Cowboys From HellCowboys From Hell
(2010/09/14)
Pantera

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やっと届いた、パンテラの「COWBOYS FROM HELL」20周年記念リマスター3枚組。
コアな方向に向かう前のメジャーデビュー作で、それ以前からもインディーズから数枚アルバム発表しているけど、バンドの知名度を考えるとこの作品こそがデビューアルバムと捉えて良いと思う(まあ、インディーズ時代の彼等の音が好きな人達もいる事は知っているけど、音楽性がデフ・レパードみたいな雰囲気だったから違うバンドと見て良いかな?)。

ここ数年CDが売れなくなってきて、こうした旧作の記念盤やデラックス盤などが軒並み発売されているけど、余程大好きな作品かリマスター効果が表れてるモノ、または興味のある音源が収録されていない限りはなかなか手を出し難いモノだと思う。
で、このアルバムも最初はどんなモノかと思っていたのだけど、1枚目はアルバムのリマスター盤。2枚目は当時のライブ音源を収録。3枚目はデモ音源集...と、このボリュームで約¥2000はホントにお買い得だ!と思い、即予約入れたと。

で、早速聴いてみた。リマスター効果の方は、当時のアルバムでもこのテの音にしては良い方だったので、これ以上改善されるのか?と思ったけど、そこはやはり20年経ってるので効果抜群。音圧が上がって、音の分離がはっきりしていて細かく聴こえる感じ。

ライブ盤は、当時のシングルのオマケに付いていた「HERESY」のライブ音源を当時聴いていてカッコイイと思ってたので、その当時のライブが数曲聴けるのが非常に楽しみだった。当時発売されたビデオにも収録されたファウンデション・ファーラムから7曲、+シングルに収録された5曲。同じ音源の「HERESY」が2回ダブって入ってるのはご愛嬌として、やはり売れる直前のライブだけあって勢いが違う。「DOMINATION」や「PRIMAL CONCRETE SLEDGE」のカッコ良さは異常。

デモ集は、所詮デモ...とタカ括るなかれ、アルバムVerには無い荒さが感じられて、またフィル・アンセルモの声も若干高めで歌ってるので、印象が違う。「CEMETERY GATE」なんかデモにしちゃ意外と音が良いのは聴き易くて、こっちの方が良かったりして。
また未発表曲の「THE WILL TO SURVIVE」が収録されているけど、この曲はアルバムに収めるにはタイプが違い過ぎてオミットされたんだろうなあ。インディーズ時代の名残りを感じさせるパワーメタルタイプと言えばお分かりでしょうか?

と、パンテラのファンなら大満足の1枚。次作も出そうな雰囲気だけど、是非出して欲しいなあ。それ以降は徐々にマンネリを感じさせてきたので余り興味は無いけど(苦笑)。

しかし、このバンドの終結とその事情はファンとしてはかなり複雑だよなあ...。未だにヴィニーはフィルとレックスを許していないみたいだし...まあ、もし現在もダレルがまだ生きていたにしても、修復にはかなりの年月が掛かりそうな気はするけど。


「COWBOYS FROM HELL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=i97OkCXwotE&ob=av2n

「HERESY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-uRb_yMFxzs

「DOMINATION」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=p5vNZ1YYBWU&feature=related
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俗悪俗悪
(1997/12/15)
パンテラ

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何故か急にふと聴きたくなったんで、物凄く久しぶりに聴いたけど、やはり強烈だった。
PANTERAは、今の年齢になってしまったらアルバム全曲聴くと疲れてしまうのだけど(爆)「聴きたい」と思って聴くとそんなに疲れないから不思議だ(←どっちなんだ?)

最初、BURRN!でこのアルバムのインタビューを読んで興味を持って、アルバム買ったら正に「ぶっ飛ばされた」という表現がピッタリのアルバムだった。
当時はこのテのVoが苦手で(今でもデス系のVoが苦手だけど)半ば「挑戦」の心構えだったけど、何度も聴いてるウチにそれは克服出来て(笑)しまいには「カッコイイ」に変わるのだからおかしなモノで...
その「カッコイイ」原因の一つに、ダイムバッグ・ダレルのギターワークがある。アメリカ国内では以前から定評があったギタリストらしいけど、HM系のギタリストでココまで緩急をコントロールするギタリストはそうはいないし、テクニックについても申し分なしで、バンドを組んでる知り合いの人から「このギターの音はどーしても出せない」と聞いた事があったっけ。正に、独特の個性を持ったギタリストだと思う。

楽曲については、前作ではツメの甘かった部分もあったけど、このアルバムに関してはその甘い部分は一切排除し、さらに凶悪で怒涛の攻めを持つサウンドとなった。「THIS LOVE」なんてタイトルでも「何処が”LOVE”だよ?」と思わせる音の塊がすっ飛んでくるし(笑)。「MOUTH FOR WAR」のビデオクリップはめちゃくちゃカッコ良かったな。

間違いなく、90年代を代表するHMアルバムの1枚であり、その後のHM/HRシーンを変えたアルバムでもある。私にとっては、ストレスを発散する為の常套手段として使ってたりする(爆)。