2月に久しぶりに日本公演を行なうジャーニー。しかも大ヒット作「ESCAPE」「FRONTIERS」の完全再現となったらファンは間違いなく行くだろうし、平日公演でもかなりの動員が期待出来るのではなかろうか?まあ、今更スティーヴ・ペリーじゃなきゃ嫌だって人もそう多くはないだろうし。
私も是非行きたいのだけど、上手く休みとかち合えば良いんだけどなあ。年明け早々に健康診断の2次検診に引っ掛かって、薬と食事制限の指導を受けてる身としては、黙って大人してるのもちょっと萎えてくるし、ライブで是非発散して吹き飛ばしたいトコなんだけど。

そんなジャーニーの、通産9作目に当たる「RAISED ON RADIO」を今回はチョイス。発表は1986年。
前2作が大ヒットしたお陰でちょっと影の薄い作品と思われがちだけど、私的には前2作よりも好きなアルバム。特にコレって訳でもないのだけど、アルバム全体に漂うポジティヴな雰囲気が結構好きなんだよなあ。

このアルバムが出た当時はMTVの全盛期と言われた頃で、マイケル・ジャクソンがPVで一世風靡した事もあって音楽と映像の関係がかなり重要視された時期でもあったのに、バンドが打ち出したポリシーはラジオから掛かる音楽の重要性。なので、PVにはさほど力を入れず(ベストヒットUSAで小林克也さんが「このアルバムからはPVを作らなかった」と語ってたけど、数曲ライブ映像があるはず)音楽だけで勝負を賭けてきたのはバンドの実力に自身があったからだと思う。
お陰でこのアルバムは結構早くにダブルプラチナ獲得してたと思うけど、やはりMTVで流れなかったのは残念だったと思う。まあ、前作での「SEPARATE WAYS」のPVがあんなにダサかったから、トラウマになってPV作らなかったのかな?とは最初思ってたけど(苦笑)。

楽曲もいつものジャーニーって感じだけど、前作よりはAOR色が強いかな?とは思う。そのお陰で一般浮けする様なスタイルを確立したけど、ロックバンドして見ると物足りない感じは歪めないかも。
私的には前半にある「GIRL CAN'T HELP IT」から「ONCE YOU LOVE SOMEBODY」の流れがとても好きで、後半少しクールダウンで落ち着いたトコに「RAISED ON RADIO」と「I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU」が入るのがとても良い。リマスターにあたってこの曲のライブverが収録されてるけど、テンポが少し早くなって実にカッコイイ仕上がり。この曲聴くと何故か夏の終わりを感じさせるので、夏の終わりには必ず聴いてるけど(笑)。

しかし、このアルバムでバンドは解散状態になってしまったのは残念だった。アルバム発表前にスティーヴ・ペリーもニール・ショーンもソロや別バンドで活動していたし、更にロス・ヴァロリーとスティーヴ・スミスのリズム隊が脱退しちゃったお陰でメンバーショットも3人のみで、何か終わりを予感させる雰囲気が漂ってたのも影響あったのかな?
まあ後にオリジナルメンバーで再結成して復活したけど、もしこのままバンドを続けてたらどんな感じのアルバム作ってたのか気にはなる。でも、そうなるとバッド・イングリッシュが無かった訳だし、結果的にはバンドに一息入れるにはちょうど良い時期だったのかも...


「GIRL CAN'T HELP IT」


「I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU」
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エクリプス(ECLIPSE)エクリプス(ECLIPSE)
(2011/06/01)
ジャーニー(JOURNEY)

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さて、やっと買いましたよ。ジャーニー、約3年振りの新作「ECLIPSE」。
当初、ボーナストラックがライブ1曲のみという事で、輸入盤で良いや...と思い、輸入盤発売まで待っていたのだけど、思ったより安くならないんで(タワレコにて¥2000)結局国内盤を購入。オマケでバッジとステッカーが付いてきましたよ。

umeさんや某音さんのコメント読んでから全曲聴いてみたトコ、お2人の言いたい事がよく分かる内容で、それを踏まえて聴いたお陰か、特にどうこう思う事もなく普通に楽しめた。
楽曲的には前作の延長線上にあって、今回は更にロック色を強めた印象。ニール・ショーンがインタビューで「今回は音楽的に冒険してみた」と言う割りには、そんなに大きな変化はなく、ここ数年のジャーニーの音だと思う。とはいえ「SHE'S A MYSTERY」や「HUMAN FEEL」みたいな曲構成は意外と新鮮だった。
某巨大掲示板あたりでは「ハードラインっぽい」とか書いてあったけど、それは違うと思う。ハードラインの頃の方がもっとエッジが強調された音作りだったし、ニールもかなり弾きまくりだったし。

