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久しぶりにデヴィッド・ボウイを聴いてる。
4年前の唐突な逝去後、もう2度と新作が作られないという喪失感は感じられるものの、過去作をたまに聴くと新たな発見というか凄く新鮮な気分で聴く事が出来るのは、ボウイが自身の音楽性を時代と共に変化させていった経緯があったからだと思う。音楽性の振り幅が大きいミュージシャンは少なくとも存在するけど、ここまで色んなスタイルに挑戦したのはボウイくらいだと思うし、それだけの偉業を成し遂げていながら遺作となった「★」でさえも貪欲に新たなスタイルを取り入れて最後の最後まで探求心を無くさなかったのはミュージシャン冥利に尽きるのではないだろうか。

そんな事を思いながら、久しぶりにベルリン3部作が聴きたくなったので今回は「LOW」をチョイスした。発表は1977年。
カセットテープでしか持っていなかったのでCDで欲しいなと常々思ってたけど、追悼盤辺りで紙ジャケ再発来るかな?と思いつつも、一向に出る様子がないので仕方なく輸入盤でベルリン3部作+「STAGE」のセットである「ZEIT! 77-79」を¥2400くらいで購入した。廉価盤の影響なのか、ジャケの解像度がかなり粗い。でも、このジャケはホントにカッコイイ。ボウイのアルバムの中で一番好きなジャケかも。

1977年はパンクの嵐が吹き荒れてた時代だったけど、そんな中ボウイは荒々しいスタイルとは無縁の電子音楽にインスピレーションを得て独自の路線を変えていった。前作「STATION TO STATION」や前々作「YOUNG AMERICANS」で見せたブラックミュージックの傾倒からの路線変更、しかもインストルメンタルを半分アルバムに収録するというもはや何でもアリのスタイルで、これをリアルタイムで聴いた人は相当驚いたんじゃないだろうか?後追いで時系列順にアルバムを聴いても、どう考えてもこの路線に行くとは思えないし...そういうトコがボウイの怖れを知らない探求心の表れなんでしょう。

このアルバムでの功績は、ボウイ自身が長年薬物中毒に悩み苦しまされてきた事に対してようやく向き合った事と、ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノとのコラボが全てではないかと。その影響でコマーシャル的な雰囲気は余り感じられず、アヴァンギャルドというよりは先鋭的なイメージが強いスタイルは後のミュージシャン達にインパクトを与えたと思う。ザ・キュアーのロバート・スミスなんか「LOWをリリースした後にボウイは死ねばよかった」的な発言があったくらいだし(そんな事言う前にお前はもっと痩せろよ、このデブ!って思ったけど)。

全体的に軽やかで華やかなイメージを覆っているけど、ボウイ特有の何処か不穏な雰囲気も所々で感じられるのが良いバランスとなっていてさすが名盤と謳われるのも納得の出来栄え。インストルメンタルもイーノの持ってるアンビエントな雰囲気と微かに感じられるポップ感が融合しており、聴いていて飽きさせないのも素晴らしい。これは次作でも継続されている事からこの構成にはボウイ自身も満足していたのだと思う。

久しぶりに聴いて、いつの間にか忘れていたモノを思い出させてくれた感じがした。具体的に何が...って訳じゃないけど、今の閉塞感のある世の中でも音楽の中に楽しみを見出す喜びを改めて感じさせてくれる。いつも時代の先を見つめていたボウイならではの屈指の名作、40年以上も前に作られたにも関わらずいつまでも色褪せないよなあ...


アルバム全曲
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やはり今回もいきなりのリリースでしたねえ~。
2013年に約10年の沈黙を破って音楽シーンに戻ってきたデヴィッド・ボウイが、新作をリリースするという情報を聞いたのが11月。前回の復活で次もまた絶対にあると思っていたから前回ほどの衝撃はなかったけど、普通にボウイが新作をリリースと話を聞いて心が踊るというのは、前作「THE NEXT DAY」が私にとって今でもずっと聴いてるヘビロの常連アルバムだからだろう。

しかし今回驚いたのは、いつもだったら店に予約注文しておけば発売日前日にはフラゲで届く新作CDだけど、今回はしっかりと販売期日が守られており、きっちりボウイ自身の誕生日である1月8日に届く様になっていた。しかもCDパッケージに付いてるシールにも「金曜販売開始商品」と書かれている徹底ぶり。こうした管理は近年のボウイの極秘行動にも表れているので、単に「ボウイの誕生日にこのアルバムで楽しんでくれ」という意思表示なのだろうか?

