祭典の日(奇跡のライヴ)デラックス・エディション(2CD+BD+ボーナスDVD)祭典の日(奇跡のライヴ)デラックス・エディション(2CD+BD+ボーナスDVD)
(2012/11/21)
レッド・ツェッペリン

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以前からジミー・ペイジが公言していた「レッド・ツェッペリンの新しいマテリアル」なるモノの詳細が出て来ましたね。
もうZEP関係の出せるモノは「俺の生きてるウチに全て出してしまおう」的なノリにはちょっと笑ってしまうけど、バンドのメンバーが亡くなってから色々変なモノ出されるよりは、ちゃんとメンバーが関与している作品をリリースしてくれる方が好感は持てるかと。ましてZEPは既に解散して、オリジナルメンバーでの再結成も不可能なんで尚の事かと。

で、その詳細を探るべくアマゾンで商品紹介をチェックしていたら、何とこの作品が67%オフの¥2000で売られていたので問答無用で購入。お金が回らなくて購入がずっと後回しになっていたので、この金額は物凄く嬉しい。しかもブルーレイ+ボーナスDVD付きですよ。
まあ、以前購入したナイトウィッシュの2CD+2DVDが定価で¥9000近い値段を考えると、ZEPのこの定価は普通に適正価格なんだろうけど、それでも毎月何かしら買ってるモノとしては¥6000捻出するのはちょっと考えてしまうのだ(苦笑)。

さて、この1夜限りの再結成ライブ、元々はアトランティック・レコードの創設者アーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートという大義名分があるのだけど、当時この再結成ライブは日本でも結構話題になって朝の情報番組でもその時の模様がちょこっと流れて、メンバーの年老いた姿でもあの3人が一緒にプレイしてる...と思うと、それだけでかなり胸が熱くなった。
そりゃロバート・プラントが高音出なくても、ジミー・ペイジがヨレヨレでも、ZEPとしてプレイしているだけで伝説を目の当たりにしていると感じられてしまうのは、彼等の音楽が好きな人達には仕方のない事かと。

客観的に見ても、この時の再結成ライブの出来は彼等の年齢や解散後のキャリアを見ても、十分素晴らしい出来だったと思う。何でも約6週間近くの入念なリハーサルのお陰で演奏はかなりタイトになっており、何よりボンゾの代役が息子のジェイソンというのも感慨深いモノがあるし。

選曲はファンなら大体納得するリストではなかろうか。とにかくこのバンドは「あの曲も、この曲も」ってのが数多くあるから万人を完全に満足させる事はまず不可能だと思う。さすがに「IMMIGRANT SONG」辺りはキビしいのも本人達もファンも分かってるだろうし(苦笑)。個人的には「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」や「THE BATTLE OF EVERMORE」が聴きたかったな。

多分、もうこの4人で演奏される事はないと思うけど、こうやって最後に良いモノ観させてもらったのは素直に嬉しい。ジェイソンなんか、伝説的な父親のバンドで父親の代役を務める事が出来てキャリアで最高のライブだったのでは?
人によっては全盛期の頃に及ばないライブなのかも知れないけど、古臭かろうが何だろうがレッド・ツェッペリンがその時に存在した...という事実だけで十分ではないだろうか?少なくとも、私は十分楽しめましたよ。


予告編



「KASHMIR」
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レッド・ツェッペリンレッド・ツェッペリン
(2005/05/25)
レッド・ツェッペリン

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いやしかし、マジで暑いですねえ~。
今週は夜勤週だけど、夜中でも暑さが変わらず汗が噴き出してくる感じ。水分も取らないとホントにヤバいんでガンガン飲んでるけど、冷たいモノ飲みすぎて腹壊して本末転倒だし...今年は”去年の様な猛暑にはならない”とか言ってる割りには、今日は6月の観測史上の猛暑日とかニュースで言ってたし。
お陰で、既に体力がバテバテ。明日が休みでホントに良かった...中年にはキツいっす。

