今日、スーパーで買い物してる時にレッチリのパーカーを着てる人と遭遇した。
ロックTシャツ着てる人を見掛けるのは余り珍しい事ではなくなったけど、やっぱ音楽の方も聴いてるのかな?とちょっと思ってしまう(笑)。数年前にロックTシャツがプチブームになった時はデザインがカッコイイからという理由だけで着てる人が多かったと聞くし。
夏はロックT着てる割合が高い私としては、以前AC/DCの「BACK IN BLACK」のTシャツ着てたらアキバのヨドバシで外人に笑われた記憶があるんだけど、あいつらも私の事を「バンドの事知りもしないでTシャツ着てやがる」とか思ったんだろうか?(笑)
でも真面目な風貌だったんでレッチリ聴く様な感じではなかったんだよなあ...そーいう人でも家では変態プレイ炸裂なんだろうか?(苦笑)

そんなバカげた事を思いながら「そーいや、最近レッチリ聴いてないなあ~」と、久々にこのCDを手にした。通産6枚目のオリジナル作「ONE HOT MINUTE」を今回はチョイス。発表は1995年。
前作「BLOOD SUGER SEX MAGIC」でバカ売れしたお陰で本格的にブレイクし、バンドの次を占う意味でも重要な作品ではあったのだけど前作ツアー終盤の日本公演の途中でジョン・フルシャンテが脱退したお陰で、後任にジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロが加入した作品となった。

最初、このメンバーチェンジは結構良い感じになるのでは?と思った。JAもファンク寄りのオルタナバンドだったし、そこにギャンギャン鳴るギターはレッチリのそれと近いモノがあるし。
ところが実際にアルバムを聴いたトコ、まずレッチリお得意のファンキーなノリが大分削られてる。ギタリストの脱退で音楽性そのものが変わるとは思ってなかったので、この変化がまず驚きだった。
そして音がヘヴィで大分ハードロックに近い雰囲気を持ってるのに違和感を感じた。このスタイルはナヴァロが持ち込んだ要素かどうかは分からないけど、意外と普通なロックに落ち着いちゃったな...というのが第一印象だった。

しかし、だからといってダメかというとそういう訳ではなく、コレはコレでカッコイイ作品と思う。ただ、それまでのレッチリがミクスチャーの元祖的なバンドだったので、このアルバムに関しては刺激が少ない安定した作品として捉えるなら文句無い仕上がりだと思う。「WARPED」や「DEEP KICK」、「COFFEE SHOP」や「ONE BIG MOB」のグイグイ来るグルーヴなノリはそれまでと変わり無いし、前作からの退廃的な流れを引き継ぐ「AEROPLANE」「MY FRIENDS」なんかもしっとり聴かせるし、「WALKABOUT」みたいな今までになかったスタイルのモノもあったりと聴き応えはある。ただ、個人的には後半楽曲が弱い感じがするけど。

予想通りというか、ナヴァロはこのアルバムのみで脱退。別に双方とも悪い訳ではなかったけど、単に思ったよりも上手くいかなかっただけの事だと思う。次作でジョンが復帰して更に大ヒットを飛ばす事になってしまい、結果的には影の薄い作品となっているけど、個人的に次作では音楽性が完全に変わってしまったお陰でレッチリから興味を失ってしまったので、このアルバムには悪い印象は全くない。

しかし、LAの変態バンドと言われた彼等が今現在こんな感じになるとは誰が思っただろうか?今じゃ普通にしまむらでTシャツ売ってるくらいのメジャーバンドになったし...良くも悪くもちょっと複雑な心境だったりする。


「WARPED」


「AEROPLANE」
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(2009/07/01)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

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昨日は朝からフットサルの練習、帰宅して風呂入って昼飯食ったら直ぐに歯医者、帰宅して今度は暫く振りの友人と一緒に1時間掛けてラーメン食いに行って、帰ってきたらダウン...
それをまだ引き摺っているのか、今朝から溜まっていた洗濯を片付けてスーパーへ買い物行って昼飯食ったらまたダウン...どんだけ疲れているんだよ?と(汗)。まあ、フットサルで身体のあちこちが痛むけど、極めつけが足首なんで動くのもキツイ感じだから仕方ないけど。
ま、少し仮眠したら大分ラクになったけど、これでアッと言う間に連休終了(涙)。まあ、明日から夜勤なんで時間調整で夜中まで起きてるから、まだまだこれからだけど。

で、少しテンションを上げようとチョイスしたのが、久々のレッチリ。しかも最近の作品じゃなくて4thの「MOTHER'S MILK」(邦題:母乳←そのままやないか!)。
最近じゃMステに出て、フリーがタモさんの事を「世界で最高の紳士だ」とツイートしたり、初めて日本のCMに楽曲提供した事がワイドショーで取り上げられたりと、もはや過去の活動からは想像付かないくらいのメジャーバンドになってしまったなあ~と、改めて思った。