まず先行でタイトル曲「★」のPVが公開されたのだけど、これにはかなり悩まされた(苦笑)。観るべきか、いや発売日まで待とう...と自問を繰り返し(笑)結局1回だけ観てみる事にしたのだけど、前作とは明らかに雰囲気が違う。不穏な雰囲気は前作にもあった感覚なんで特にどうと思わなかったけど、後半にやたらポジティヴで明るい雰囲気に展開されるのは、ちょっとプログレ掛かってる取っ付き辛い変な曲?とすら感じた。ただ、曲全体としては長い割りには一気に聴かせてしまうので、前作同様アルバムもあっと言う間に聴き終わるんじゃないか?と思った。

それから情報が色々と入って来たのだけど、イギリスでボウイ自身が演劇製作した「ラザルス」の公開で自身の楽曲をふんだんに盛り込んだ内容だという事や、今回の新作ではジャズアルバムに挑戦だの、今の彼のお気に入りはケンドリック・ラマーやデス・グリップスを聴いてるとか...彼に関する情報がいちいち多くなってきたので逆に興味を削がれると思い、新作発売されるまではボウイ関連の記事には一切目を通さなかった。

そして、新作を聴いた一番最初の印象は「挑戦してきたなあ」という事。ジャズアルバムというよりも、ジャズバンドのメンバーを使ってエレクトロニックな雰囲気を散りばめた感覚と言えば良いのだろうか、上手く表現出来ないけどそんな感じ。先行の「★」もアルバム全体で聴くと違和感がなく、取っ付き辛い印象があったのがそれほど感じない。
全体的には不穏な雰囲気で淡々と進んでいく感じだけど、最後の「DALLAR DAYS」「I CAN'T GIVE EVERYTHING AWAY」がポジティヴな雰囲気で終わるので悲壮感は余り感じられない。

ボウイのこれまでの作品の中でも、好き嫌いが明確に分かれる作品だと思う。私は今回のアルバムを前作と雰囲気が違うから...といって拒否しないし、まして作品毎に変化を起こしてきたボウイだからこそ成せる作品だと思ってる。まあ、不穏な雰囲気のアルバムが好きだから...という理由でもあるけど(笑)。届いてから毎日必ず1回は聴いてるヘビロ作品ですな。

来年春には、ボウイの回願録である「DAVID BOWIE IS」が日本でも開催されるという話なので、これは非常に楽しみ。御歳69歳、まだまだ挑戦する意志は十分に持ってる彼には、これからも私達を楽しませてもらいたいモノだ。

追記:これを書いたのが今日の午前中だったのですが、午後になってデヴィッド・ボウイ死去のニュースが飛び込んで来ました。
余りに突然の出来事なので未だに信じられない気持ちですが、世界中のニュースやSNSなどで情報を見ると徐々に実感が湧いてきて、物凄い喪失感を感じます。
新作が届いたばかりで、こういう悲しいニュースを知るのは余りにも酷な話ですが、今はただ故人のご冥福を祈るばかりです。


「★」


「DOLLAR DAYS」

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いやあ、参りました。
何が?って、仕事の激務のお陰で腰が痛くて×2。おまけに右肩まで痛めてしまい、先週火曜日あたりに痛み止め飲んでも余り効かないし、ホント週末まで持つのか不安だった。そういう時に限って土曜日出勤だったりするのは
明らかに身体を酷使し過ぎなのは十分承知してるので今日は静養に当ててるけど、1日だけの休日で回復するとは思わないので、明日は午後から半日出勤にしてもらった。ただ、今日はホントに何もしていないので、かなり身体がラクで助かる。
でも年齢と共に身体もこれから衰えていく訳だし、上手く身体と付き合っていかないとマジで壊れてしまうだろうから、注意しなければ!

そんな体調悪化とは逆に、先週は新作3枚とBOXセットが届いているので楽しみに聴いているのだけど、まずは給料貰ったら即CD屋に直行すると公言していた、実に10年ぶりの新作となったデヴィッド・ボウイの新作「THE NEXT DAY」をチョイス。

それはホントに突然の事だった。いつもの如く某巨大掲示板のスレを覗いていたら、そこにいきなり新作発表の報が載っていて、マジで驚きだった。
ボウイに近い人物から「彼は音楽に興味を失ってしまったので、復帰はまずないだろう」というコメントが報じられたり、奥さんのイマンからも「彼は家で(陶芸だか工芸)の作品作りに没頭しているわ」なんてコメントが発せられたりしてたので、幾らファンが復帰を待ち望んでも彼が音楽自体に興味を失ってしまったのでは、もう引退は避けられないんだろうなあ...と半ば諦めモードだったので、このいきなりの報道には「してやられた」の気持ちが強かった。