こんな感じなので、聴く音楽でもテンションが上がるモノを聴こう...と思い、久々にテを出してみたZEPの1st。
ZEPはi-podで聴く時は2枚組のリマスターズベスト盤、車内で聴く時は自分で編集したCD-Rで聴いてるのだけど、こういう聴き方なんでほぼ代表曲ばっかに偏ってしまう。だからマイナーな曲は聴くとホントに久しぶりになってしまうのだ。

なので、ホントに久々に「YOU SHOCK ME」とか「HOW MANY MORE TIMES」、「YOUR TIME IS GONNA COME」あたりはかなり新鮮な気分で聴けたなあ。でも何が凄いって、今の時代に聴いても普通に聴けちゃうトコだと思う。
音楽性は昔のブルーズの楽曲をHRにアレンジしたモノだから古臭さが残るのは仕方ないけど、そういう認識で聴けばこの人達が今から40年以上も前にたった30時間くらいで歴史に残る名盤を作り上げた事実が全てだと思う。

パンクが隆盛を極めていた頃に、ジョン・ライドンが「ZEPなんて恐竜だろ」と茶化した事があったけど、後のPIL時代にロバート・プラントだかジミー・ペイジだかに「「KASHMIR」のコードを教えてくれ」と語ったっていう話があったけど、良いモノは時代を問わず良いという事を見事に表わした話だと思う。

全曲名演と言っても良いくらい、テンションの高さを感じられるのはバンド史上後にも先にもこのアルバムだけだと思う。私的には「I CAN'T QUIT YOU BABY」は「CODA」収録の方が凄いと思うけど、あれは云わば「後出しジャンケン」みたいなモノだから仕方ないかな。
私的なベストは1曲だけならやっぱ「DAZED AND CONFUSED」かな?他の曲も勿論素晴らしいけど、この曲構成はホントに凄いと思う。この時代でよくこんなモノ作ったなあ~と感心するくらいだし。

またZEPはカヴァーしたミュージシャンが多いのも特徴だけど、私的にはグレイト・ホワイトがカヴァーした「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」が秀逸だったなあ。惜しむ点はドラムのお粗末感だけで、後は忠実どころかジャック・ラッセルの歌唱がホントに見事だったし。

「BLACK MOUNTAIN SIDE」を聴くと、何処か旅にでも出たくなる気分。仕事に行く車内なんかで聴いたら、そのまま観光地とかに行っちゃいそうでヤバいかも(笑)。


「DAZED AND CONFUSED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pau8Zf7srlU


「YOUR TIME IS GONNA COME」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=oLuE6ftUI2g

レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産レッド・ツェッペリン DVD 初回限定生産
(2003/06/11)
レッド・ツェッペリン

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しかし、カテゴリー別(ミュージシャン別)があるのはホントに良いモノですなあ。
以前は「このアルバムってレビューしたっけ?」と思ったら、過去のレビューを辿ってチェックしてから書いていたので、かなり時間も掛かっていたけど、コレがあるとクリック一つでチェック出来るし(って、ブログ立ち上げた時に作れば良かったのだけど、ウェブログの設定が超面倒だったモノで...)。
それをチェックすると、絶対に書いたと思っていたハズのレビューが無かったのはちょっと驚いた。さすがに書いた記憶の無いレビューというモノは存在しなかったけど(笑)。でもまあ、これで改めてレビューが書けるのだから、近日中にでも書いてみるとしよう。

さて、この作品もそんな中の一つ。伝説的バンドであるレッド・ツェッペリンの映画とは違う映像集、その名も「DVD」。
このDVDを買うまでは、私はそんなに彼等のファンではなく、CDもベスト盤「REMASTERS」の2枚組を持っているだけだった。それも、超有名バンドのCDを1枚くらい持っているべきかな?的なノリだった。しかし、収録されて楽曲は超有名曲ばっかだったから、それなりハマって聴いてはいたけど。

このDVDを観て、何故未だに彼等を追い求めるファンがいるのかが、私にもよく分かった。それに以前から疑問だった、ツェッペリンが何故HMの括りで語られたのかもよく分かった(だけどメタルとは全然違うけどね)。それほどまでに強烈な印象を残す映像記録ではなかろうか。そのお陰でそれまでベスト盤しか持ってなかった私が、同時期にリリースされた紙ジャケ盤を大人買いさせるにまで至ってしまった。

