SkyscraperSkyscraper
(2000/03/13)
David Lee Roth

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いやあ暑い。ホントに暑い。。。って、夏なんだから仕方ないのだけど...
そんな夏に合う音楽を探していたら、こんなモノが出てきた。結局元の鞘に収まったダイアモンド・デイヴのソロ2作目である「SKYSCRAPER」。
前回書いたAのトコでも触れていたけど、このアルバムからのシングルヒット「JUST LIKE PARADISE」(邦題:まるっきりパラダイス)が如何にも夏を想起させる音楽で、それでいて何処となく爽快感も感じさせるのがまたこの時期にハマっていると思う。なるほど、全米チャート第6位も頷ける。

アルバム全体の出来としては、残念ながら1stを超えているとは思わない。それは聴けば判ると思うけど、1stにあった馬鹿馬鹿しいノリが消えてしまったトコにある。スティーヴ・ヴァイもビリー・シーンも派手なパフォーマンスやプレイでギラギラした個性を放っていたのに、このアルバムではかなりあっさりした感じだし。
まあ、デイヴ自身がソロツアーを行って、自分自身がこの2人に完全に喰われているのを察知したのかどーか知らないけど(爆)このアルバムではデイヴの独裁的な主張が目一杯詰め込まれた感じだ。ジャケットからして自身の趣味であるロッククライミングを使っているし。それらにやる気を削がれたビリー・シーンが脱退するというのも分かる。

それでもコレはコレで良いアルバムだと思う。前作の雰囲気を感じさせる「THE BOTTOM LINE」や、如何にもアメリカ的なノーテンキなロックナンバー「HOT DOG AND A SHKE」、当時来日公演の前に東芝のCMにバンバン出ていた時のBGMに使われた「STAND UP」などはデイヴの十八番といっても良いナンバーだけど、一方でちょっとシリアスな雰囲気の「SKYSCRAPER」や「HINA」、唯一ヴァイの個性を感じさせる「DAMN GOOD」などは今までのデイヴとは一味違う楽曲が収められているのも特徴だと思う。

残念ながら、このアルバムあたりでデイヴのソロ活動は若干陰りを見せてくるのだけど、やはりビリー・シーンの脱退は惜しかったと思う。1stツアーでは結局日本は来なかったので、ヴァイとの壮絶バトルを目にする事が出来なくて歯痒い思いをしたのに、ビリー脱退でそれが不可能になってしまったのもマイナスの要因だったと思う。

しかし、今思うとデイヴが東芝のCM出ていたなんてちょっと意外な気分だ。正にバブリーな時代を感じさせる。

「JUST LIKE PARADISE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=pwbJ4Mrr7w0&feature=related

東芝のCM(2種類)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=1dFmxvysOEk&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=l9BESnHWCMk&feature=related


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イート・エム・アンド・スマイルイート・エム・アンド・スマイル
(1997/12/15)
デイヴィッド・リー・ロス

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ヴァン・ヘイレン再始動の噂話が耐えない中、渦中の人(?)的存在のダイアモンド・デイヴは一体どー考えてるのだろうか?早いトコ復帰するならするでツアーでも新作でも活動してくれれば良いものの、一向に進んでいない気がするのだけど...さすがにもうハデハデなパフォーマンスは無理だろうから、どんなステージを今のヴァン・ヘイレンが見せるのか興味はあるのだけど。

そんなデイヴが、一番派手な時期でもあった1stソロアルバム。私はかろうじて「1984」からリアルタイムで追ってたので、「JUMP」の大ヒットで天狗になったデイヴが調子こいて作ったミニアルバム「CRAZY FROM THE HEAT」の様なアルバムだったら、デイヴを見放して既に「5150」で全米No.1を獲得していたヴァン・ヘイレンの方に傾くな...と思ってたのだけど、実際は大間違い。とんでもないアルバム作ったな...と心底思った。

間違いなく、その一端はこのアルバムで「スターダムにのし上がってやる」と言わんばかりの自己主張を表現している敏腕ミュージシャン達。
イングヴェイの後任ギタリストとしてアルカトラスで頭角を現していたスティーヴ・ヴァイ、自分のバンド:タラスで「ベースのエディ・ヴァン・ヘイレン」という異名を持っていたビリー・シーン、そして派手のパフォーマンスもさることながら実力もなかなかなグレッグ・ビソネット。
「YANKEE ROSE」や「GOIN' CRAZY」の派手なビデオクリップもデイヴのイメージにピッタリだし、ヴァイやビリーの「SHY BOY」や「ELEPHANT GUN」などの超絶プレイはホントに驚かされた。またヴァン・ヘイレン時代には無かったタイプの「LADIES' NITE IN BUFFALO?」や「BIG TROUBLE」なんかも、ちょっとアダルトな雰囲気で大好きだ。

残念ながら、次作のレコーディング終了後にビリー・シーンが脱退してしまった為に、この「世界最高のストリングセクション」は消滅してしまったけど、何故この時に来日公演が無かったのかが不思議でしょうがないし、理解も出来ない。ホントに一度ライブ観たかったなあ...