バンド加入してから2作目となるアーネル・ピネダは、前作のお披露目からすると随分リラックスして歌ってる感じが受けられた。自分の役割をしっかり受け持って、尚且つ楽しんでる感覚が伝わってくるし、バンドの演奏陣もいつもと変わらず素晴らしいプレイが聴ける。

ここ数年、よくジャーニーの新作が出る度に「Voはスティーヴ・ペリーじゃないとダメだ」とか「全盛期の彼等は超えていない」とかいう批評が聞こえるけど、今のスティーヴ・ペリーは声域のレンジが狭くなって枯れてしまったし、楽曲的に全盛期を超えられないとか言うのは、これだけ長い間ずっと活動していれば製作時の波だってあるだろうし、逆にアルバム発表する度に全盛期を超え続けるバンドが存在するのだろうか?的外れもいいトコですね。

私は今回のアルバム、物凄く気に入りましたよ。もしかしたら前作よりも聴く回数を超えるかも?umeさんのコメントに”「AFTER ALL THESE YEARS」みたいなバラードが入っていない”と書かれてたけど、私は逆にバラード抜きでも良かったんじゃないか?とすら思ったくらいだし(まあ、流石にそれじゃファンの期待を裏切るから無理な話ですが/笑)。大体、ライブで過去のバラードで聴きたい楽曲が多過ぎじゃないですか?「OPEN ARMS」「FAITHFULLY」「WHO'S CRYING NOW」「SEND HER MY LOVE」「LIGHTS」「WHEN YOU LOVE A WOMAN」「MOTHER,FATHER」など。これ以上バラード作ったら、ライブの半分バラードになっちゃうし(それはないか)。
私が特に気に入ったのは「EDGE OF THE MOMENT」「CHAIN OF LOVE」「ANYTHING IS POSSIBLE」「RESONATE」 MYSTERY」「RITUAL」あたりかな。

しかし、最後に一つだけ苦言を。日本盤ボートラのライブは、有名曲でなく前作からの楽曲にして欲しかったな。新作購入するファンは圧倒的に昔からのファンだろうから、有名曲のライブverなんて実際のライブで聴いてるだろうし。この辺のツメが甘いんだよなあ~。


予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=3PWiEhzJkPU

「ANYTHING IS POSSIBLE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=kcWi_X7L9P8

トライアル・バイ・ファイアー(紙ジャケット仕様)トライアル・バイ・ファイアー(紙ジャケット仕様)
(2006/12/06)
ジャーニー

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先月、たまたま覗いたロックTシャツ通販のネットショップが決算セール行ってて、そこにジャーニーの新譜のジャケTシャツが¥1500という安値で売っていたので早速購入。ライブ観に行けなかったからせめて雰囲気だけでもと言う事で...ま、あのジャケも好きだしね。

で、思い出した様に最近ジャーニー聴いてないなあ~ってな訳で、久しぶりに聴きだしたのが再結成第1弾だった「TRIAL BY FIRE」。
発売当時は大物バンド復活、しかもオリジナルメンバーという事でエラく騒がれていたのを思い出すなあ。私も当時は、確執が噂されてたスティーヴ・ペリーがニール・ショーンとまた一緒に演るとは思っていなかったし。これはお互いがどうこうと言うより、ジョン・カロドナー(エアロスミスを復活に導いたA&R)の手腕による力が大きかったと過ぎた後で分かった事だけど。

