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(2002/11/12)
ジェリーフィッシュ

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極寒の3連休最終日、正月関係の余波でお金が使えない状況なんで特にやる事もなく、ゲーム三昧だったり歯科医行ったり実家帰ったりして、何気に時間だけが過ぎてる感じだけど、正月に行かなかった毎年恒例の交通安全のお守りを買いに日光二荒山神社までドライブ。
天気が良いのは嬉しいけど、とにかく寒い!防寒していったのは大正解で、帰りは日も昇ってきたので徐々に暖かくなったけど、やはり午前中は寒さが身に染みる。有名な神橋の端から水が垂れてる場所が物凄い氷のオブジェと化してるのを見て、カメラ持ってくるべきだった...とちょっと後悔。
帰り際には、帰り道の通り沿いにある地元の動物園の客引き着ぐるみ(青いサル)が、申し訳なさそうに地味に手を振ってるのを見て爆笑(笑)。ふなっしーまでテンション上げろとは言わないけど、アレで本当に客入るのかね?

さて、その道中のBGMがここ数日間ずっと聴いてる久々のジェリーフィッシュ。切っ掛けは、何気にネットショップでCD探してた時に、彼等のライブ盤なるモノがいつの間にかひっそりと発売されてるではないか?しかも2枚も。
この2枚は近いウチに手に入れるつもりだけど、それを知った途端に最近全然聴いてなかったなあ~と思い、久々に聴いていると。しかも今日のチョイスは、出る出ると言いつつ2002年にやっと発表された4枚組のBOXセット「FAN CLUB」。

確か半年くらい前から発売されるというアナウンスがあってから、延期に次ぐ延期でやっと発売された経緯があって、その度にアマゾンのサイトを行ったり来たりしてたのを思い出す。しかも、どーいう訳だか発売元が全然知らないレーベルのブリッジというトコで、オリジナルアルバム2枚出した東芝EMIじゃないのか?と少々驚いた記憶もある。

まあ、何はともあれちゃんと発売されて、しかも初回限定生産という事もあって予約して買ったのだけど、予約特典がTシャツだったので期待してたら、何て事のない白地のTシャツに紫の文字で「ジェリーフィッシュ ファンクラブ」と入ってるだけの代物(爆)。今でも袋から出してない状態で持ってますよ(笑)。

で、内容の方はオリジナルアルバムが2枚しか出てないのにボックスセット?ってな具合だけど、そこは多用な音楽趣味を持つ彼等の事、デモやらライブやら未発表やらがゴロゴロ収録されており、中にはTV番組やマクドナルド(!)のジングル、日本のTV番組に出演した際の音源まで収録されて正に盛り沢山の内容となっている。

このバンドが好きな人達向けの作品である事には間違いないけど、このバンドの事を何も知らない人でも十分楽しめる内容なのは、彼等を語る上で重要な”ポップフィーリング”が片っ端から感じられる事ではなかろうか?
ビートルズ、ELO、クイーン、ビーチボーイズ、バッドフィンガーなどの美味しいトコ取りして、更に自分達のオリジナルを加えるという意味では、90年代当時のバンドでここまで徹底的に創作した人達は殆どいなかったのではなかろうか?
デモ集も数曲除いて1stと2ndアルバムの曲はほぼ網羅されているけど、デモにしてはやたら気合入りまくりで、ここから色々と装飾してアレンジを加えていく過程と考えるとかなり興味深い。中にはシンプルな味付けの方が良い感じのモノも多々あると思うし。
未発表曲も、確かにアルバムからオミットされた様な感じの曲もあるけど「LET THIS DREAM NEVER END」や「WATCIN' THE RAIN」の様に隠れた名曲も幾つか存在するのを見逃せない。ホントに多作だったんだな、と改めて実感。

私がこのバンドを知ったのが前述の日本のTV番組に出演した際の映像で(ダウンタウンのごっつええ感じ)ユニコーンの2人が彼等を紹介して、いきなりピンクレディの「SOS」を即興カヴァーして目が釘付けになった(笑)。知らないバンドがいきなり日本のアイドルの曲をカヴァー、しかも発音がめっちゃ上手いのにも驚いたし。
そんな人達がどんな曲演ってるんだろう?と興味を持って、2ndアルバム「SPILT MILK」を聴いたらもう抜け出せなくなってしまった...という感じだった。
この時に来日公演もあったのだけど、ホントにこれは今でも後悔している。地方なんで気軽に行ける環境ではないし、ましてやバンドをそんなに知ってる訳でもなくて、どーせまた来てくれるだろうと思ってたら呆気なく解散しちゃったし。

そんな訳で、私にとっては思い入れがとっても大きいバンドである事には間違いない。今でも再結成してくれれば...とすら思っているけど、多分こういう音楽は作れないんじゃないかな?と思う。主要メンバーのアンディ・スターマーですら「ジェリーフィッシュは装飾過多だった」と認めてるくらいだし。
ただ、彼等の作るメロディは変えようがないモノなので、シンプルな曲であっても魅力的なモノは幾らでも作れると思う。ましてやアルバム2枚のみで枯れたなんて言わせない(笑)。ロジャー・マニングはソロやプロジェクトで活動しているけど、アンディはバンド解散してから今に至るまで彼個人のオフィシャルサイト以外での発表は一つもないんで、いい加減何か発表して欲しいんだけど...


