破滅へのカウントダウン破滅へのカウントダウン
(2010/12/08)
メガデス

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今月は結構購入してるので、次の給料日までは買わなくて良いかな?と思ってたけど、昨日何気に覗いたHMVのサイトで"6/9ロックの日限定セール”で、幾らか安くなってたんで、先日某音さんのサイトで紹介されてたANATHEMAのアルバム2枚、これまた先日中古で購入して感動したDAREのアルバム1枚、TOTOの未発表曲集のアルバム1枚(国内盤)でピッタリ¥5003に収め、¥5000以上はポイント10倍のルールも見事守った(?)と。
しかし、最近はホントに聴いてみたいのが増えてしまい、まだ聴いてないモノも多々あるのだけど今度は逆に聴く時間がないので、少しずつセーヴしなきゃマズいよなあ~。

そんな訳で先日買ったBIG4のDVDも全然観れてないのに、メガデスのPV集DVDなんかも買ってしまって(¥2000で半額だったので)PVならコマ切れでも観られるから、時間が足りなくてもちょこちょこ観てたら久々にメガデスにハマった。
そんな訳で、メガデス通産5枚目にあたる「COUNTDOWN TO EXTINCTION」(邦題:破滅へのカウントダウン)を今日はチョイス。

このアルバムが出た1992年、前年にメタリカのブラックアルバムが発売されて名実共に大物バンドにのし上がったメタリカを見て、さてメガデスはどう出る?と物凄く興味を持っていた。ましてやHR/HM好きには文句無しの傑作「RUST IN PEACE」の次作という事も十分に楽しみにしていた。

結果、私的には前作越えは果たせなかったと今でも思ってるけど、それでも期待には応えてくれたアルバムだったと。当時のMTVで「SYMPHONY OF DESTRUCTION」のPV観た時はマジで興奮したし。

このアルバムは、ドライでエッジの効いた音作りが過去最高に良かった!(メガデスの全アルバム中でも好きな音かも)。ただ、楽曲に関してはちょっとバラつきがある感じがして、過去のアルバムにはなかった”歌モノ”的な楽曲が多く、色々と新しい試みもトライしているので純粋なスラッシュメタルとは言い難いモノとなってるのが私的に前作越えにならなかった理由だと思う。

それでも「SKIN O' MY TEETH」「HIGH SPEED DIRT」「ASHES IN YOUR MOUTH」は相変わらずのカッコ良さだし、PVになった「FORECLOSURE OF A DREAM」や「GO TO HELL」は独特な雰囲気で結構好きだ。
逆に今でもプレイされる「SWEATING BULLETS」は今でも余り好きになれないなあ。何かメタルっぽいノリじゃないリズムが癪に障るというか...

スラッシュメタルからの脱却を徐々に推進していった分岐点的な作品だと思う。バンドのメンツもいよいよ固定されてきて、楽曲的にも共作が増えて練られたモノが多いのは、バンドとして非常に有機的で充実したモノだったに違いないけど、一方で初期にあった大胆な奔放さと、殺気だった雰囲気が幾分失われてしまったのはちょっと寂しい気分にもさせられたという、今聴いてもちょっと複雑な思いが募るアルバムだと。


「SYMPHONY OF DESTRUCTION」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=nvVZM-B-t6M

「ASHES IN YOUR MOUTH」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=evZ70nTfMsA

「GO TO HELL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=a7pqj8Be8kU
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エンドゲームエンドゲーム
(2009/09/09)
メガデス

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最近のMYブームだった80’Sも一段落し、怒涛の新譜ラッシュが続く中、まず最初に手に取ったのは久しぶりにCD買ったメガデス。約2年振りとなる新作「ENDGAME」。

最近のメガデスは...というよりは、デイヴ・ムステイン1人しか残らなくなってしまったバンドに対してメガデスとして見出す事が全く出来なかった。デイヴ・エレフソンと袂を割った時点で、バンド名は残っていても別バンドとして見ている感じだったので、前2作は正直微妙なノリだった。

しかし今回のアルバムの前評判の良さを耳にして、しかも全盛期を彷彿とさせる作風etc...と書かれているなら耳にしたくなるのも当然の事。YOU TUBEで検索かけて新曲の「HEAD CRUSHER」と「1,320」を聴いてみたトコ、あの激しく荒々しいメガデスが戻ってきた!と嬉しくなってしまった。ホントはゴットハードの新作を買うつもりだったのだけど、急遽こっちに鞍替えしてCD買ってしまった...と。

で、全曲通して聴いてみたのだけど、最近のアルバムしてはボーナストラックを含めて約50分と随分短いのだけど、この勢いで聴かせてしまうノリは変に長いアルバムよりは全然良いと思う。インストから間髪入れずに始まる「THIS DAY WE FIGHT!」の怒涛の攻めで今回は勝負あった。ミドルテンポの曲もフックはあるし、全12曲飽きさせない作りはバンドの完全復活といっても良いと思う。

某巨大掲示板では賛否両論が出ている感じだけど、私的は最高に素晴らしい作品だと思う。元々、発表当時から問題作扱いされていた「SO FAR, SO GOOD, SO WHAT?」が大好きな私は、従来のメガデスファンとは観点が若干ズレていると思うので、今回の否の意見は余り参考にはならなかったし。
贅沢を言えばもっと変拍子を多用してもらいたかったけど、それは次回作に期待したい。

でも、正直ココまでやってくれとは思ってなかったので嬉しい誤算だったな。最近はポップスばかり聴いてたので、それを打ち消す衝撃がかなり強かった。正に「HEAD CRUSHER」というトコだろうか。

「HEAD CRUSHER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=BohJHfPlHnY

「1,320」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=D_oKsj0OBys&feature=related