今改めて聴くと、楽曲の良さは相変わらず流石だなと感じさせるけど、当時から2つばかり気になっているのは未だに解消されないなと。
一つは、アルバム全曲で16曲もあるのはやはり多く、幾ら楽曲が良くても集中力が維持出来ない。4曲削ってもう少しコンパクトにまとめれば印象が大分変わるのではなかろうか?
もう一つは、バラードが多い事。スティーヴ・ペリーは「ジャーニーはバラードバンド」という認識だったらしいけど、それは違うでしょ!?そんなんだからギターをもっと弾きまくりたいニールが怒る訳で...それにニールがそういう認識を持っていたら、バッド・イングリッシュを似た様な理由で崩壊させたのだからジャーニー再結成だって絶対に無かったハズ。

とは言いつつも、アルバムの完成度は流石!の一言。スティーヴ・ペリーの声の衰えは隠せないモノがあるけど、逆にそれが円熟味として感じられ、過去の名作と並べても引けを取らない。私的には1~4の流れはホントに素晴らしい。「MESSAGE OF LOVE」の中間部で「SEPARATE WAYS」のフレーズが入るトコなんて最初聞いた時は鳥肌モンでしたよ。
「WHEN YOU LOVE A WOMAN」は彼等の中でも最高のバラードだし、「IF HE SHOULD BREAK YOUR HEART」のポジティヴな雰囲気も最高。 何から何まで美しい「STILL SHE CRIES」、幻想的な「IT'S JUST THE RAIN」も良い。

まあ、大方の予想通り(と言うのも悲しいけど)アルバム発表直後にスティーヴ・ペリーとスティーヴ・スミスが脱退してオリジナルメンバーはまたもや彼方に消え去ってしまった訳だけど、逆に言えばこの後にスティーヴ・オウジェリーが加入して、また素晴らしいアルバムを発表してくれたのだから、それはそれで良い夢見せてくれたかな?と。でも、やっぱオリジナルメンバーでのライブは観たかったなあ...

「WHEN YOU LOVE A WOMAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZrIvkS7tVbE&feature=related

「IF HE SHOULD BREAK YOUR HEART」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-7Lh7nWxqsU

「STILL SHE CRIES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EfeZ8wSvuj0&feature=related

Revelation: +DVDRevelation: +DVD
(2008/06/03)
Journey

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やっとジャーニーの新譜を聴く事が出来た。思えばホントに長い道のりだった...(遠い目)

umeさんが輸入盤を速攻で購入して「毎日聴いてる」「好きなバンドの格付けが変わった」など、大絶賛の評価を受けていたので早く聴きたいとは思っていたけど、国内盤のリリース情報が全くなく、やっと出てきたと思ったら10月発売の2枚組¥3800でボーナストラック1曲収録、噂されていたDVDは付かないとの事で、やっと踏ん切りが付いてウォルマート限定DVD付きの3枚組を約¥3000で購入。因みに外側に付いているシールにはアメリカ国内で約$12。安いよなあ...と実感。

まずは新譜から。明るく爽やかな「NEVER WALK ALONE」で幕を開けるのは、バンドのこれからをポジティブに表現している感じで良いスタートだと思う。しかも、注目のアーネル・ピネダの歌唱はもう既にあらゆるトコで語られている通り、スティーブ・ペリーの再来と言っても過言じゃないくらいそっくり。色んな否定的な意見もあるけど、私は全然満足で、むしろ無名のシンガーがここまで歌える事自体大したモノだと思う。
続く2曲目の「LIKE A SUNSHOWER」のブルージーなバラードが素晴らしい。この曲を2曲目に持ってくるかー!と、意外な展開にバンドの余裕が感じられる。スティーブ・オーヴァーランド(元FM)に是非歌わせたい。
しかし私が舌を巻いたのは、6曲目以降の楽曲の充実度だ。はっきりいって全曲私のツボ直撃!最後のインストも余韻を引き摺る感覚が気持ち良い。全く恐れ入りました。
強いて1曲だけ挙げるなら7曲目「WHERE DID I LOSE YOUR LOVE」がベストかな。

ただし、1つだけ苦言。5曲目の「FAITH IN THE HEARTLAND」は、知っての通り前作からのセルフリメイクだけど、コレは正直やってほしくなかった。スティーブ・オウジェリーの楽曲という事もあって、やはりオウジェリーのイメージが強いからだ。