また、彼ほどの大物ミュージシャンが極秘に製作して発表するまで全くリークされなかったのも非常に驚いた。大体、何処かしか情報が漏れてスクープされるハズなのに、今回は全くそれがなかったので如何に周りのスタッフが彼に敬意を払ってるのかがよく分かる。

まず最初に先行配信された「WHERE ARE WE NOW?」のPVを観たのだけど、これが非常に微妙だったお陰でCDはちょっと様子見にした。何故ならPVの出来が、単にボウイと知らないおばさん(後にこのPVの監督の奥さんと判明)の顔がぬいぐるみの顔の真ん中に映し出され、後はベルリンの風景が映し出されてるモノだったので、曲調と併せても久々の復活を盛大に祝う様な雰囲気からはかけ離れていたからだ。

その曲調も、何処かしか彼自身の老いを感じさせる「...HOURS」の雰囲気に近いモノもあって、ボウイも年齢を感じさせる作風にシフトしてきたのか?と、ちょっと残念な印象を受けた。

しかし、CDが発売されて色んなレビューを読んだり試聴したりしていくウチに「やはりコレは聴かねば」という事で購入に踏み切ったのだけど、この1週間の間に何度もリピートして聴いた感想は「やはりボウイは只者ではない」と。
それは歳相当の音楽にシフトする訳でなく、これまで通り彼が毎回貫いている色んなスタイルの音楽を踏襲して彼自身の音楽として昇華しているからだ。確かに、以前と比べて声に張りがないし時代を見越す鋭さも幾分後退してるけど、66歳(!)という年齢を考えても普通にロックしていて、こういう作品を作り上げた事自体が今回の成功に繋がったんだなと思った。ブライアン・イーノやロバート・フリップ抜きでもこれだけのモノを作り上げる才能は、やはり非凡なんだなあ。

2ndシングル「THE STARS(ARE OUT TONIGHT)」や「LOVE IS LOST」、「IF YOU CAN SEE ME」「HEAT」で聴ける、何処か不穏な雰囲気を感じさせる曲調が好きだ。PVで観た時に微妙だった「WHERE ARE WE NOW?」も曲だけで聴くとなかなか良い。
日本限定盤ではボートラ4曲追加で全18曲の作品だけど、曲自体の長さがないので不思議と長丁場を感じさせないのも魅力だと思う。
また話題になったこのジャケも意外と面白い。こういう発想でさらりとやってのけるのも彼くらいなモノかと。

彼の影響化にあるミュージシャンは数あるけど、やはり孤高の存在であって、ナンバーワンではなくオンリーワンの存在。彼がこの復帰を一時的なモノとして捉えてるのか、その先を見越しての事なのかまだ全く分からないけど、彼の創作意欲がまだ枯れてないのであればこの先も楽しませてくれるのは間違いないと思う。


「WHERE ARE WE NOW?」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=QWtsV50_-p4

「THE STARS(ARE OUT TONIGHT)」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=gH7dMBcg-gE

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数年前にツアー途中で心臓の手術をしてそのまま表舞台からひっそり消えてしまったデヴィッド・ボウイ。先日、ボウイの伝記を書いている作家が「もう彼は引退同然」と語った事でちょっと残念な気分になった。
ただ、まだ救いはあるみたいで「表舞台に舞い戻ったらそれこそ奇跡だ」とも語ってるんで、少しの期待は持っていたいけど、ボウイももう既に高齢だし、もう無理に活動して欲しくないというのも彼のファンなら理解出来ると思う。同世代のミック・ジャガーが今更ながら(笑)新バンド結成したりしてまだまだ精力的に動いてるのを見ると、ちょっと悔しい気分にもなるけど。

そんなボウイの作品の中でも、近年の異色作と言えるのが1997年に発表された「EART HL I NG」。文字の表記が所々にスペースが空いてるけど、ジャケにそう表記されているのでそのままの表記で。

世紀末を目前に、ボウイが時代の先を見つめたのはドラムン・ベースを基調としたテクノロックだったのは、当時結構驚かされた。同時期にU2も「POP」で同じくテクノ路線に傾倒したけど、まさかボウイもそれに追従するとは思わなかったし、何より楽曲を聴いてボウイの個性が薄れるかと思いきや、かなり自己主張が強かったのも驚きの一つだった。
U2の場合は、何の前触れもなく突然変異みたい感じで「POP」をリリースして「はい、これが今の僕達です」と言ってもただ困惑するだけだったのに対して、ボウイの場合は前作「OUTSIDE」でそれなりの予兆はあった。退廃的なインダストリアルっぽい雰囲気で時代に融合していた前作に比べると、今作は明るく思いっ切り弾けた印象すら受けた。