ラスト・イン・ピースラスト・イン・ピース
(2007/10/03)
メガデス

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3連休も最終日、特に用事もなかったので隣町のブックオフ荒らし(注:暴れていた訳ではありません)を敢行。2枚ほど戦利品はあったものの、もうちょっと品揃えが豊富だったらなあ...と思う事しばしば。まあ、最近ディスクユニオンで漁ったばかりなので物足りなくなるのは致し方ないけど。

で、戦利品CDは後にレビューするとして、久々に激しいのが聴きたいなと思い、メガデスの一般的な最高傑作と称される「REST IN PEACE」を引っ張り出してきた。
ホントにアルバム全体で聴くのは久しぶりで、普段メガデスが聴きたくなると自分で作ったオリジナルベストを聴いてしまうので、普段は代表曲くらいしか耳にしないのだ。
ところがどーだろう、言わずと知れた「HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE」や「HANGER 18」以外の楽曲が異様にカッコ良く思えてくるのだから面白い。さすが最高傑作と称されるだけの事はある。
「SO FAR, SO GOOD...SO WHAT!」のレビューにも書いたけど、私は「SO FAR~」が最高傑作だと思ってる人なので、このアルバムは勿論好きだけど3rdほど聴き込んでいなかったんだろうなあ...
いかにもスラッシュな「TAKE NO PRISONERS」や、ほぼインストに近い「LUCRETIA」、ギターソロが素晴らしい「TORNADO OF SOULS」なんかは久々に聴いてもかなり熱く感じさせるし、「FIVE MAGIC」なんかは後のバンドの方向性を示すスタイルだと思わせるし。

しかし、このアルバムから参加したマーティー・フリードマンとニック・メンザの2人はホントに最高のプレイを残したと思う。デイヴ・ムステインの鋭いリフとマーティーの良い意味で聴きやすいソロが見事に融合しているし、ニック・メンザの激しいドラミングもそれまでのドラマー達との格の違いを感じさせる。やっぱ一番このラインナップがしっくり来る気がする。

でもこの時点で、マーティーが後にバンドを脱退して日本に来てタレントやるとは誰が思っていただろうか?バンド脱退はともかく、日本に来てTVの料理番組まで進出するとは全く思わなかったけど、マーティーはいつかHMを辞める時が来るのでは?と最近は微妙に思い始めてもいたりする...

「FIVE MAGIC」サウンドチェック時(ニック・メンザのドラミング!)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KVV-HU0BM-Y

「TORNADO OF SOULS」ライブ1992↓
http://jp.youtube.com/watch?v=6ExMh2NMr3Y&feature=related

So Far, So Good...So What!So Far, So Good...So What!
(2004/07/27)
Megadeth

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先日のワイハのライブで東京へ行った際、ずっと探してたCDがHMVで売ってたので即買い。
しかし、何故今更...???と思いでしょうが、実はリマスター盤の輸入盤で、しかもCCCDではないモノをずっと探してたのだ。
CCCDに関しては、もう冗談としか思えないフザけた代物だと思ってるので、どんなに素晴らしい名盤であってもCCCDであるなら絶対に買わない、というポリシーすら持っているので(笑)こうした輸入盤のみで通常盤があるのなら絶対にそっちを探すのである。

「MEGADETHのリマスター盤が出る」と聞いた時から、このアルバムだけは絶対に聴きたい!と思っていた。とにかくオリジナル盤に関しては、音が荒いというか篭った感じがするので、リマスターでどれだけクリアな効果が出ているのか楽しみだった。しかも、デイヴ・ムステイン監修の編集まで行なわれている...と聞いては気になるのも仕方ないトコ。

で、聴いた感想は、音のクリアさに関しては問題ないのだけど、再編集に関しては正直必要ないかな?と。特に「IN MY DARKEST HOUR」のオープニングでのスローな感じで始まるのは、とって付けた様な感じでオリジナルの方が良いと思う。
あと全体的にリヴァーブが掛かってたのに、それが今回のリマスター盤では消えているので、それだけでも印象が変わるモノかと驚かされた。オリジナル盤を散々聴いた者には、コレに慣れるのは結構時間がかかりそう。

今も昔もそうだけど、MEGADETHの全アルバムの中で私はコレが一番好きなんで、楽曲に関しては文句なし。オープニングがインストってトコも良い構成だし、SEX PISTOLSの「ANARCHY IN THE U.K.」もカッコ良く、「LIAR」や「SET THE WORLD AFIRE」などのリフが強烈なモノや名曲「IN MY DARKEST HOUR」や「HOOK IN MOUTH」なども最高。
トータルタイムも8曲40分弱と短めだけど、一気に駆け抜けるスラッシュメタルとしてはこのくらいの方が疾走感があって良い。

知っての通り、この頃のMEGADETHはかなり不安定な状態で、両デイヴはヤク中真っ只中の時期で「クスリを買う金欲しさの為にコマーシャルにした」なんて発言してたけど、そんな状態でよくこんなアルバムを作れたモノだとホントに感心。当時の映画「メタル・イヤーズ」での、明らかに言動がおかしい両デイヴの姿を見て、「こりゃ、ホントにヤバイな」とビビったくらいだし。
またこの時のギタリスト、ジェフ・ヤングもGIT出身者だけあって、かなりテクニカルなギターを披露していてカッコ良かったな。しかし、加入の噂のあったANNIHILATORのジェフ・ウォーターズが加入してたら一体どんな感じになってたのだろうか?物凄く興味あるんだけど...

MEGADETHが最も過激で、最も尖がっていて、最も凶暴な音を出していた時期のアルバム。今の時代においても、全く色褪せるどころか現代のイカれた世の中にも融合しそうなアルバムであると思う。