2枚目の代表曲のセルフリメイクも良い選曲で、またアーネルのお披露目的な意味合いも込めて付けたのだろうけど、これは素直に嬉しい。中には若干アレンジを変えている楽曲もあるけど、それは同じ演奏でカラオケ状態にしても意味がないという事なのだろう。勿論、ボーカルに関しては言うまでもない。
欲を言えば「GIRL CAN'T HELP IT」と「SEND HER MY LOVE」あたりも入れて欲しかったな。ベストチューンは「STONE IN LOVE」に決定。

そして注目のDVDは、思ったよりも画質が綺麗だけど、ライブの臨場感はそんなに感じないかな?(観客のノリが今イチな部分がある為か?)。しかしバンドの演奏は全体的にラフな感じだけどなかなか良い。アーネルの声もよく出ているし。新作からは「NEVER WALK ALONE」「WILDEST DREAM」「AFTER ALL THESE YEARS」をプレイしている。「MOTHER、FATHER」ではディーン・カストロノヴァがボーカル務めているけど、これが意外にもマッチしていて面白い。ライブではお約束なのだろうか?

明らかにジャーニーは不変という事実を知らしめたアルバムだと思う。そりゃ若干ロック寄りになっているとか演奏がハードとかあるけど、根本的な部分は何も変わっていない。新しいボーカルのアーネルもこのままバンドに留まってくれる事を切に願う。今回はホントにライブが観たい!

しかし、前回書いたハウス・オブ・ローズといい、今回のジャーニーといい、今年はホントにメロディアスロックの傑作が出てきて嬉しい。お陰で出費もかさむけど、コレがあれば暫く聴くに困らないというアルバムがあるのは幸せな事だ。

「WILDEST DREAM」ライブ:DVDと同内容↓
http://jp.youtube.com/watch?v=hvJ8VKLGJLM

「MOTHER、FATEHER」ライブ:DVDと同内容↓
http://jp.youtube.com/watch?v=_xogxtNeqeM

Time3Time3
(2005/09/20)
Journey

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umeさんのHPにて、ジャーニーの新作国内盤の発売情報を教えてもらったのだけど、何と10月発売...今から3ヶ月も待てだと!?
しかもボーナストラック1曲追加のみで、期待されていたウォルマート限定で付属していたDVDは未収録。それで\3800って、もしかしてボッてるんですか、キ●グレ●ー●さん?やってくれると期待してたのにこの仕打ちは余りに酷いぜ。
なので、もう吹っ切って輸入盤購入を決意。しかも某天国ではウォルマート盤の予約をまだ受け付けていたので、そっちを注文した。新Voのお披露目も兼ねて、新作が非常に楽しみだ!

さて、そんな彼等の「RAISED ON RADIO」までの楽曲をCD3枚に収めた「TIME3」を久々に聴いた。
CD3枚で未発表曲11曲収録ってそんなにストックあったんかい?とちょっと驚いたけど、今でこそ紙ジャケのボーナストラックとして収録されていたりするので、このボックスセットの貴重価値はそれほど無くなってしまったけど、初期のジャーニーを今から買って聴こうとは思わなかったりするので、私にとってはこれはこれで便利なモノかと。ただ、ジャケットのダサさだけはどーしてもいただけないな(苦笑)。

しかし、スティーブ・ペリーが加入する前のジャーニーはもはや別バンドと言っても差し支えないし、また「ANY WAY YOU WANT IT」が出てくるまでは結構古臭い楽曲が多いので、聴くのはもっぱらディスク2と3かな。
ディスク3は思ったよりも「RAISED ON RADIO」の楽曲が多く収録されているのが意外だったけど、何で「SUZANNE」が入ってないのかが不思議。さすがに抑えるトコは抑えるってか!?

中でも「GIRL CAN'T HELP IT」と「I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU」のライブVerが物凄く良い出来。特に「I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU」は原曲よりも若干アップテンポなのがまた良い味を出している。以前もどこかで書いたけど、この曲は夏の終わりに聴くと良い雰囲気かなあ...と思っている。

このボックスセットを発表した当時は(噂はあったにせよ)まさかのスティーブ・ペリー復帰で再結成してアルバムも作るなんて思っていなかったけど、そのお陰でオウジェリーや今回のアーネルといったボーカリストを向かえて未だに衰えを知らず活動しているのだから、ホントに大したモノだと思う。

「I'LL BE ALRIGHT WITHOUT YOU」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=k8hJ7NCnE54