The 12The 12
(2011/01/10)
Howard Jones

商品詳細を見る


先日のフーターズのシングルと一緒に注文したハワード・ジョーンズのミニアルバムが後から届いた。
ふとした事で、このミニアルバムが輸入盤で再発された事を知った時は、ホントに狂喜した。何故ならホントに欲しかったCDだったから(「HUMAN'S LIB」のレビューにも書いたし)。
密林サイトにて中古盤が異様に高騰してたので(確か¥6000前後だった気が)絶対に手が出ないモノだったのに、こうして今年に入っていきなりCD化されて、しかも¥1000くらいで買えるとは夢にも思わなかったな。

私が洋楽を本気で聴き始めた頃、少ない小遣いを貯めて初めて買ったLPレコード(って随分懐かしい響きだ/笑)は、このハワード・ジョーンズのデビューアルバム「HUMAN'S LIB」(邦題:かくれんぼ)だったのだけど、もうホントに毎日聴き倒したくらい大好きで、そのアルバムに収録された楽曲の12インチバージョン(これまた懐かしい響きだ/笑)を集めて、プラス新曲2曲を足したのがこのミニアルバムの概要。

当時、勿論アナログ盤を買ってこれまた盤が擦り切れるくらい聴きまくったけど(未だにアナログ盤持ってる。ジャケがハワード本人が正面向いてるやつ)レコードからCDに移行する際にこのミニアルバムが国内盤でCD化されていたのかどーかは、正直よく覚えてない(輸入盤ではあったみたいだけど...で、その高値が付いていた、と)。某巨大掲示板ではWEA盤持ってる人がいるみたいだから、一応CD化されたのかな?
それはともかく、こうして手に入れる事が出来て満足だ!

内容は6曲入りと少ないけど、当時の流行りだった12インチバージョンなんで5分~7分くらいに伸ばしてあるから、アルバムに入っていた楽曲よりもかなり遊びが見えて、しかも曲間が繋がってるので飽きずに聴ける。
当時の新曲だった「LIKE TO GET TO KNOW YOU WELL」(邦題:君を知りたくて)も、ちょっと寂しげなメロディが印象的でデビューアルバムに入っててもおかしくない出来。もう1曲「ALWAYS ASKING QUESTIONS」はも良い曲だけど、今聴くとやっぱ80年代の音って感じ。
近年CMでも使われた「NEW SONG」なんかも、オリジナルよりもこっちの方が良い感じ...というか、他の楽曲にかんしてもそーだけど、12インチバージョンにするとただ間延びした感じになるモノが多いのに、逆に魅力的になったのはホントに稀なタイプだったと思う。後にラッシュも手掛けたルパート・ハインの手腕が発揮された格好となったか?

ただ、今思うとハワードの創作面でのキャリアはここまでだった気が...当時は盲目だったから3rdまではまともに聴いていたけど、2ndアルバムからは明らかに質感が違う感じになってしまったのは残念だった。
デビューアルバムは殆ど一人でこなしていて、ライブもパントマイムのジェドと2人きりだったのに、売れてしまったお陰でジェドと袂を割ってしまい、身内で固めたラインナップ(確かハワードの実弟もいた様な)になった事で音の雰囲気も変わってしまった、と。

今も細々と活動してるみたいだけど、見た目もジャケで見られる様なオシャレな感じではなくただのおっさんになってしまったみたいだし、音の方もキーボードやシーケンサーをバリバリ使うスタイルではなく、もっとオーガニックになってしまった様だ。

「LIKE TO GET TO KNOW YOU WELL」(PVなのでシングルver)↓
http://www.youtube.com/watch?v=XD3qA54Fn_Q

「TOTAL CONDITIONING」↓
http://www.youtube.com/watch?v=zhuZjhoCbiQ
スポンサーサイト

かくれんぼかくれんぼ
(2006/11/22)
ハワード・ジョーンズ

商品詳細を見る


まだまだ続く、K.A.E.の80’S再評価作業。
このアルバム、実は私が初めて買った洋楽アルバムでした。それまで音楽はラジオで聴いてただけで、まだ「ベストヒットUSA」も観てなかった頃でもあった。
確か「NEW SONG」をラジオで掛かってたのを聴いて「何て綺麗でポップな曲なんだ!」と驚いて、初めて聞く名前だったのでメモに書いて(笑)そのメモを頼りにレコード屋まで走った記憶がある。
そして、シングルにするかアルバムにするか散々迷った挙句、ジャケットのダリみたいな絵が奇妙な雰囲気を醸し出していたのが気になり、結果アルバムを買ったのだった。

で、アルバムを聴き始めると、ジャケットの妙な感覚は微塵もなく、キーボードを多用したエレクトロポップが全編に渡って展開されていた。「NEW SONG」で雰囲気は掴んでいたものの、その「NEW SONG」が霞んでしまう程、他の曲の充実度が凄かった!中でも「CONDITIONING」「WHAT IS LOVE?」「HIDE AND SEEK」「DON'T ALWAYS LOOK AT THE RAIN」「EQUALITY」「HUMAN'S LIB」がお気に入り...ってアルバム半分以上だし(爆)。
本人も後に語っていたけど「もう、この作品以上のアルバムは作れないかも知れない」...って、デビューアルバムで既に終わってしまったって事かい!?(苦笑)

しかし、この人には色んな話があって、あるキーボードが欲しいが為に自宅を売ってその金でキーボードを手に入れたとか、日本に初めて来た時にあの11PMに出演して、AV女優がハワードを挑発したら「こんな番組だとは聞いてもないし知らなかった。実に不愉快だ。帰る!」と言って怒って帰ってしまったりと、真面目なんだか破天荒なんだか...(笑)

ハワードは後にヒット曲を飛ばすけど、段々とスケールダウンしてしまったのは残念。しかし、ミュージシャン受けは良かったらしく、フィル・コリンズとコラボしたり、リンゴ・スターのバンドに参加したりと自分の作品以外のトコで目にする様になった。
それにしても、このデビュー時の頃のライブも一度観てみたかった。ジェドというパントマイムと2人だけのステージングだったらしく、ちょっと想像付かないライブだったんだろうなあ。

PS:このアルバムの翌年だったと思うけど、シングル曲のリミックスを集めた「THE 12ERS ALBUM」なるレコードが存在していたのだけど、このリミックスが最高で、一時CD化もされたらしいのだけどプレスが少なかったのか、未だにお目に掛かった事がない。アマゾンUKでも探したのだけど、いつの間にか消えてるし...是非、再プレス化希望の1枚!