「SOS」TV↓
http://www.youtube.com/watch?v=M24mEMH1bPo

「TOO MUCH, TOO LITTLE, TOO LATE」↓
http://www.youtube.com/watch?v=vvPs2l0mWIs

「THE KING IS HALF UNDRESSED」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=UyDhsDUorGA
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ベリーバトゥンベリーバトゥン
(2005/07/06)
ジェリーフィッシュ

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ウチの前の桜も結構咲いてきて、いよいよ春本番になってきた雰囲気だけど、そんな桜が咲く頃に何故か聴きたくなるのがジェリーフィッシュ。
明るくて、ポップで、爽やかなイメージ。しかも注意してよく聴き込むと凄い事演っている、正に音楽オタクが作り上げた作品がたった2枚しかないのが今でもホントに悔やまれるのだけど、そんな彼らの記念すべきデビューアルバム「BELLYBUTTON」。

私が彼らを知ったのは2枚目の「SPILT MILK」発売時なのだけど、それを初めて彼らの音楽を聴いていたく感動し、即1stも買いに行ったのだけど、実はこのアルバムを初めて聴いた時は2ndほどの感動がなかった。
そりゃ、2ndアルバムでは偏執的なほどの音に拘りを感じさせたモノで、しかもクイーンやビーチボーイズなどの影響をあからさまに感じさせながらもしっかりと自分達の音を確立していたのに対し、この1stアルバムではかなりあっさりとした味付けで、メロディの質はデビューアルバムとしては文句なく及第点ではあるけど、2ndアルバムを聴いてしまった後では青臭さを感じてしまったのだ。聴く順番を間違えたんだろうな(苦笑)。

しかし、シングルカットされた楽曲はどれもクオリティが高いのはさすが。中でも「THE KING IS HALF UNDRESSED」(邦題:半分裸の王様/←まんまじゃん!笑)は次作の布石を感じさせる作りで大好きだ。
当時はまだYOU TUBEもなかったので、映像がどーしても見たくてわざわざ西新宿の某ブートビデオ店まで行ってブートビデオ3本も買ったなあ。
内2本は画像が汚くて余り観ていないのだけど、1本ミュウヘンのライブだけは結構観ていて改めて彼らの演奏能力の高さを思い知らされた(アンディ・スターマーがスタンディングでドラム叩いていたにはかなり驚かされたなあ)。

CDに入っている6曲のライブもなかなか良くて、バッドフィンガーやポール・マッカートニーなどのカヴァーも良い出来だ(バッドフィンガーの「NO MATTER WHAT」は後にデフ・レパードもカヴァーしていたけど、私的にはこっちに軍配)。

しかし、今聴きながら書いてるけどやっぱ泣けるほど良いなあ...i-podに入れて早速花見とシャレ込もうと思う今日この頃。

「BABY'S COMING BACK」クリップ
http://www.youtube.com/watch?v=yrdF2sNO8lg

「THE KING IS HALF UNDRESSED」クリップ
http://www.youtube.com/watch?v=UyDhsDUorGA

こぼれたミルクに泣かないでこぼれたミルクに泣かないで
(2005/07/06)
ジェリーフィッシュ

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前回、東京へCD漁りの巡礼へ出掛けた時の事。新宿のタワーレコード内の視聴コーナーに興味深いCDを発見。TV EYESなるバンド(ユニット?)なのだけど、そのメンバーに驚きの名前がっ!
ロジャー・マニング・Jr、そしてジェイソン・フォークナー。言わずと知れた元ジェリーフィッシュのメンバーである。ロジャーはジェリーフィッシュ解散時までメンバーだったけど、ジェイソンの方は1枚目のツアー終了後に脱退。何でも、ジェイソンがジェリーフィッシュ用に作った曲が、アンディ・スターマーとロジャーに今イチと判断された為による脱退だったとか。
そんな2人が、何故今頃になってアルバム作ったのか理由は判らないけど、それならいっその事アンディ説得してジェリーフィッシュを復活しておくれよ...

そんなジェリーフィッシュの、最高傑作の呼び名も高い2ndにしてラストアルバムとなった(涙)「SPILT MILK」(邦題:こぼれたミルクに泣かないで/←素晴らしい邦題だと思う!)。
私はこのアルバムを初めて聴いた時、その完成度の高さに驚き、今まで聴いてきたアルバムの中で限りなく最高位置に付く傑作だと確信しましたよ。
とにかく、私の好きなモノがいっぱい詰まってる。完璧なコーラス、色んな楽器を取り入れた音、甘いメロディでありながら適度にハードだったりする音像...
また、これらの要素を持った先駆者のバンド達を彷彿とさせる部分が多いのも魅力の一つ。完璧なコーラスはクイーン、甘いメロディはビーチボーイズや10cc、ラズベリーズのそれだったり、色んな楽器を取り入れる姿勢はビートルズ...と、ホントにこの人達は音楽オタクなんだなあ、と。
また古いモノからだけではなく「ALL IS FORGIVEN」みたいに、マイ・ブラッディ・バレンタインの様なノイジーなモノにも積極的に取り入れていたりする。もっとも、ただのノイズだけではなく、そこにクイーンみたいなコーラスが被さってくるのが如何にも彼ららしいけど(笑)。

ホントに、解散した事が惜しまれたバンドだった。このアルバムでかろうじてリアルタイムを経験出来たけど、ライブを観られなかった事が本当に悔やまれる。ブートビデオを何本か持ってるのが、唯一の救いかも。この時期のツアーTシャツ2枚所持出来たのもファン冥利に尽きるかな?解散後に出た、4枚組ボックスセットは我が家の家宝でもある(笑)。