらしく、Mr.hに対しては個性がないという事で賛否があったし(少なくともBURRN!では)音楽性もそれまでのジェネシスに近いスタイルからの脱却を図った事も影響して風当たりは強かったけど、私は「SEASONS END」が初めて聴いたアルバムだったので、むしろこういうバンドなんだという事で違和感は全くなかったし、むしろフィッシュ時代の方が余りピンと来ないという変な人なんで(笑)そういう人にはこのCDは十分に楽しめると思う。

名盤「BRAVE」のver違いなども収録されているし”マリリオンとはどんなバンド?”という問いには、彼等の全てではないけど初心者に聴かせるには分かり易いCDじゃないかと。気に入った曲があれば、その曲が収録されているアルバムを聴いてもらえば良い訳だし、最近のアルバムとは違い比較的分かり易い楽曲が多いのもポイント高いと思う。

来日公演ではどの曲が演奏されるのか全く検討つかないけど、出来ればこの時代の楽曲も数曲プレイしてほしいなあ。思い入れのあるアルバムでもあるし。さすがに「BRAVE」再現なんてやれないだろうけど、最新作も相変わらず素晴らしいので、この23年間の鬱憤を晴らす様な素晴らしいライブを彼等には期待したい。


「EASTER」


「THE GREAT ESCAPE」