またPVも印象的で「LITTLE WONDER」にはボウイがかつて過去に演じたキャラクター、ジギーやシン・ホワイト・デュークなどが登場して過去と現在を見事に共存させているし、「DEADMAN WALKING」ではごちゃごちゃした音像の中でのびのび歌うボウイが、混迷した現代とリンクさせた雰囲気を醸し出している。
「I'M AFRAID OF AMERICANS」では、リミックスを担当したナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーもPVに登場して、ボウイを付き纏う変質者を見事(?)演じてる。

もう既に過去に自分のスタイルを確立して成功させたミュージシャンが、それまでのスタイルをあっさり捨て去り、より新しい音楽性にチャレンジしていくという事は並大抵の事じゃないと思うのだけど(それをやった事によって自身のキャリアが終わるリスクが高い訳だし)ボウイはそれを簡単にやってのける。ホントに凄い...と、久しぶりに聴きながら改めて思った次第だ。


「LITTLE WONDER」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=UnTrbvg4wNg

「DEAD MAN WALKING」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=wOZrGHmMl4o&feature=related

「I'M AFRAID OF AMERICANS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=slKNd22GGaQ

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デヴィッド・ボウイ

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ちょっと間が空いてしまいましたが、久々の更新です。
まず先週末に行われたイット・バイツのライブについてちょいと話なんぞ。
「ONCE AROUND THE WORLD」を初めて聴いてからもう20年近くの月日が経って、未だに私の中ではこのアルバムを超えるモノに出会っていないけど、そのバンド(とはいえ、オリジナルメンバーは2人だけど)のライブを初めて観られる...と心待ちにしていた割りに、観た後の感想と言えば残念ながらがっかりだったとしか言えなかった。

そりゃ一度は解散したバンドだし、もう20年前とは違うのも当たり前だけど、思い入れが強い分ハードルが高くなるのも仕方ない。ジョン・ミッチェルのプレイも違和感なく聴けたし、サポートのベーシストも上手かったし、オリジナルメンバーの2人のプレイもさすがの一言...なのに感動が全く無く、醒めた見方しか出来ない自分がおかしいのだろうか?とも思ったけど、やはりどー考えても疑問符が付き纏うライブだった。ライブ後umeさんにも語ったけど「感心はしたけど感動が無い」という言葉が一番しっくりくる。
某巨大掲示板では賞賛ばかりだったけど、私はもう彼等のライブを観る事は多分もう無いと思う。新譜は買い続けてもライブはもう良いや。

ってな感じで、ちょっとショックを受けたので、全く違う音楽を聴いて忘れてしまえ...と思い、久々にこのアルバムをチョイス。最近は表舞台からちょっと身を引いてる(心臓の手術をしたらしい)デヴィッド・ボウイの1984年発表の作品「TONIGHT」。

この作品も初めて聴いた時はがっかり度が高かった。前作「LET'S DANCE」の世界的大ヒットのお陰で、それまでのカルト的な人気からメジャーなスターに転身した彼がどんな作品を提示するのか楽しみにしていたら、何とも甘ったるいティナ・ターナーとのデュエット曲「TONIGHT」やスタンダードなノリの「GOD ONLY KNOWS」が全てを台無しにしてくれた。
当時はノエビア化粧品のCMソングにも使われた「BLUE JEAN」がヒットしてたけど、前作みたいにシングルカットした楽曲が軒並みチャートの上位に入る現象は全く起きなかった。それは彼のファンも皆、同様の気持ちだったんだろうな...と。つまり、ボウイにしては余りにも淡白で真意が全く見えず、魅力的ではないのだ。

とはいえ、私自身は「LOVING THE AILEN」や「DON'T LOOK DOWN」、イギー・ポップとの共作「DANCING WITH THE BIG BOYS」あたりは結構好きだったりする。ただ、残念ながらそれだけしか語れないかな?

後にボウイ自身も認めてるけど、この時期は創造性の欠片も無く、服装やコンセプト、髪型に至るまでスタイリストが用意したモノを全て取り入れていたというのだから、当然作品のクオリティも低いモノになる訳で、それは次作「NEVER LET ME DOWN」で極めてしまうのだけど...
そんな当時の彼自身の境遇を、見事にジャケに具現化したのは余りにも皮肉だったと思う。華やかに彩られたスタンドグラスの中でブルーに染まるボウイ...余りにも出来過ぎの様な気が。

「BLUE JEAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=LTYvjrM6djo

「LOVING THE AILEN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=1nN8nKdhe0I