ベン・フォールズ・ファイヴベン・フォールズ・ファイヴ
(1995/12/13)
ベン・フォールズ・ファイヴ

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最近、HM/HR系のアルバムが続いたんで、ちょっと普通のポップ系を。

当時、何で存在を知ったのか全く覚えていないのだけど、このCDが外資系CDショップの視聴コーナーに入ってたのをチェックした途端、正に”一聴惚れ”というヤツで直ぐにレジに持っていったのははっきり覚えている。
CDの帯に書かれている通り「泣き虫野郎のパンク・ロック?ニルヴァーナ・ミーツ・ビリー・ジョエル??クイーン・ミーツ・ジョー・ジャクソン???」という謳い文句も見事にハマっているし。
それに、この時代はポップ系のアルバムでは余り掘り出しモノが見つからなかった時期もあって、素直に「コレは当たり!」と喜べるアルバムが見つかった事もあって、暫くこのアルバムしか聴かなかった期間もあった程だ。

さて、そんな正体不明のバンドに興味を惹かれたのは、楽曲もさながらその珍しいバンド形態にあった。主役のベン・フォールズはボーカルとピアノを担当。後はベースとドラムの2人のみ。つまりギターがいないギターレスバンドなのだ。コレには正直驚かされた。それでもちゃんと楽曲が成り立って、しかも魅力的なんだから面白い。
またピアノの上手さも素晴らしく、ビリー・ジョエルがお得意としているジャジーな雰囲気も持っていて、ただのポップスとは呼べないその雰囲気は、あのジェリーフィッシュを想起させた。

そのジェリーフィッシュみたいな雰囲気満載の「UNDERGROUND」、JIN-ROのCMに使われた「JACKSON CANNERY」、ちょっと哀愁を感じさせる「WHERE'S SUMMER B?」、ベースがブンブン唸ってラフな演奏がカッコイイ「JULIANNE」、ピアノの疾走感がたまらない「SPORTS & WINE」などがお気に入り。

残念ながら、次作ではこの楽しい雰囲気は余り感じられなくて、バンドを解散してソロになったベン・フォールズもそんなにピンと来なくて、私は徐々に興味を失ってしまったのだけど、このアルバムだけはどーしても手放せないだろうなぁ。
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