新作では、再度ジョン・フルシャンテが脱退したので新ギタリスト、ジョシュ・クリングフォファーを加入させて近作の路線を貫いたみたいだけど、ジョンほどの存在感がないのも事実なんでファンからも賛否挙がってるみたいなのは仕方ないと思う。
ただ、そのジョンも加入した当時は前ギタリストのヒレル・スロバクのインパクトが強くて”地味”という評価を頂いた経緯もあるんで、ギタリストとしての正念場は次作でしょう。

それはともかく、レッチリはジョンが再加入した作品からは殆ど聴かなくなってしまったので(その中でも好きな曲は数曲あるけど、アルバム単位ではもう聴かない)私にとってのレッチリはこの頃のイメージで止まってるし、この頃が一番しっくり来るのだ。

前作と比べると格段に楽曲も音質もキレが良くなって、良い意味でも悪い意味でも洗練された印象が強い。これはプロデューサーのマイケル・ベインホーンの功績だと思う(後にオジー・オズボーンの復帰作「OZZMOSIS」でその思いは確信した)。それが賛なのか否なのかはリスナーの判断だと思うけど、私的にはこの位の変化は聴きやすさも相成って良かったと思う。
あとは、現在まで続くドラマーのチャド・スミスもこのアルバムで初めてプレイしてるのだけど、既に実力は発揮されていて、前ドラマー(現パール・ジャムのジャック・アイアンズ)よりもパワフルでこのバンドに見事ハマっている。

またヒレルが亡くなってメンバーはかなり生活態度を改めたという話なので、PVでは相変わらずはちゃめちゃな印象だけど”作られた”暴れっぷりが微妙に感じられて、これも変化の一つなんだろうなと当時は思ったな。初期のPVなんかは明らかにドラッグでブッ飛んだ姿が映されてたし...

バンドにとっては明らかにメジャーを意識した作風となった訳だけど、前作までのラフでコアっぽい作風が好きなファンは正直微妙なノリだったんだろうなあ。
しかし、この作品がなければ次作の大ヒットは間違いなくなかったので、勢いに乗ったバンドの成長期の過程と捉えるのが正しい見方だと思う...でも出来ればもう1枚似た様なアルバム作って欲しかったな~。


「HIGHER GROUND」スタジオライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fw-XK_X8Rm0

「KNOCK ME DOWN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=hU9vToZ8ti4

「MAGIC JOHNSON DRUM SOLO PRETTY LITTLE DITTY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hA6KRNi7yEU

ブラッド・シュガー・セックス・マジックブラッド・シュガー・セックス・マジック
(1991/10/25)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

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今年3月にレッチリがドームでライブを演る...と聞いて、随分とメジャーなバンドになったモノだと、今更ながら思った。何でこんなに知名度が高くなっちゃったんだろうか?

私がレッチリをリアルタイムで意識したのは確か3rdアルバムの時で、このアルバムをエアロスミスのジョー・ペリーがフェイバリットとして挙げていて、それならどんなモノか...と色々情報収集していたトコ、確か「宝島」だったと思うけどそこには「LAの変態バンド」という触れ込みで、例の「蛍光塗料塗りたくりパフォーマンス」の様が載っていて、「こりゃ確かにイカレてるな」と感心した覚えがある。

そんな彼等が音楽的な変化を表わしたのが、91年発表の(上のタイトルには年代までは入りませんでした/笑)5th「BLOOD SUGER SEX MAGIK」だった。
もう誰が聴いても分かると思うけど、前作までの混純とした音作りは鳴りを潜め、このアルバムではもっとシンプルでずっしりとくる音像に、それまでのレッチリとは全然違うと肩透かしを食らったモノだ。
ギャンギャン鳴るギターに、破壊的なリズム隊、そこにブチ切れたVoが入るのがそれまでのセオリーだったのに、このアルバムではアンソニーの様々な歌い方だけでも変化の質が十分に分かる。それまでの彼等では「IF YOU HAVE TO ASK」や「I COULD HAVE LIED」の様な曲は作れなかったのでは?そして、何故前作からこの様なアルバムを作る事が出来たのだろうか??

「UNDER THE BRIDGE」の大ヒットのお陰でレッチリの名前は世間に十分に広まったけど、そこにはもう「LAの変態バンド」の面影などは微塵もなく、大物バンドの風格すら漂うスタイルになってしまったのは嬉しくもあり、また「LAの変態バンド」時代も好きだった私には悲しくもあったなあ...

私の甥にあたる子が、最近はレッチリに興味があるらしいので、先日レッチリの最新作をプレゼントしたのだけど、考えてみりゃ彼はこのアルバムが出た年に生まれたんだよなあ(笑)...そりゃ、私も歳も取る訳だ!(苦笑)