初期のTV出演やPV(と意識して作ったモノではないと思うけど)、そして初期から後期までのライブ集で構成されているのだけど、ツェッペリンとはどんなバンドなのか?という問いに全ての映像が答えを出してくれている。
若い頃のロバート・プラントの声はホントに驚異的だし、ボンゾのドラムは最初っからあのスタイルが出来上がっていたのにも驚いた。勿論ジミー・ペイジのギターに関しては言うまでもなく(それが解散後にあんなになってしまうとは...)ジョン・ポール・ジョーンズの地味だけどバンドの基盤をしっかり作っている姿勢にも好感が持てる。ホントにこの4人じゃなきゃダメなんだな、とこのDVDを観て再確認した。

数年前に再結成の噂があったけど、そのオファーを蹴ったプラントは正解だと思う。ボンゾのいない3人だけではこの世界は絶対に作れない。ペイジ・プラントは、2人で過去の楽曲をアレンジして再構築したモノだからバンドとは別物と考えてるから良いとしても、ツェッペリンの名を使うのはもう無理だと思う。

過去のバンドが数多く再結成を果たしても全盛期を絶対に超えられないのは、やはり当時の勢いというモノがあるからで、そういった意味でもこのDVDの価値は、ツェッペリンを愛する者にとって国宝級のモノだと思う。

I CAN'T QUIT YOU BABY (ROYAL ALBERT HALL:1970)↓
http://www.youtube.com/watch?v=FX_cixaPHbA

SINCE I'VE BEEN LOVING YOU(MADISON SQUARE GARDEN:1973)↓
http://www.youtube.com/watch?v=wEiyGgWt6no

ACHILLES LAST STAND (KNEBWORTH:1979)↓
http://www.youtube.com/watch?v=U8ZeZ_VO8AU&feature=related

聖なる館聖なる館
(2003/05/28)
レッド・ツェッペリン

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私がレッド・ツェッペリンのオリジナルアルバムの中で最も好きなアルバムは、この5thである「HOUSES OF THE HOLY / 邦題:聖なる館」。
今まで、このブログ内で色んなミュージシャンのアルバム取り上げた好きなアルバムと共通する事がこのZEPにも当て嵌まるのだけど、それは「バラエティに富んだ作風」。そういう点では次作の「PHYSICALGRAFFITI」も更に押し進めた感じだけど、私はこっちの方が好きだ。

一般的にZEPは1stや2nd、4thなどが名盤扱いされていて、当然バンドを代表する名曲が入ってるので支持されるは分かるけど、例えば「STAIRWAY TO HEAVEN / 邦題:天国の階段」の様な楽曲を発表したバンドの「その後」ってどーなるんだろう?的な事を思うと、このアルバムみたいに様々なタイプの楽曲を詰め込んで、少しリラックスしたアルバムを作った理由も何となく理解出来る(とは言っても、私は当時リアルタイムで追ってる訳ではないけど/笑)。
だって、幾ら何でも「天国の階段」を超える楽曲を次のアルバムに求められても無理に決まってるし、そんなに多作なバンドでもなかったので敢えて似た様なアプローチを避けたのではなかろうか?

明らかに今までの作風とは違う「THE SONG REMAINS THE SAME / 邦題:永遠の詩」や「NO QUARTER」はバンドの進化を意味するモノであるし、アコースティックとメロトロンが美しい「THE RAIN SONG」、お遊びで作った割りには結構しっかりした作りの「D'YER MAK'ER」、リフが特徴的な「THE OCEAN」なんかがお気に入り。

それと、私的に印象的なジャケットを手掛けたらロジャー・ディーンと双璧を成すヒプノシスがこのアルバムのジャケットを手掛けているのだけど、如何にも幻想的でアルバムのイメージと合っていて、ZEPのアルバムの中でも一番好きなジャケットだったりする。